『悪の花』韓国ドラマ5話あらすじネタバレと感想!

パク・ギョンチュンに捕まったヒソンはどうなってしまうのでしょうか。また、ジウォンはヒソンの腕時計が事件現場から見つかったことに動揺しています。どうなっていくのでしょうか。

では、続きが気になる『悪の花』5話のネタバレ書いていきます。

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『悪の花』韓国ドラマ5話ネタバレ

ジウォンは実家のスーパーの店番をしながら、警察官試験の勉強をしていた。

金髪ヒソンがビールを買い物にきた。レジでお会計をする時に、停電に…。また停電、と言いながらロウソクを出すがライターが見当たらない。

その時、無言でヒソンが持っていたライターで火を灯した。そのまま去ろうとするヒソンに、ジウォンは「この前の停電の時に強盗が入ったけどまだ捕まっていないそうです」と言う。

え?、という顔でジウォンを見るヒソンに、「なんでもないです」と慌てて言うジウォン。

ヒソンが店を出ると、急いで扉に鍵をかけた。ふとジウォンが窓から外を見ると、そこにはヒソンが立っていた。雪が降り始める。そっと雪を手に当て握る。その横顔がとても幻想的だった。

しばらくして電気がついた。それを確認したヒソンは、そっと帰って行った。密かにジウォンを見守っていたのだ。

それから2年。

ジウォンが公園のベンチで怒ってスネている。いまだにハッキリしないヒソンにクダを巻いている。

「私のことが好きなんでしょ。全部見える。顔に書いてある」とジウォンが言った。その言葉にヒソンは反応する。

「僕の何を知っている?教えてやろうか、僕がどんな人間か」

チョン・ミスクって誰?

タクシーが到着した。ヒソンが部屋を出てタクシーの元へ行くと「乗れ」と言ってきた。

その頃ジウォンは腕時計を受け取り複雑な表情でいた。鑑識に回しましょうか、と言われてハッとする。

ヒソンはタクシーの助手席に乗る。男はアーモンドを食べている。「会えて嬉しいよ。どこに隠れていた?」と聞いた。ヒソンはその言葉をスルーし、用件を聞いた。

「チョン・ミスク」

その頃ムジンは、病院で治療を受けながら、「チョン・ミスクって名前聞いたことがあるんだけどなぁ」と独り言を言いながら考えていた。その独り言を聞いて、医者が「口にするのもおぞましい、あの事件の、死体が見つかっていない…」と言った。

ヒソンは、「お前のこともチョン・ミスクも知らない」と言ったら、パクは「ナム・スンギルは無駄死にか」と返した。

そこにヒソンの携帯が鳴った。ムジンからだった。チョン・ミスクはト・ミンソクの最後の被害者で、その男は夫だと言った。

電話中、男は、ボクチャばあさんから奪った写真をヒソンに見せて、しーっと口止めした。

どこだ?と聞くムジンに、知らなくていいと言って電話を切った。

パクは、写真を見て、「大きくなっただろうな。娘か?息子か?」と聞いた。ヒソンの表情が変わる。その写真を奪い破った。

「僕はその事件とは無関係だ」と言い、でも要望があるなら言え、と言った。その時、男は隠し持っていた布をヒソンの口元に当てた。ヒソンは抵抗し、持っていたガラスの破片をパクの太腿に刺した。悲鳴を上げ捕らえていた手が緩む。

その隙に車から降りるヒソン。薬で朦朧としている。しかし、焚き火を見つけ、そこに歩み寄って行く。

パクは、刺さったガラスの破片を抜くと、再びヒソンに迫ってきた。

ヒソンは、間一髪で写真を焚き火に入れて燃やした。

もう一度揉み合った後、再度薬を嗅がされたヒソンは気を失った。その場に携帯を落としたまま引きずられて車に乗せられた。

その様子を民宿の女将が見ていた。

ジウォンは、腕時計は「私のもの」だと言った。と、その時、地元の警官の無線通信が鳴った。民宿の前でタクシー運転手が客に暴行しているから応援を頼む、と。

その頃警察では、盗聴事件が騒ぎになっていた。係長が「犯人に盗聴されるなんて!」とえらい剣幕だ。「警察の面汚しだ」と言ってチェ刑事に襲い掛かった。そこにいた刑事が止めに入るが、皆んなでもみくちゃになる。

