週刊少年ジャンプで連載中の大人気漫画『呪術廻戦』に登場するキャラクター、禪院甚爾(ぜんいんとうじ)。
高い戦闘力とつかみどころの無い性格をしている彼は一体何者なのでしょうか。
一見すると悪者のような言動を取ったりしていますが、物語の中では敵を倒してくれたりと、イマイチその正体がわかりませんよね。
そこで本記事では、『呪術廻戦』に登場する個性的なキャラクターの中でも存在感を放つ、禪院甚爾について紐解いてみたいと思います。
- 禪院甚爾とは?
- 禪院甚爾の正体
- 禪院甚爾の能力・呪具
- 禪院甚爾の活躍シーン
- 禪院甚爾の死亡・復活シーン
- 禪院甚爾について一問一答
【呪術廻戦】そもそも禪院甚爾(伏黒甚爾)ってだれ?
#呪術廻戦 キャラクターファイル No.49
伏黒 甚爾
【術師殺し】
【誕生日:12月31日】
【苦手な食べ物:酒(全く酔わないため)】 pic.twitter.com/2da6cjEnO9— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) May 11, 2022
それでは禪院甚爾の人物像について見ていきましょう。
口が悪く、素行もよろしくなさそうな禪院甚爾ですが、彼は一体どのようなキャラクターで、『呪術廻戦』の作中ではどういった立ち位置なのでしょうか。
禪院甚爾(伏黒甚爾)のプロフィール
年齢 | 不明 | 年齢については、作中など公式の発表がなされていない。 |
身長 | 約188cm | 『呪術廻戦』に登場するキャラクターの中ではかなり体格が良い。 |
誕生日 | 12月31日 | やぎ座、誕生花のユリオプスデージーの花言葉は「夫婦円満」「明るい愛」。 |
性格 | 素行不良、いい加減 | 私生活ではお金にルーズ、女性に依存してヒモ生活をしている自堕落な性分。再会した、生き別れの息子の名前を忘れていた。 |
能力 | フィジカルギフテッド | 能力「天与呪縛」によって強化された身体能力と五感(フィジカルギフテッド)を駆使して戦う。呪力が無いため術式は使えず、呪具を用いて呪術の補填をしている。また、呪力が無いにも関わらず、強化された五感によって呪霊を認識できる。 |
所属 | 不明 | 主に呪術師を暗殺する殺し屋稼業を行っている。 |
等級 | 不明 | 特級呪霊を圧倒できる実力を持つため、おそらくは1級呪術師レベル。 |
趣味 | ギャンブル | 仕事で稼いだ大金をギャンブルで全て失う生活をしている。 |
禪院甚爾(伏黒甚爾)の正体
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禪院甚爾の正体を結論から書くと、伏黒恵の実父であり、呪術師の中でも突出したエリート一族である禪院家に生まれた人物です。
『呪術廻戦』の物語がスタートした時点では死亡している存在(2006年死亡)で、作中最強の呪術師である五条悟と戦ったこともある猛者ですね。
また伏黒家の女性と結婚し、婿入りしたことで禪院甚爾から伏黒甚爾に姓を変えており、禪院家とはずいぶん昔に袂を分けているようです。
名門である禪院家の出身ではありますが、伏黒甚爾は生まれ持って呪力の無い体質だったため、禪院家では落ちこぼれとして扱われていました。
幼少期からかなり酷い扱いを受けていたようで、呪霊がうごめいている場に置いていかれたり、冷たい態度で卑下に扱われたりと、存在を軽んじられています。
その影響で性格が歪み、ギャンブル依存で女ったらしになってしまったようですね。
成長し、完全にグレてしまった禪院甚爾は禪院家を飛び出し、手あたり次第の女性のヒモとなって生活しはじめます。
裏の仕事である暗殺稼業を引き受け、大金を稼いではギャンブルですってしまう、自堕落で自暴自棄な生き方をしていたようですね。
そんなやさぐれた生活の中で、甚爾甚爾は伏黒恵の母である女性と出会い、一人息子の伏黒恵(ふしぐろめぐみ)を儲けました。
彼女の優しさとぬくもりで歪んだ性格は改心し、真っ当な道を歩み始めたかに思えましたが、伏黒恵の母が亡くなる事件が起きると再び虚無に襲われ自暴自棄になってしまいます。
再び心が荒んでしまった禪院甚爾ですが、息子の恵は呪術の使えない自分が育てるよりも、呪術師の名家である禪院家で育った方が良いであろうと判断し、禪院家に引き渡しています。
