【炎炎ノ消防隊】黒野の能力・技は?黒煙の使い方や登場シーンも紹介

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週刊少年マガジンにて、2022年2月まで連載されていた大人気漫画『炎炎ノ消防隊』ですが、アニメ化もされ人気が衰える気配はありませんね。

『炎炎ノ消防隊』の作中に登場する印象的なキャラクターと言えば黒瀬優一郎(クロノ・ユウイチロウ)でしょう。

弱い者をいじめ倒すサディスティックな性格に、作中でも屈指の戦闘力を持つ実力者で、ファン人気も高いキャラクターですよね。

本記事では黒野の魅力について能力やエピソードの視点から解説していますので、ぜひ最後まで目を通してください。

  • 【炎炎ノ消防隊】そもそも黒野って誰?
  • 【炎炎ノ消防隊】黒野の能力・技
  • 【炎炎ノ消防隊】黒野の黒煙の使い方
  • 【炎炎ノ消防隊】黒野の登場シーン
  • 【炎炎ノ消防隊】黒野に関する一問一答

【炎炎ノ消防隊】そもそも黒野って誰?

https://twitter.com/koto_gtop/status/1373975100370817024

まず最初に黒野の簡単なプロフィールについて表で説明し、作中での立場についても解説します。

基本情報として押さえておくと、黒野の人となりをつかむために役立つでしょう。

黒野のプロフィール

名前 優一郎 黒野(ユウイチロウ・クロノ)
性別 男性
年齢 29歳
身長 177cm
役職 灰島重工能力開発研究所主任
特徴 弱い者いじめが大好き、灰病を患い右腕が炭化している
能力 第三世代能力者、炭化した右腕から放つ黒煙

灰島重工の社員

黒野は炎炎ノ消防隊の隊員をしながら、炭島重工の社員としても働いています。

炭島重工では能力開発研究所の主任のポジションに就いており、能力に目覚めた子供たちの訓練や、アドラバーストについての研究を行っていますね。

主に能力開発研究所の仕事をしており、炎炎ノ消防隊としての活動は作中では見られません。

【炎炎ノ消防隊】黒野の能力・技

「炎炎ノ消防隊」に登場するキャラクターの中でも、最強・最凶と呼ばれている黒野。

「黒煙」を武器に展開する技の数々はどれも強力で、黒野自身のサディスティックな性格も合わさって強さに拍車をかけていますね。

  • 第三世代能力者
  • 右ノ蝕
  • 蝕隠レ
  • 人蝕

この章では上記の4つの項目に分け、黒野の能力・技について解説していきます。

第三世代能力者

黒野は自ら炎を発生させ、操ることのできる第三世代能力者です。

炎炎ノ消防隊の登場キャラクターの中では戦闘能力が高い方で、その実力は消防隊の大隊長クラスだと言われています。

第三世代は自分で炎を生み出せることが強みですが、能力を多用すると体内の酸素が欠乏し、めまいや吐き気といった不調がでる「オーバーヒート」状態があります。

「オーバーヒート」状態を繰り返すと、炎を放つ身体の部位が黒い灰のように炭化し、元に戻せなくなるリスクがあるため、使い方を考えて運用しなければなりません。

他の能力者たちは「オーバーヒート」しないように能力を使用しますが、黒野は限界を超えて能力を使い続けて右腕が炭化しており、それでも能力を使い続けて右腕を炭化を進行させている異常な、能力者です。

ここまでくると、黒野にとって炭化は必殺技の一部なのかもしれませんね。

右ノ蝕

「右ノ蝕(みぎのしょく)」は炭化した腕から放たれた黒煙に触れた相手を攻撃する技です。

黒煙は黒野と知覚がつながっており、広がった黒煙の領域全体の状況を把握することもでき、レーダーのような役割も担っているんですね。

基本的には飛び道具のような性質で、黒煙に触れた者を煙で傷つける効果があり殺傷力もなかなかあります。

リーチの長さを活かし、黒野の間合い外の相手にも攻撃できるため、相手を選ばず使いやすい技でしょう。

蝕隠レ

「蝕隠レ(しょくがくれ)」は、放たれた黒煙に自分の姿をまぎれこませて身を隠す技ですね。

主人公・森羅 日下部(しんら・くさかべ)との戦闘時にも使っており、攻撃を回避するほか、相手の視界から消え奇襲攻撃を仕掛けることなどもできます。

攻防どちらにも活用できるため、汎用性の高い技だと言えるでしょう。

人蝕

「人蝕(にっしょく)」は、放たれた黒煙を吸い込んだ相手を体内から焼き殺す恐ろしい技です。

呼吸によっていつの間にか体内に黒煙が入り込んでいるため、気づいた時には焼き殺されているサイレントキラー感が超強力ですね。

黒野の奥の手と呼べる技で、アドらバーストに目覚めたナタクをとらえるためにやってきた伝道者一派・カロンの手下たち6名が、「人蝕」によって一瞬で黒焦げに焼き殺されたシーンは衝撃的でしょう。