その騒ぎを大声で止めたのは、普段物静かなチーム長だった。

「今夜中に、パク・ギョンチュンを捕まえないと明日の朝には騒がしくなりますよ」と。

係長は、なんとしても今夜中にパク・ギョンチュンを捕まえなければ、お前から丸刈りリレーだ、とチェ刑事を指差した。「盗聴されたことは外に漏らすなよ!」と。

その頃ジウォンとホジュンは民宿へ向かっていた。ジウォンは、腕時計のことが気がかりで、もう一度ト・ヒョンスとの接触を思い出していた。

ホジュンが腕時計について色々と詮索してくる。その言葉を交わしながら、イライラして「いい加減にして!何なのよ!なぜあんな時計が気になるのよ!」と怒るのだった。

ムジンが頭の治療を終えた。医者は早くト・ヒョンスが捕まればいいのに、と言った。なぜかとムジンが聞くと、奴を捕まえればチョン・ミスクの遺体の在り処が分かる、と。

医者は、ヒョンスがト・ミンソクの連続殺人事件の共犯者だと信じ込んでいる。ムジンが、奴は殺人犯であって、連続殺人事件はト・ミンソクの単独行動だと言った。

しかし、医者は「記者なのに、何も知らないんだな」と言い、あの話を知らないのか?と。

ジウォンは民宿に到着した。女将に、パク・ギョンチュンの写真を見せて、この人か、と聞いた。女将は、そうだと答え、客に暴行して連れ去ったことを伝えた。本当に怖かった、と。

ジウォンは、被害者について尋ねたが、女将は知らない、観光客のようだったと答えた。

その時、どこかで携帯電話が鳴る音が…。見ると、焚き火の側に落ちていた。ジウォンが携帯の所へ行くと、電話が切れて待ち受け画面になった。待ち受け画面には、娘のウナの写真が…。

ジウォンは携帯を取り上げ固まる。

そこにホジュンがやってきた。「ホジュン、どうしよう」と困惑するジウォン。被害者は夫かもしれない。

「自分でも何を言ってるか分からない」と動揺する。

ジウォンは、その携帯の中の写真フォルダーから、ヒソンの写真を出し女将に見せた。拉致されたのはこの人だ、と女将は言った。

ホジュンの元にチェ刑事から連絡が入った。その電話をジウォンは奪い、パクのタクシーの位置追跡ができるか聞いた。

そこから急いでパトカーに乗り込んだジウォンとホジュン。ジウォンが急発進し、猛スピードで走行する。チェ刑事が電話でパクの位置をナビする。

ジウォンのF1ドライバーのような運転で、タクシーに追いついた。カーチェイスは続く。パクも簡単には捕まらない。パクは走行しながら窓を開け、窓から機械を投げた。

機械はパトカーのフロントガラスに直撃した。とっさにハンドルを切り、お店に突っ込み停止した。ジウォンは我を忘れて運転していたことに気付いた。

ムジンはしつこく医者に、話を教えてくれと追い回している。医者はなかなか話し出さない。ムジンがイライラしていると、ヨンジュ署の刑事が入ってきた。

ムジンに、ボクチャばあさんの事件の事情聴取のお願いにやってきた。

医者は、その刑事に「お前が代わりに話してやれ」と言う。18年前の事件当時、捜査チームにいたそうだ。

「あの話だ、あの話」と言う医者に、「あー、あの話ですかー」と答える刑事。あの話は誰にでもしていいわけじゃない、とためらう刑事。

目撃者がいたのだった

釣り場で

ヒソンは目を覚ました。まだ朦朧としている。吐き気が襲う。手首、足首を縛られて、水の無いプールに横たわっていた。

「ペク・ヒソン」と呼ぶ声で振り向くと、プールサイドにパクが座っていた。なぜト・ヒョンスがペク・ヒソンの免許を持っているんだ、と聞いてくる。

何とか体制を整え、座ったヒソンの元にパクがナイフを持って寄って来る。

連続殺人事件の犯人が身分を偽り、結婚して子育てもしている。しっかり髪型も決めて生きてるなんてな、と。

それに対し、もっと驚かせてやろうか?と「ソウルに2階建ての一軒家も持っている。もちろんローンは残っているけど」と言って笑った。

「情けないよな」とヒソンが続けて言うと、表情を少し緩めるパク。しかし、自分のことではなくパクのことを言っているのだった。

犯人が死んで、行き場のない怒りをぶつけるのは、息子のト・ヒョンスが適任だ、と。

「父親と同じで取り憑かれていて」、「人の心がない」らしい、「父親がやったことを全て知ってた」らしい、「一緒にやった」らしい、と幼少期に村の人間から言われた言葉を言い始めた。