その後、殺し屋稼業のパートナーである孔時雨(こんしう)と共に呪術師を暗殺する仕事を糧として生きていくことになりました。
【呪術廻戦】禪院甚爾(伏黒甚爾)の能力・呪具
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ここからは禪院甚爾自身の特殊能力、呪力が無く、術式の使えない禪院甚爾が能力を補うために使用している呪具について解説します。
なぜ禪院甚爾は呪術を一切使えないにも関わらず、高い戦闘能力を持っているのでしょうか。
その辺りの秘密は、ここで紹介する能力と呪具に隠されています。
天与呪縛
「天与呪縛」とは、生まれつきの強力な力を持って生まれてくる者たちが、同時に先天的な縛りを受けている状態を指す名称です。
禪院甚爾の場合、呪力という呪術師にとって最も大切な能力を縛られた代わりに、特級呪霊を簡単に倒してしまえるほどの圧倒的な身体能力と五感を強化され生まれてきました。
その戦闘能力は凄まじく、作中最強の呪術師、五条悟を過去に一度倒しているほどです。
禪院甚爾の強さを支えているのは間違いなく「天与呪縛」による肉体強化(フィジカルギフテッド)でしょう。
特級相当の刀
超高額の5億円もする名もなき呪具の刀です。
その破格の値段から特級呪具相当の強力な武器であることが伺えますね。
9巻の回想シーンで、禪院甚爾が呪霊相手に使用しています。
天逆鉾
天逆鉾(あまのさかほこ)は、刀身を触れることであらゆる術式を強制的に解除してしまう特級呪具です。
強力な特級呪具ではありますが、いかんせんリーチが短いため、万里ノ鎖(ばんりのくさり)とのコンボで使用して欠点を補うなど、戦闘では工夫して使用されていました。
万里ノ鎖
万里ノ鎖(ばんりのくさり)は、単行本9巻で使用していた呪具で、鎖の両端が末端が観測されない限りはどこまでも伸びる特性を持つ武器です。
前述した呪具、天逆鉾を連結することでリーチの短さを補う応用的な使い方もしていました。
游雲
游雲(ゆううん)は赤い三節棍の特級呪具で、単行本13巻、「渋谷事変」の物語中に禪院甚爾が禪院真希から奪い取った呪具です。
特別な能力を宿しているわけではないものの、禪院甚爾が手を加えたことで、より破壊力のある呪具へと変貌しました。
呪霊の格納
禪院甚爾が体内に隠している呪霊で、芋虫の身体に赤ん坊の頭をくっつけたような禍々しい見た目をしている呪霊です。
この呪霊は、あらゆる武器を飲み込んで保管できる特性を持ち、さまざまな呪具を武器として使う禪院甚爾にとっては重要な相棒ですね。戦闘の際に登場し、禪院甚爾の身体に巻き付くような形で戦いをサポートします。
【呪術廻戦】禪院甚爾(伏黒甚爾)の活躍シーン
この項目では、実際に禪院甚爾が見せた作中での活躍について、具体的なシーンを紹介しつつお伝えします。
禪院甚爾の持つ圧倒的な戦闘力が光ったシーンばかりで熱くなりますね。これぞ少年誌といった展開の連続ですよ。
- 五条悟との激戦
- 敗北してもカッコいい
- 特級呪霊を瞬殺
この項目では、禪院甚爾の活躍シーンについて上記3つを取り上げて解説します。
活躍シーン①:作中最強の呪術師、五条悟との激戦
単行本9巻、第71話~72話で描かれた過去の話で、まだ高校生だった五条悟との一騎討ちの戦闘シーンです。
高校生とはいえ、すでに呪術師として最強の片鱗を見せていた五条悟を相手に、まったく呪術の使えない禪院甚爾が、作中最強の身体能力と複数の呪具、頭脳プレイによって勝利する展開は熱いですね。
五条悟が発動した強力な術式、無下限呪術が襲い掛かってきましたが、禪院甚爾は人知を超えた身体能力と経験、知力で五条悟を圧倒します。経験のないスピードで動く禪院甚爾を前に、五条悟は対応しきれずに敗北を喫してしまいました。
特殊能力が強力なだけで勝てるわけではないという、戦略の大切さを見せてくれたバトルです。
この戦いを経て、五条悟も得る物があったのではないでしょうか。
ろくでなしでどうしようもない性格の禪院甚爾ですが、こと戦闘に関しては、読者を魅了するキャラクターの1人であることは間違いないでしょう。
活躍シーン②:敗北してもカッコいい
単行本9巻、第74話から描かれた、一度は勝利した五条悟との再バトルのシーンもカッコいいですね。
