【鬼滅の刃】栗花落カナヲの呼吸・技は?活躍シーンや関係の深い人物も解説

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この記事では、漫画「鬼滅の刃」のキャラクター、「栗花落カナヲ(つゆりかなを)」について解説します。

主人公である炭治郎の同期の鬼殺隊士ですが、本格的な戦闘シーンでの活躍は最終決戦とかなり遅めです。

しかし第2回の人気投票では女性陣の中で2位と高順位にランクインしています。

柱でないにも関わらず柱より秀でた能力を持つのが、彼女の人気の1つです。

そこで今回は「栗花落カナヲ」の呼吸や技について解説していきます。

関係の深い人物や活躍シーンについても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

  1. 栗花落カナヲの呼吸・技
  2. 栗花落カナヲの関連キャラ
  3. 栗花落カナヲの活躍シーン
  4. 栗花落カナヲに関する疑問

※この記事には「鬼滅の刃」のネタバレが含まれていますので、気になる方はご注意ください。

【鬼滅の刃】そもそも栗花落カナヲって誰?

初めに、栗花落カナヲについて以下の点から見ていきましょう。

  • 栗花落カナヲのプロフィール
  • 竈門炭治郎の同期
  • 蟲柱・胡蝶しのぶの継子
  • 視覚が優れている

では解説します。

栗花落カナヲのプロフィール

栗花落カナヲのプロフィールは以下の通りです。

名前 栗花落カナヲ
誕生日 5月19日
身長 156cm
呼吸 花の呼吸
階級 丁(ひのと)
出身地 東京府本所區
特技 シャボン玉
声優

上田麗奈

鬼を滅する政府非公認の組織・鬼殺隊の剣士の1人。

容姿はサイドテールの髪型に紫色の瞳、元「花柱」胡蝶カナエの形見である蝶の髪飾りをつけています。

常に笑みを浮かべている人物ですが、主体性に乏しく、命令がないと行動しません。

その主体性のなさは、自分の行動をコイントスで決めるほど。

その理由は貧しい家の出身で、両親からは虐待を受け、名前すらつけられずに育ったからです。

親に売られ人買いに連れられていたところを胡蝶姉妹が保護し、「カナヲ」という名前をつけられます。

自分で考えて行動できない劣悪な環境で育ったため、物語の当初は指示されたことしかできない性格でした。

しかし炭治郎との出会いを経て自分の意思を表すようになっていきます。

竈門炭治郎の同期

栗花落カナヲは主人公・炭治郎の4人の同期のうちの1人です。

鬼殺隊に入隊するには「最終選別」を突破する必要があり、炭治郎が受けた際は20人ほどいましたが、炭治郎を含め5人しか残りませんでした。

その5人のうちの1人がカナヲです。

他の最終選別を突破した人物が傷ついたり疲弊したりする中で、彼女だけは傷一つなく余裕そうな表情でした。

鬼殺隊の隊士になる前から、高いポテンシャルを持っていたことがわかります。

蟲柱・胡蝶しのぶの継子

栗花落カナヲは「蟲柱」胡蝶しのぶの「継子」で、高い実力を持ちます。

継子とは鬼殺隊トップの実力者集団「柱」の直弟子のことで、次期柱として期待を寄せられる存在です。

ただし使う呼吸は胡蝶しのぶが使う「蟲の呼吸」ではなく、しのぶの姉が使用していた「花の呼吸」。

蟲の呼吸は鬼の弱点である頸を切断できない胡蝶しのぶに適した呼吸なので、恵まれた身体能力を持つカナヲには「花の呼吸」の方が合っていたのでしょう。

カナヲは最初から剣士として育てられたわけではなく、蝶屋敷の手伝いをしていました。

しかし他の住人のように家事や怪我人の治療をうまくできなかったので、自分の意思で剣士として志願します。

危険な仕事である鬼殺隊への入隊をカナエとしのぶは難色を示しましたが、カナヲは勝手に鬼殺隊の最終選別に向かってしまったのです。

カナヲはカナエの呼吸を教わる前に見よう見まねで習得するという、才能の高さを示しています。

最終選別に通った後は、しのぶは危なっかしいカナヲを継子にして面倒を見ることにしました。

視覚が優れている

炭治郎が嗅覚・善逸が聴覚など、他の同期が五感に優れた部分を持つように、カナヲも視覚が優れているという特徴があります。

とくに動体視力に優れていて、鬼の体捌きから次の攻撃を予測するほどです。

視覚に優れているのは才能もありますが、育った環境も関係しています。

親からのひどい虐待、死んでしまうほどの攻撃を避けるために動きをよく見る「視覚」が発達しました。

視覚に優れていたことで、劣悪な環境をなんとか生き延びることができたのです。

【鬼滅の刃】栗花落カナヲの呼吸・技

鬼殺隊士の特徴といえば、一人ひとりが習得している「呼吸」です。

人外の力と異能を持つ鬼を滅するために、鬼殺隊士は身体能力を底上げし、鬼に効果のある呼吸を使用します。

以下の項目から栗花落カナヲの呼吸・技を見ていきましょう。

  • 花の呼吸の使い手
  • 弐ノ型・御影梅(みかげうめ)
  • 肆ノ型・紅花衣(べにはなごろも)
  • 伍ノ型・徒の芍薬(あだのしゃくやく)
  • 陸ノ型・渦桃(うずもも)