パクは、聞いていた通りだ、と言いお前の命は俺が握っている、と脅した。全く動じずに、考えていることが丸わかりの相手が怖いわけない、と挑発するヒソン。

パクは、ヒソンの胸元を刺した。血が流れる。

チョン・ミスクの居場所を言うまで痛め続けるとパクは言う。

ヒソンは小さな声で「我慢できる」と呟いた。それに反応したパクは、「何だ?」と顔をヒソンに近づけた。その時、ヒソンが思いっきりパクの耳を噛んだ。のけぞって痛がるパク。

ヒソンは、「お前は失敗した。どんなに僕を痛めつけても、殺しても失敗だ」、と。なぜなら、「やっていないことを言う能力は僕にはない」そして、お前がどう壊れていくのか見たいと続けた。

それを聞いて、パクは不気味に立ち上がった。床に仰向けになって、そのパクを見るヒソンだった。

パクの居場所

ジウォンは、チェ刑事と連絡を取っている。警察署では、パクの周辺を調べ、居場所の手がかりを探している。

「それより被害者の身元は分かったのか?」と尋ねるチェ刑事に、「拉致されたのはヒソンさんです」と。

「なぜだか全く分からない」とジウォンは言い、「何かさせてください。でないと狂ってしまいそう」と必死に話した。

ホジュンが、落ち着いてください、と言うも、「落ち着いてなんていられない!」と叫ぶジウォン。

タクシー運転手なので、廃工場、廃ビル、再開発の住宅街、ソウル市内にどれほどあるのか…。

チェ刑事は、運行記録を調べているから結果が出るまで待とう、と言う。

しかしジウォンは、「もちろん見つけられます。夫の遺体と一緒に!!!」と泣き叫んだ。パクがどのようにナム・スンギルを殺したか知っているでしょ、と。

チェ刑事は、こういう犯人の特徴をよく知っているはずだから、癖や習慣など知っているはずだ、とジウォンは続けた。

そう言われて焦りながらも、過去の事件を解決した時のことを思い出そうとするチェ刑事。ハッと何かを思い出した。

「パクの家に集合だ」と告げて車を発進させた。

ヒソンの両親

ヒソンの両親の元に警察のチーム長が行き、ヒソンが拉致されたことを伝えた。

動揺する母。

父は落ち着いて犯人は誰かと尋ねた。中華食堂事件の犯人だ、と知らされたときに母は「なぜヒソンと関係があるのか?」と真っ先に尋ねた。

チーム長は、「ト・ヒョンスという名をご存知ですか」と切り出した。両親ともに視線が泳ぐ。そして「知りません」と父が答えた。

犯人はト・ヒョンスを捕まえることが目的だ、と説明した。今回の事件もその一端でしょう、と。母は、ト・ヒョンスを捕まえて犯人はどうするつもりかと尋ねたが、父が制した。

チーム長は、今は息子さんの救助が優先なこと、万一に備え自宅の周辺に警察を待機させることを伝えた。

父は「息子をよろしくお願いします」と言った。

家から出てきたチーム長がもう一人の刑事に話した。「簡単に終わりましたね」と。普通こういう事件では、子供を助けてくれ、捜査はどうなっているんだ、と被害者家族が騒ぐ。

しかし、この家では、息子の安否より事件に関心があるように感じた、と二人の感想が一致した。

家の中では母が動揺している。居ても立っても居られない様子で爪を噛んでいる。そして勢いよく本物ヒソンが眠る部屋に入って行った。

後を追ってきた夫に、犯人はト・ヒョンスと知って拉致したに違いない。もし犯人が捕まれば身元がバレる。私たちに何かあったら、この子はどうなるの、と心配した。

父は、犯人は必ずト・ヒョンスを殺すだろう。そして僕たち夫婦はト・ヒョンスについても、連続殺人事件についても知らなかった。だから私たち夫婦は大丈夫だ、と手を取り言った。

水攻め

ヒソンは縛られたまま座っている。パクは、プールに水を入れ始めた。そして、水に浸かり腹が風船になるまでどれだけの時間が残っているか、と話し始めた。

まだ、チョン・ミスクの居場所を白状するには時間がある、と。

ヒソンは、縛られている手のロープを取ろうともがく。そして再び「僕は知らないことを証明する能力はない」と言った。

パクは、2002年5月12日天気のいい日曜日だった。その日何をしていた?と言い、チョン・ミスクが失踪した日だと言った。黒いSUV3194。その車にチョン・ミスクは乗っていた、と。その車はト・ミンソクの車だった。

その頃ムジンは、先ほどの刑事と酒を飲んでいた。18年前の事件の目撃者について話を聞くつもりだ。しかし、刑事は酔っ払ってはいるが用心深く、なかなかムジンを信じようとしない。その疑惑を払拭しようと、ムジンは頑張っている。