一度はその身体能力と頭脳プレイで圧倒して勝利を収めた禪院甚爾でしたが、致命傷を負ったことで五条悟が覚醒、死の淵ギリギリに追い込まれたことで反転術式を発動して身体を再生しました。
呪術師として、とてつもない才能を見せる五条悟を前にした禪院甚爾ですが、むしろ第二ラウンドを楽しむかのように「勝負はこれからだろ」と余裕を見せています。
最強クラスの呪術師を相手に、呪力ゼロで一切呪術の使えない禪院甚爾が対峙しているシーンはカッコいいですね。
この戦闘で禪院甚爾は五条悟に敗れてしまいますが、負けてもなおカッコいいのは、禪院甚爾の持つキャラクターの魅力といえるでしょう。
活躍シーン③:特級呪霊を瞬殺
単行本13巻、第111話で登場する特級呪霊、陀艮(だごん)との戦闘シーンも禪院甚爾の圧倒的な強さが描かれていてカッコいいですね。
オガミ婆の降霊術によって出現した特級呪霊の陀艮でしたが、その戦闘能力は凄まじく、息子である伏黒恵(ふしぐろめぐみ)、禪院直毘人(ぜんいんなおびと)、七海建人(ななみけんと)、禪院真希(ぜんいんまき)の4人がかりでも苦戦を強いられています。
そこへ、物語上ではすでに死亡している禪院甚爾がオガミ婆の降霊術によって蘇り、苦戦する4人前に現れました。
自分を蘇らせた主人であるオガミ婆を「誰に命令してんだよ」と一蹴して殴り殺し、禪院真希から特級呪具、游雲を奪い取って陀艮と戦い始める禪院甚爾。
常軌を逸する戦闘力で陀艮を圧倒し、祓ってしまいます。
禪院甚爾の肉体だけを戦いに利用しようとしたオガミ婆でしたが、禪院甚爾の強烈な自我が蘇ってしまったことによって自滅してしまったようですね。
死してなお禪院甚爾、誰にも操ることはできないのでしょう。
【呪術廻戦】禪院甚爾(伏黒甚爾)の死亡・復活シーン
禪院甚爾は『呪術廻戦』の物語の中ではすでに故人ですが、
禪院甚爾が活動している2つの場面を取り上げることで物語の背景をつかんでいただき、シーンの詳細を解説することで禪院甚爾の魅力もお伝えしたいと思います。
シーン①:強敵と相対し、自分の中のコンプレックスが露呈した
単行本第9巻、約11年前の五条悟との戦闘にて死亡しています。
呪術廻戦の本編がスタートした時点ではすでに死亡していた禪院甚爾ですが、最初の死亡はこの時になりますね。
星漿体(せいしょうたい)である天内理子(あまないりこ)の暗殺阻止の任務を全うし、油断していた五条悟に奇襲をかけて一度は勝利した禪院甚爾ですが、反転術式により復活した五条悟の手によって殺されてしまいます。
この時、五条悟を殺害すると同時に天内理子の暗殺も達成したため、もはや任務を終えて退散するのみだった禪院甚爾ですが、なぜかリスクを冒してまで復活した五条悟と戦っています。
おそらくは呪術師の名家である禪院家に生まれ、呪術師として落ちこぼれ扱いされながら虐げられて育った過去から、呪術師として最上クラスであろう五条悟を倒してみたくなったのではないでしょうか。
死ぬ間際、「自分を肯定するためにいつもの自分を曲げちまった、その時点で負けていた」と発言したように、自分を苦しめてきた呪術師を否定し、呪術師の暗殺で生きてきた自分を肯定するため、五条悟との見返りの無い戦いに身を投じたと解釈できますね。
シーン②:実は息子を気にかけていた
1度死亡している禪院甚爾ですが、単行本第10巻より始まった「渋谷事変」にて復活を遂げています。
呪詛師であるオガミ婆の降霊術によって現代に蘇った禪院甚爾ですが、理性を失って暴走状態になってしまいました。
その後、呪術高専のメンバーを苦しめていた特級呪霊の陀艮を圧殺した禪院甚爾は、息子である伏黒恵とも対決することになります。
しかし戦闘の中、目の前にいるのが実の息子であると気が付いた禪院甚爾は動きを止め、「禪院じゃねぇのか、良かったな」と伏黒恵に言葉をかけ、頭に呪具を突き立てて自害しました。
さんざん呪術師を暗殺してきた禪院甚爾ですが、さすがに息子を手にかける気にはならず、戦いを止めて自決を選んだ禪院甚爾らしい潔さのあるシーンですね。
【呪術廻戦】禪院甚爾(伏黒甚爾)に関する一問一答
ここからは読者の間でも特に気になる禪院甚爾に対する質疑を集め、答えていきます。
- 禪院甚爾と禪院真希はどちらが強い?
- 禪院甚爾の嫁の正体
- 伏黒恵に「よかったな」と言い残した理由
この項目では、禪院甚爾の疑問について上記3つにわけて解説します。
禪院甚爾(伏黒甚爾)と覚醒した禪院真希はどっちが強い?
