【炎炎ノ消防隊】インカの正体とは?強さや能力・嫌われている理由も解説

週刊少年マガジンで2015年~2022年まで連載されていた人気漫画で、TVアニメ化もされている『炎炎ノ消防隊』ですが、漫画史上でも類を見ないほど賛否分かれているキャラクターが因果春日谷(いんかかすがたに)、通称インカです。

異常なまでに刺激を求める性格で、命が危険にさらされることでしか満足できない常軌を逸した感覚の持ち主ですが、もう一歩踏み込んでみるとどのような人物像が見えてくるのでしょうか。

個性的で中二病チックなキャラクターたちが活躍する『炎炎ノ消防隊』の中で、読者に反感を持たれながらも存在感を示しているインカの魅力について迫ってみましょう。

  • 【炎炎ノ消防隊】そもそもインカって誰?
  • 【炎炎ノ消防隊】インカの正体
  • 【炎炎ノ消防隊】インカの強さ・能力
  • 【炎炎ノ消防隊】インカが嫌われている理由
  • 【炎炎ノ消防隊】インカに関する一問一答
  • 漫画『炎炎ノ消防隊』に登場するインカはスリルを求める狂人で賛否あるキャラクター

【炎炎ノ消防隊】そもそもインカって誰?

まず初めに、インカについての基本的なプロフィールをお伝えします。

簡単な表にまとめましたので、インカの人となりを知るためにチェックしてみてください。

名前 因果春日谷(いんかかすがたに)、通称インカ
性別 女性
年齢 16歳
身長 160cm
能力 熱エネルギーの流れを感知して火災や爆発を予知し、その変遷から未来のビジョンを見る能力
性格 自己中心的で平凡な日常を嫌う性格

極端にスリルを好む

一見するとピンク髪のショートカットの可愛い女子高校生に見えますが、かなり自己中心的な性格をしており、命を賭けるほどのスリルを常に求めている刺激ジャンキーです。

火災現場で逃げ遅れた人を助けながらも金品をせしめたり、自分の行動を邪魔する仲間を焼き殺したりと、サイコパスのような行動も見られるため、つかみどころのないキャラクターでもありますね。

また、刺激的なスリルのある生活がしたいだけのインカは、より危険な戦いを仕掛ける伝道師一派の仲間となり、戦闘狂として戦いや人が死ぬ瞬間を楽しんでいます。

登場した当初は主人公・森羅日下部(しんらくさかべ)はそこまで敵対関係ではありませんでしたが、伝道師一派の仲間になった後は衝突することとなりました。

【炎炎ノ消防隊】インカの正体

この章では、インカの正体について掘り下げて解説していきます。

火災の予知能力という、かなり強力な能力を持っているインカですが、彼女は一体何者なのでしょうか。

アドラバーストを持つ五柱目

アドラバーストは「穢レ無キ炎」「原初ノ炎」と言われる、第三世代の人間の中からごく稀に発現する特殊な発火能力の一つです。

アドラバーストを発現した能力者は、生み出す炎が高温だったり、通常の炎よりもはるかに破壊力があったりと、戦闘を有利に進められる強力なパワーを手にできます。

アドラバーストを発現させた第三世代のことを敵組織である伝道師一派は〇柱と呼び、インカは五柱目(五人目)のアドラバースト発現者となりました。

火災の予知能力に加えて火力まで手にしたインカを伝道師一派はスカウトし、アドラバースト発現者で組む八柱の内の五柱目として迎え入れます。

インカの八柱への加入は、主人公・森羅日下部(しんらくさかべ)や消防隊にとって、非常にやっかいな敵が1人増えてしまった事態だと言えるでしょう。

大火災で力を発現させる

元々のインカはそれほど強力な能力を持っていたわけではありませんが、2年前の大火災に巻き込まれた際にアドラバーストに目覚めました。

周囲を炎に囲まれ一切の逃げ場が失われるという死の局面を前にし、「生きたい」と強く願ったことで力が開放され、自分の認識できる範囲において炎が発生する筋道が感じ取れるようになります。

強力な能力によって死の火災から難を逃れたインカですが、この出来事がきっかけでアドラバーストの能力者として覚醒しました。

さらに、この時の死のギリギリまで追い込まれた感覚が忘れられなくなり、常に死をそばに感じられるスリルを求めるようになりました。

インカの異常とも言える危険を好む性格は、この時の出来事がある種のトラウマとなっていたことが原因だったんですね。

【炎炎ノ消防隊】インカの強さ・能力

アドラバーストの発現者である第三世代の能力者のインカですが、具体的に彼女の能力はどのようなものなのでしょうか。

  • 発火を予知できる
  • 炎を使う攻撃を回避できる
  • 発火能力

この章では、インカの持つ上記の3つの能力について解説していきます。

発火を予知できる

インカの持つ最も強力な能力と言っても過言ではなく、炎が発生する場所とタイミングを感知する能力で、その能力に合わせ、ある程度の未来予測まで不随して行えるという戦略性の高い能力ですね。