では一つずつに解説します。

花の呼吸の使い手

栗花落カナヲは「花の呼吸」の使い手です。

花の呼吸は基本の呼吸の1つ・水の呼吸から派生した呼吸で、元柱である「花柱」胡蝶カナエも使用していました。

カナヲが持つと「色変わりの刀」と言われる日輪刀は桜色に変化。

これは花の呼吸の適正の高さを表していると考えられます。

「花」にちなんで、型には花の名前が入っているのが特徴です。

次からは、カナヲが作中で披露した型を解説していきましょう。

弐ノ型・御影梅(みかげうめ)

御影梅は自分の周囲に連続して斬撃を放つ連撃技です。

手数が多いので、相手の攻撃を捌く防御技としても利用できます。

肆ノ型・紅花衣(べにはなごろも)

流れるような動きで、円状の軌跡を描きながら斬り付ける技です。

円を描く華麗な動きが特徴ですね。

伍ノ型・徒の芍薬(あだのしゃくやく)

徒の芍薬は前方の敵に連撃を放ちます。

御影梅よりも広範囲を対象にできる攻撃です。

陸ノ型・渦桃(うずもも)

空中で体を捻って斬り付ける技です。

相手の攻撃を掻い潜りつつ範囲攻撃ができます。

【鬼滅の刃】栗花落カナヲの活躍シーン

次に、栗花落カナヲの活躍シーンについて解説していきます。

カナヲが活躍するのは以下の場面です。

  • 活躍シーン①:蝶屋敷での炭治郎との会話シーン
  • 活躍シーン②:童磨との戦い
  • 活躍シーン③:鬼と化した炭治郎を人間に戻す

それでは見ていきます。

活躍シーン①:蝶屋敷での炭治郎との会話シーン

1つ目に紹介するのは、蝶屋敷での炭治郎との会話シーンです。

この頃のカナヲは他人と会話するだけでも、自分で判断できずコイントスの表が出るか裏が出るかで決めていました。

そんな主体性のないカナヲに炭治郎は「どうして自分で決めないのか」と尋ねます。

それに対して「どうでもいいから」と答えたカナヲを見た炭治郎は、自分もコイントスを始めました。

「表が出たらカナヲは心のままに生きる」と勝手にルールを決めて、結果出たのは表。

「どうして表を出せたのか」とカナヲは炭治郎に尋ねますが、炭治郎は「表が出るまで投げるつもりだったから」と答えます。

その後、カナヲはコイントスをやめて感情を少しずつ表現していくようになりました。

悲惨な境遇から抜け出し、周囲から愛されるようになって考える力が育まれていたカナヲですが、それでも変わるきっかけが必要だったのでしょう。

そのきっかけを炭治郎が作ったというエピソードでした。

活躍シーン②:童磨との戦い

鬼殺隊と鬼の首魁・鬼舞辻無惨との戦いで、カナヲは上弦の弍・童磨と対決します。

物語の終盤での出来事ですが、彼女の初めてのまともな戦闘シーンです。

童磨はカナヲの家族だった胡蝶カナエを殺害した人物でもあります。

さらにもう1人の家族であり師範でもある胡蝶しのぶを目の前で生きたまま喰われ、怒りを露わにしますが、冷静になり戦闘を開始。

その身のこなしで、童磨からは先ほど戦った柱(しのぶ)より実力が上かもしれないと評価されました。

戦いは、乱入してきた同期の嘴平伊之助と共闘しつつ続けられます。

最後はしのぶが仕掛けていた「自身の全身を毒にしてあえてターゲットに喰われる」という奇策で弱体化を成功させ、仕留めることに成功しました。

童磨を倒した後、カナヲはもう2度と戻ることがない大切な人たちを想い、涙を流します。

活躍シーン③:鬼と化した炭治郎を人間に戻す

鬼殺隊が総力を結集して鬼舞辻無惨を倒した後、無惨は最後の力を使って炭治郎に自分の力を託すという行動に出ます。

そして無惨の力を受け継いだ炭治郎は、鬼として復活してしまいました。

日の光でも消滅しない完全な存在となった炭治郎は人を襲い始め、残った手段は殺すしかなくなります。

しかしカナヲはしのぶから「鬼を人間に戻す薬」を託されていました。

カナヲは失明していない片目で「花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼」を使用します。

炭治郎の攻撃を受けつつ、禰豆子にも効果があった人間に戻る薬を炭治郎に投与しました。

このカナヲの活躍により、炭治郎は間一髪で誰も犠牲にすることなく、人間に戻れたというわけです。

【鬼滅の刃】栗花落カナヲと関連の深い人物

次に、栗花落カナヲと関係の深い人物を紹介します。

カナヲは以下の人物ととくに関わりが深いです。