ようやく掴んだ目撃者情報。ムジンはトイレへ行くフリをして刑事から聞いた話を、自分の腕にメモした。(長袖を着ている)

2002年5月12日午前2時 セヒョン2洞 目撃者 チャン・ヨンヒ(ジェインキューホテル勤務)

ヒソンは、水が胸元まで浸かってきている。何とかロープをほどこうとあがいている。そしてパクは、平然と薬を飲んでいる。

パクは話し始めた。「セヒョン2洞交差点 午前2時半」にト・ミンソクの車に乗せられていくチョン・ミスクが目撃されている、と。

目撃者は、車のナンバーを覚えて、警察に通報した。そして、ト・ミンソクは警察の捜査を受けたのだ。しかし、息子が完璧なアリバイを作ったので、ト・ミンソクはすぐに解放された。

それに対しヒソンは、真実を話したまでだ、と言った。ヒソンはその日から翌日の午前中まで、ずっと父親と一緒にいたのだ。

ヒソンは恐ろしく怖い顔で、必死にパクに話し続けた。目撃者は酒に酔っていたが、僕は一貫性のある陳述をした。僕を殺しても何にもならない、と。

パクはポケットから携帯を取り出し、木彫りの鯉のストラップをヒソンに見せた。ヒソンの顔が、恐ろしく驚いた顔になる。

パクは、チョン・ミスクと同じストラップをなぜ持っているか、尋ねる。ヒソンは動揺したように、何も話さない。

パクは、「失踪する直前までチョン・ミスクが持っていた物をどうしてお前が持っているんだ?」と問い詰める。

そのストラップは、父ト・ミンソクの葬式で、姉にもらったのだった。幸運をもたらすから、持っていて、と。

パクは、今まで色々と話していたのに、なぜいきなり黙る!「なぜお前が遺品を持っているのだ!」と叫び続ける。ヒソンは、何も言わずに、息を荒立て、その場でもがいていた。

ト・ヘスの元に記者が殺到

ト・ヘスの住むビルの屋上の部屋に、記者が集まっている。理由は、弟のト・ヒョンスの逃亡の手助けをしたのでは?という疑惑が上がっているためだ。

ヘスは、少しだけ扉を開けて答えた。何も知らないから帰って欲しい、と。「当時19歳だったのに、父親が連続殺人犯だと知らなかったのか?」と記者は聞いてくる。「はい」と答えるヘス。

さらに記者は嫌な質問をしてくる。「弟がカギョン里長を殺して逃げている時、あなたは皆んなが羨む名門美大に通っていた。犠牲者家族に一言」と。

「すいません」と扉を閉めようとすると、記者が手で制して扉を閉めさせない。そして、事件と無関係なら堂々と顔を見せてください。「お綺麗なようですが」と笑顔で付け加えた。

その記者を睨みつけ、ヘスは扉を閉めた。

チェ刑事の閃き

ジウォンとホジュン、チェ刑事は各車でパクの家へ急いでいた。その間無線でチェ刑事の閃きを話す。

以前、チェ刑事が同じような事件で犯人を捕まえた時、なぜピンときたか。それは、犯人は再開発の廃屋に住んでいたが、玄関の鍵だけが付け替えられ、とても高級なものになっていた。

だから、パクも同じように、今回の拉致監禁場所に鍵をかけたのではないか?自宅を探せば何か見つかるはずだ、と。

パクのマンションに着いた3人は大急ぎで中を調べる。ゴミをひっくり返す。

ジウォンが、「ドア鍵」というチラシの破片を見つけた。破れたチラシをかき集めた。そして、鍵屋の電話番号が分かった。

早速電話をする。やはり、パクは鍵を依頼していた。業者も「工事が止まったままの場所に鍵を付けてくれと言われて、おかしいと思った」と言った。

急いで車で向かう。

僕がどんな人間か教えてやろうか

ヒソンは、もう顔まで水に浸かり始めている。何とか顔を上に向けて水を避けている。

その隣で立つパクは、「どこにミスクが埋まっているかだけ教えてくれたら、命だけは助けてやる」と交渉を続けている。

頼むから教えてくれ、と懇願するパク。

知らない、と言い続けるヒソン。口元にも水が入り始めている。

ついに、顔も頭も水に浸かってしまった。それでも何とかあがいているが、ロープは外れそうにない。

その頃、ジウォンたちがタクシーを発見した。ようやく拉致現場に到着したのだ。

鍵をぶっ壊して中に入る3人。

パクがナイフを持ってジウォンに襲ってきた。ジウォンは交わす。代わりにチェ刑事が応戦する。その隙にジウォンは、プールのある所へ向かう。水が満タンになっていて、まだ水は流れ続けている。

