『犬夜叉』に出てくる犬夜叉と殺生丸の子どもたちの話である『半妖の夜叉姫』。2020年秋にアニメオリジナルストーリとして放送が決まりましたね!
放送が始まる前に、犬夜叉と殺生丸が出てくる『犬夜叉』のストーリーを復習しておきませんか?今回は、殺生丸の母親について。どんな人物なのか、何話に出てくるのか、あらすじをお伝えします!
犬夜叉に出てくる殺生丸の母とは…?
(引用先:https://prcm.jp/)
凛々しい、気高いという言葉が似合いそうな美しい女性。この人こそ、犬夜叉の異母兄弟・殺生丸の母です。犬夜叉・殺生丸の父親・犬の大将、殺生丸と同じ犬の大妖怪。額には三日月の印があります。
殺生丸に従者として仕えている邪見(じゃけん)には「ご母堂様(ごぼうどうさま)」と呼ばれていますが、正式な名前の発表はしていません。そして、邪見の名前を覚える気がないので、邪見は「小妖怪」と呼ばれています。
頭から威圧的に物を言ったり、若干冷たい態度をとるなどして相手が臆してしまう程の人物。その反面、息子である殺生丸が悲しんでいると、どうにかしてあげたくなるという一面も!登場シーンは少ないですが、存在感は圧倒的です。
何話で登場?あらすじ教えちゃいます!
(引用先:https://prcm.jp/)
殺生丸の美しいお母様が登場するのは「犬夜叉完結編 第9話 冥界の殺生丸」というお話、単行本は48巻。これは、犬夜叉の物語を支えているもう一人のキャラクター殺生丸についてのお話。
技を完成させるため、母に会う
大妖怪の父から受け継いだ妖刀・天生牙(てんせいが)を鍛えなおし手に入れた技「冥道残月破(めいどうざんげつは)」。空間を切り裂き、冥道を開いて敵を冥界に送り込む技だが、完成には程遠い。
技を完成に近づけるため母親に聞きに行った殺生丸は、父親が殺生丸が来たら使えと言って母親に預けた冥道石(めいどうせき)があることを知ります。冥道石を使うと殺生丸が危険な目にあうが、悲しむなと父親に言われたと殺生丸に言う母親。
この親にしてこの子あり!似た者親子参上
同行していた人間の少女・りんからは心配しているように見えないと言われてしまうところに、若干冷たいお母さんなのかなと感じてしまします。不安に思っていると言う母に対し、殺生丸は「心にもないことを」と言い放ちます。
「ならば楽しませてもらおうか」と言う母親は、冥道石を使って冥界の犬と殺生丸を戦わせます。もう、この親にしてこの子あり!!似た者親子ですね。
冥道残月破で犬を倒そうとしますが、びくともせず、りんと同じく同行していた琥珀を冥界へ連れていかれてしまいます。「犬を切りに行く」と言いながら、冥界へ踏み込む殺生丸。残された邪見に母は殺生丸とりんとの関係を聞きこみます。母親的には息子の女性関係が気になるんですかね?!
冥道残月破を育てるために、冥界の奥へと進み続ける殺生丸。りんが冥界の闇の奥へ落ちてしまいました。それを見て母親は冥界の闇の奥へ入ると殺生丸でも二度と戻ってこなくなるのだろうと考えます。
母の優しさを振り払う息子
(引用先:https://prcm.jp/)
母親は刀の修行で愛しい息子の命を落としてほしくない、道を切り開いてやろうと道を作りますが、殺生丸はりんの匂いがするからと奥へと行ってしまいます。ふてくされる母親。知らぬ。あんな奴戻ってこなければいいと言う始末です。
人間であるりんは冥界の中で命を落としてしまいます。なんとか冥界の主を倒しましたが、りんは生き返りません。天生牙にすがる死人たちに、殺生丸は「冥道残月破」を使います。浄化されていく死人たち、そして殺生丸たちも世に戻りました。皮肉にもリンを失った悲しみをきっかけにして冥道残月破は完成されたのです。
りんを生き返らせる母
戻ってきた殺生丸に母は、愛しい命を救おうとする気持ちと、その命を失う悲しみと恐れを知ってほしかったと言います。殺生丸にその気持ちを理解させるため、母は殺生丸に試練を与えたのでした。
悲しんでいる殺生丸を見て母も心動かされ、二度目はないと思えと言いながらりんを生き返らせました。息子を思う気持ちが前面に出ているシーンですね。
犬夜叉に出てくる殺生丸の母とはどんな人?何話に出てくるか教えます!まとめ
- 殺生丸の母は、犬の大妖怪で額に三日月の印がある。
- 殺生丸の母は、技を完成させたい息子に試練を与える。
- 殺生丸の母は、冥界で命を落したりんを生き返らせてくれる。
態度や会話からすると冷たい母親なのか?と思いますよね。しかし、冥界の奥へ進んでしまう殺生丸へ出口を作ってあげたり、りんを生き返らせたりするところは息子を愛しいと思っているからこそだと思います。登場シーンは少ないですが、大切なことを教えてくれる登場人物です。