  • 胡蝶カナエ
  • 胡蝶しのぶ
  • 神崎アオイ

1人ずつ見ていきます。

胡蝶カナエ

胡蝶カナエは元柱で、作中では既に故人です。

生前はカナヲと同じく「花の呼吸」の使い手でした。

カナヲは彼女の呼吸を見て、見よう見まねで花の呼吸を習得しています。

カナヲがまだ自分の気持ちをうまく表現できなかった時期に亡くなり、彼女が亡くなったときにどうすればいいのかわからなかったことを、彼女は後に後悔していました。

本当はとても悲しかったのに、うまく自分の感情を処理できず、泣くこともできなかったことを悔やんでいたのです。

その後最終決戦でカナエの仇の童磨を倒して、ようやく素直に泣くことができました。

胡蝶しのぶ

胡蝶しのぶはカナエと同じくカナヲの姉のような存在で、継子でもあるのでカナヲはしのぶを「師範」と呼んでいます。

しのぶは作中でどんどん表情が豊かになっていくカナヲを見て、カナヲの成長を喜んでいました。

しかし鬼殺隊士としては甘さを捨てるように言いつけたり、師範らしい面も見せています。

しのぶはカナヲに自分が死んだ後のことを託しており、しっかりと信頼していたことが描写されました。

神崎アオイ

神崎アオイはカナヲと同じく蝶屋敷の住人の1人です。

遊郭編で「音柱」宇髄天元に潜入要員として無理矢理連れ出されそうになったときは、カナヲに助けを求めています。

本編の外では、カナヲの名字を決める際に自分の名字を激推ししているシーンがありました。

他にはカナヲの好きなものの項目には、アオイが作ったもの全部と書かれています。

作中ではあまり絡みはありませんでしたが、仲が良いことがわかりますね。

【鬼滅の刃】栗花落カナヲに関する一問一答

ここでは、栗花落カナヲに関する疑問について解説します。

栗花落カナヲに関する疑問は以下の通りです。

  • 栗花落カナヲの最後は死亡する?
  • 栗花落カナヲの失明は治った?
  • 栗花落カナヲは誰と結婚した?

それでは見ていきましょう。

栗花落カナヲの最後は死亡する?

栗花落カナヲは死亡していません。

最終決戦では童磨や鬼舞辻無惨との戦いで死にかけましたが、なんとか生き残っています。

最終決戦は鬼殺隊のトップの「柱」が、参加した7人のうち5人が死亡し、隊士も多くが犠牲になったので、いつ死んでしまってもおかしくない状況でした。

そんな中で生き残ったのは幸運もありますが、彼女の実力の高さもあるでしょう。

カナヲは最終決戦後も生き残り、蝶屋敷に戻っています。

栗花落カナヲの失明は治った?

最終決戦で栗花落カナヲは両目を失明しましたが、その後も治りませんでした。

カナヲは最終決戦の中で「花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼」を使用したことで失明しています。

この技は視神経に大きな負担をかける技で、失明のリスクがあると分かっていましたが、使用せざるを得ませんでした。

童磨戦の決着の際に一度、炭治郎を鬼から人間に戻す際にもう一度使用しています。

炭治郎は自分のせいでカナヲが失明したことを気にしていましたが、カナヲは炭治郎に「全然見えないわけじゃないんだよ」と答えていました。

完全に失明したわけではなく、うっすらと見えはするようです。

栗花落カナヲは誰と結婚した?

最終回で描かれた現代で栗花落カナヲと竈門炭治郎の子孫が登場するので、カナヲは炭治郎と結婚したと考えられます。

蝶屋敷での会話の後、「きっかけさえあれば人の心は花開くから大丈夫。いつか好きな男の子でもできたらカナヲだって変わる」という言葉を胡蝶カナエが過去に話していたエピソードが挟まれました。

カナヲは蝶屋敷の一件で既に炭治郎を意識していたことが窺えますね。

まとめ:栗花落カナヲは少ない出番でも大人気のキャラクター!

今回は鬼滅の刃のキャラクター・栗花落カナヲについて解説しました。

カナヲは我妻善逸や嘴平伊之助と異なり、作中で炭治郎たちと共闘してきたわけではなく、出番も同期の中では少ない方です。

しかし少ない出番でも容姿の可憐さ・強さや少しずつ豊かになっていく表情など、魅力的な部分が多数あります。

カナヲだけではなく、「鬼滅の刃」の登場人物は少ない出番でも読者からの人気をガッツリ掴んでいるキャラが多いです。

カナヲを始め魅力的なキャラクターが多い「鬼滅の刃」、個性豊かなキャラクターの部分にもぜひ注目してみましょう!