ジウォンは、水に沈むヒソンを見つけた。そして、そのまま水に飛び込む。

チェ刑事は、パクを押さえ込み、手錠をかけようとした。その時、パクは隠し持っていたもう一つのナイフで、チェ刑事の腹を刺した。そこにホジュンが、鉄砲を持って制止にきた。

その時、パクが、チェ刑事を人質にとり、「撃て」と言った。

ジウォンはヒソンのもとにたどり着く。ヒソンは目を瞑り、意識が無いようだ。何とかロープを外そうとするが、硬くて解けない。一度水上に上がり息継ぎをする。

もう一度潜ったジウォンは、口付けで、ヒソンに酸素を送った。もう一度繰り返す。人魚のように美しい。水中でのキス。

人質に取られたチェ刑事は、パクに捕まったまま、いきなり後ろに走り始めた。パクもチェ刑事を離さず、後退りをする。その時、チェ刑事は、思いっきり後ろに押した。

パクは、後頭部を鉄の水栓にぶつけて、血を流して倒れた。

チェ刑事もそのまま倒れて意識を失った。

ヒソンが薄ら目を開けた。そこには、丸い大きなジウォンの目があった。

ヒソンは回想していた…。

「教えてやろうか、僕がどんな人間か」プロローグの場面。

金髪ヒソンがジウォンに話し始めた。

高校を卒業していない。ホームレスになって毎日喧嘩をしていたこともある。手に怪我をしていることも気づかずに殴り続けた。「その時は気分がとても良かった」と微笑んだ。

そして、と言って離れた木を見る。そこにはト・ミンソクの幻覚がいた。「見てはいけないものが見える」ここがおかしいんだ、と自分の頭を指さした。

何が見えるのか聞くジウォンに、「死んだ人」と答える。

ジウォンは、ヒソンの自己肯定感の低さを指摘し、あなたの問題は一つよ。私があなたを見るように、自分を見れないことだ、と真剣な眼差しで言った。

そして、あなたを好きになって尽くしてあげる。知らないことを教えてあげる。そしたら全てが変わるわ。

「君がよく分からない」とヒソンは言い、ジウォンは「告白」と返した。お互いに見つめ合う。

ヒソンはまだ自分の気持ちに気付いていない。

ジウォンは、話すこともないからキスでもしよう、と言ってキスをした。キスをしている間にヒソンは目を開け、木のところに立ってこちらを見ている父さんを見た。

そして心の中で「父さん、僕はここにいるから消えろ」と祈った。

すると、父は、背中を向けると去って行った。

唇を離したジウォンは、「お酒でも飲む?」と明るく言う。

ヒソンは、ジウォンを抱き寄せ、もう一度深いキスをした。

ヒソンは、水中で目を開けた。それを確認したジウォンは、水上に上がり、ナイフを手に取って潜った。そして手のロープを切り、水上にヒソンを引き揚げた。

必死で人工呼吸をするが、反応がない。泣き叫ぶように「ヒソンさん!!」と言いながら心臓マッサージをする。「助けてください!!」と誰もいないプールで一人叫ぶ。

ヒソンは、遠のいていく意識の中、ジウォンを思っていた。「君に会えたのは幸運だと思っていた。でも今は思う。出会うべきじゃなかった」と。

泣き叫ぶジウォン。

ヒソンは「ようやくあの言葉の意味が分かった。君に謝りたい」と心の中で呟き、意識を失った。

ー続くー

『悪の花』韓国ドラマ5話の感想とまとめ

最後の水中のシーンは、1話の一番最初のシーンでした。あのシーンはここに繋がるんですね。夫を必死で助けようとするジウォンはカッコ良かったし、愛をかんじました。

そして、水中での人魚のようなキスは美しかったです。このシーンは、私にとって『悪の花』の心に残るシーンになりました。

そう言えば、イジュンギさんも印象深いシーンとして、このシーンを上げていますね。実は、プールではなくて屋内の釣り場なんですって。そして、ビハインドメイキングで暴露していましたが、水はお湯だったそうです。

あと、パク・ギョンチュンに向かっていくヒソンの表情が、何とも言えない迫力と、不気味さ。初めてみるイ・ジュンギの顔だったように感じます。

さて、ヒソンはどうなっていくのでしょうか。また刺されたチェ刑事も気になります。

6話をお楽しみに。

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