この能力に目覚めたきっかけは2年前の大火災で、アドラバーストを発現したことにより匂いによって炎の発生を感知できるようになりました。

匂いといってもインカには視覚的に見えており、炎が発生する場所に軌道に合わせた光の直線として見ることができます。

炎を使う攻撃を回避できる

炎の発生を予知する能力の恩恵として、炎を操る第三世代の能力者などの攻撃を察知し、簡単に回避できてしまえるのもインカの強さの一つでしょう。

ただし、比較的小さい規模の炎の攻撃は安定して回避できますが、攻撃範囲の広い炎の攻撃は予知できていたとしても回避できない場合があります。

炎なら何でも回避できる万能な能力ではありませんが、炎を使った攻撃の大半が当たらないというのは、相手にすると非常にやりずらいのは想像できますね。

発火能力

アドラバーストを発現した当初は使えませんでしたが、インカに目を付けていた伝道師一派と接触した時の争いの中で発現させた能力ですね。

炎の発生を予知する能力と同様に空中に光の線を見ることから始まり、その線の両端それぞれに「START」「GOAL」という文字を浮かび上がらせます。

インカが光の線の「START」から「GOAL」までを指でなぞるとその道筋に沿って爆発を起こすことができ、光の線上にいた相手に爆破攻撃を仕掛けることができます。

この能力の強力なところは、光の線上にいる相手は爆破攻撃を回避できないこと、遠方にいる相手に対して狙撃するように爆破攻撃を仕掛けられる点ですね。

近・遠距離どの場所でも戦える、インカのオールラウンダーな戦闘能力を支えている攻撃です。

【炎炎ノ消防隊】インカが嫌われている理由

インカと言えば、話題となっているのが読者にかなり嫌われてしまっていることでしょう。

見た目は可愛いですし、能力も強力でカッコいいインカですが、なぜここまで反感を買ってしまっているのでしょうか。

  • インカだけは「生理的に無理」
  • サイコパスな行動
  • 自分勝手さ

この章では、上記の3つの項目からインカが嫌われている理由について解説します。

インカだけは「生理的に無理」

なかなか辛辣な評価ですが、普段は二次元キャラクターを嫌ったりしない人でも、狂人のインカに対する嫌悪感は抑えられないようです。

「生理的に無理」とインカの存在を拒否している表現から察すると、何か一つの要素が嫌いといったことではないようですね。

インカの狂気じみた裏切り行為や、非道な発言が受け付けないといった方もいらっしゃいますね。

とはいえ、そこがインカの個性であり魅力とも言えますので、賛否の分かれる部分かもしれません。

サイコパスな行動

命がけのスリルを求めるインカは、その行動も危険で暴力的になることが多く、人の尊厳や命を踏みにじることもしばしばあります。

救助を必要とする人を「クズ」と見下したり、大勢の人が死ぬかもしれない事件が起きるとわくわくして目を輝かせたりと、サイコパスそのままの性格をしている点が嫌われる要因になっているのでしょう。

自分勝手さ

主人公・森羅日下部(しんらくさかべ)ら消防隊によって伝道師一派から救出してもらったにも関わらず、自分勝手にふるまって再び伝道師一派に捕まるなど、人の気持ちを踏みにじる姿が読者の反感を買っている可能性も高いですね。

読者は登場キャラクターたちに共感して物語に入り込むため、簡単に裏切ったり仲間の命を軽んじたりするキャラクターに嫌悪感を抱きやすいのでしょう。

自分勝手な性格というのは、現実社会でも漫画の世界でも嫌われがちなんですね。

【炎炎ノ消防隊】インカに関する一問一答

この章ではインカにまつわる読者が抱く疑問について回答していきます。

クレイジーな性格ばかりが目についてしまうインカですが、物語上ではどのような立ち位置なのでしょうか。

  • インカは死亡した?
  • インカとシンラの関係性とは?
  • 特殊消防隊ではなく伝道者一派についていった理由は?

上記の3つに分け、インカの疑問について解説します。

インカは死亡した?

インカは単行本33巻の第287話で、悟りを開いたことで長らく閉じていた目を見開き、神の力を手に入れたハウメアの力によって焼死しています。

人の死こそが絶望と救済をもたらすと話し手を差し伸べたハウメアに、インカは焼死する未来を能力で見据えながらも手を取ってしまいました。

「破滅」を宿していたインカの自死の選択は、伝道師一派に加入した時点で避けられなかった未来なのかもしれません。

インカとシンラの関係性とは?

インカと主人公・森羅日下部(しんらくさかべ)、通称シンラは、同じアドラバーストの能力者で、伝道師一派に追われている身という共通点がありました。

伝道師一派に追われる中で2人は遭遇し、シンラはインカにシンパシーを感じていたようですね。

その後すぐに、インカの能力を見たシンラは消防隊へ入隊するようにスカウトします。

しかしインカはスリルのある生活を求めており、組織に入ってチームプレイをする気はなく、消防隊から逃げ続けることになりました。

その結果、追っていた伝道師一派の八柱に加わり、シンラたち消防隊の敵として相対することとなります。

消防隊に入っていたら、焼死する未来はもしかしたら変わっていたのかもしれません。

特殊消防隊ではなく伝道者一派についていった理由は?

伝道師一派についた理由はシンプルで、より危険でスリルのある環境に身を置けると思ったからです。

伝道師一派に襲撃された時、強力な発火能力まで身に着けて実力をアップさせたインカは、追い込まれ続けることで強さを発揮するキャラクターなのかもしれません。

まとめ:漫画『炎炎ノ消防隊』に登場するインカはスリルを求める狂人で賛否あるキャラクター

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

サイコパスと言われるほどのインカの狂人っぷりや、多くの読者に嫌われている理由が伝わりましたでしょうか。

性格や行動に難ありのインカですが、アドラバーストの能力に目覚め、炎の発火を予知できる能力や相手をピンポイントで爆破できる高い戦闘力を持つキャラクターであることも解説しました。

また、恩を仇で返したり、助けが必要な人の命を軽く扱う異常性から、多くの読者に反感を買ってしまっていることもわかりましたね。

とはいえ『炎炎ノ消防隊』の物語の中において、そのサイコパスさによって他の個性的なキャラクターに負けないほどの存在感を示していたことも否めません。

本記事を読んでくださったことでインカについて見直していただき、彼女の魅力について気づいてくれる読者が少しでも増えてくれれば幸いです。