禪院甚爾にとって因縁のある禪院家の出身の禪院真希ですが、彼女もまた「天与呪縛」を背負って生きています。
禪院真希は呪霊が見えない代わりに、禪院甚爾と同じような圧倒的な身体能力を有しており、呪具を駆使して戦う戦闘スタイルも禪院甚爾と酷似しているため、ファンからは比較されていますね。
そんな似た者2人の強さですが、結論から書くと、実力はまだまだ禪院甚爾の方が上だと言えると思います。
「渋谷事変」にて双子の妹である禪院真依を亡くした禪院真希ですが、その時に双子で分け合っていた「天与呪縛」が開花し、完全なる「天与呪縛」となって覚醒して禪院甚爾に匹敵するフィジカルギフテッドを手にすることとなりました。
覚醒した禪院真希の強さは、少なくとも1級呪術師以上のようで、その強化された身体能力は禪院家最強の禪院直哉(ぜんいんなおや)を真正面から打ち破る凄まじさを見せています。
その実力を見る限り、確かに禪院甚爾と同等の身体能力と戦闘センスはあると言えますが、領域展開などの特殊能力を駆使する特級呪術師や呪霊には、経験不足からまだ通用しないのではないでしょうか。
禪院真希は、妹の真依と「天与呪縛」を分け合っていた時は呪力を持っており、領域展開に対応する術を持っていました。
しかし覚醒したことで呪力を完全に失ったため、強力な呪術を使う敵と戦うには、呪具と身体能力を組み合わせた新たな戦闘スタイルを構築する必要があります。
発展途上の点からも、禪院甚爾に勝つにはまだ実力が不足していると言えるでしょう。
禪院甚爾(伏黒甚爾)の嫁(伏黒恵の母親)は誰?
結論から書くと、名前をはじめとして詳細はわかっていません。
わかっているのは、息子である恵を出産してすぐに死亡していることです。
この死亡についてもファンの間で憶測が飛んでおり、病気や事故、禪院甚爾や恵を狙った禪院家から差し向けられた暗殺者だという説も出ていますね。
今のところ本編では何も語られていないため、今後、伏黒恵にまつわるエピソードが出てくることがあるならば、その中で語られることを期待して待ちましょう。
禪院甚爾(伏黒甚爾)が伏黒恵に「よかったな」と言い残した理由は?
単行本13巻にて、降霊術によって復活を遂げた禪院甚爾ですが、敵対した相手の名を聞くと実の息子の恵であると知り、戦いを止めて自害しています。
その際、フルネームを名乗った恵の姓が伏黒だったため、因縁のあった禪院ではないと知り「禪院じゃねぇのか、よかったな」と発言していますね。
一度は息子を手放し、禪院家に引き渡した禪院甚爾ですが、やはり息子を禪院家の一員として人生を歩ませることには抵抗感があり、母の伏黒姓を名乗って生きていることに安心したのでしょう。
禪院家との確執により、荒んだ生活を送ってきた禪院甚爾ですが、恵の母との出会いで生活を一変させてしまうほど愛し合っていました。
そんな愛する女性との子供ですので、ろくでなしな性分の禪院甚爾も愛情があり、実は気にかけていたのでしょう。
五条悟との戦いの際にも、死の間際に恵の顔を思い浮かべ、「俺の子供が禪院家に売られる、好きにしろ」と恵を頼むとも取れる言葉を残しています。
本当は家族を大切にしたい想いを抱いており、歪んだ性格がゆえに上手く表現できない不器用な一面があったのではないでしょうか。
まとめ:禪院甚爾(伏黒甚爾)は不器用で極端なキャラクター
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
禪院甚爾の謎や魅力について、見直していただけましたでしょうか。
本記事では、禪院甚爾の性格・強さを中心に、呪術廻戦の中でも禪院甚爾がいかに特異なキャラクターであるかをお伝えできたかと思います。
「天与呪縛」によって呪力が縛られ、その代わりに身体能力が突き抜けており、さらにさまざまな呪具を使いこなすことで強力な呪術師たちを圧倒する、『呪術廻戦』において特殊な戦士であることが再認識できましたね。
また、女の人のヒモとして自堕落に生活し、大金を稼ぐとギャンブルで全部使ってしまうといった破天荒な人物であることも伝わったと思います。
そんないい加減でろくでなしな性分でありながら、さりげなく一人息子の伏黒恵に愛情を向けていたこともお伝えしました。
見た目・能力共にキャラクターが数多く登場する『呪術廻戦』ですが、これほど性格と戦闘スタイルが極端な登場人物は他にいません。
当記事をきっかけに、禪院甚爾の魅力を感じていただき、お気に入りキャラクターの1人として選んでくだされば幸いです。