サディスティックな黒野の攻撃性を全て凝縮したような、かなり残虐な必殺技ですね。

【炎炎ノ消防隊】黒野の黒煙の使い方

「黒煙」という炎ともまた違った性質の現象を操る黒野ですが、どのような用途で「黒煙」を駆使するのでしょうか。

この章では、「黒煙」を使った黒野の戦闘法について解説していきます。

  • 目くらまし
  • 相手の動きを察知する
  • 黒煙を固体化して武器にする
  • 爆発を起こす

上記の4つの項目に分け、「黒煙」の応用について解説していきましょう。

目くらまし

黒野が操るのは「黒煙」なため、空間全体に大量の黒煙を発生させ、相手の視界を奪う「目くらまし」が可能です。

「蝕隠レ」がまさに「黒煙」の性質活かした必殺技で、相手の視界から姿を消し、死角から奇襲を仕掛けるなど単純ながら強力な攻撃が可能ですね。

視界を奪われると戦闘力を大きく削がれるため、黒野が優位に立って戦いを進められる点が強力でしょう。

相手の動きを察知する

「黒煙」は黒野の知覚とつながっており、「黒煙」に触れる物の位置や形状、感触を黒野は把握することができます。

黒野自身は黒煙で身を隠しながら相手の位置や動きは察知できるため、「黒煙」さえ空間に放ってしまえば、かなり有利に戦いを進められるのが強いですね。

右腕の炭化というリスクを背負っているとはいえ、チートとも言える性能をしているのが「黒煙」で、黒野が最強と呼ばれている理由の1つでしょう。

黒煙を固体化して武器にする

「黒煙」を集中させることで固形物にすることができ、刃物や突起物といった武器を作ることも可能です。

炭でできた武器といったところで、鋭利な刃物を作って相手を斬りつけることができますね。

黒野は能力開発研究所の局長ですので、能力者の子供たちの対武器訓練をする必要があり、能力者のトレーニングやデータ収集のために生まれた能力とも言えます。

爆発を起こす

放った「黒煙」をコントロールし、小さな爆発を起こすこともできます。

威力は相手の身体が少し吹っ飛ぶ程度のもので、殺傷能力が低いのが難点ですが、集団で敵に囲まれた際に相手を寄せ付けないようにしたり、ちょっとしたけん制目的で使用するには適しています。

【炎炎ノ消防隊】黒野の登場シーン

https://twitter.com/YAVuOekgPuYfYAS/status/1309852888563216385

サディスティックな性格と作中屈指の戦闘能力を持つ黒野ですが、ストーリー上ではどのように登場しているのでしょうか。

  • 登場シーン①:初登場で新門紅丸に「ヤバイ奴」と言われる
  • 登場シーン②:アドラバースト研究で黒野と森羅がバトル
  • 登場シーン③:暴走するナタクを止める黒野

とくに印象的だった上記3つのシーンを取り上げて解説していきます。

登場シーン①:初登場で新門紅丸に「ヤバイ奴」と言われる

黒野は初登場のシーンから新門紅丸(シンモン・ベニマル)に「ヤバイ奴」と言われてしまっています

第7特殊消防隊大隊長の新門紅丸と灰島重工の黒野は旧知の仲だったようですが、昔からサディスティックで弱い者いじめをする性格は変わっていないようですね。

新門紅丸も能力に目覚めた者として能力開発研究所に管理されていた頃、研究員だった黒野に何かされたのかもしれません。

登場シーン②:アドラバースト研究で黒野と森羅がバトル

ナタクを奪還しに能力開発研究所にやってきた森羅ですが、アドラバースト研究の名目で黒野とのバトルが勃発しました。

大隊長に匹敵する実力を持つ黒野は、若手消防隊員である森羅の攻撃を簡単に受け流してしまいます。

さらに「黒煙」を室内に広げることで森羅の動きを完全に見切り、じっくりといたぶるように森羅を追い詰めていきました。

万事休すの状態になった森羅ですが、リヒトが実験室を開けたことにより、ナタク奪還作戦が大きく動き出したため、バトルはおあずけとなります。

一瞬で倒さずじわじわとダメージを与えるあたりが、サディスト黒野らしい戦い方ですね。

登場シーン③:暴走するナタクを止める黒野

能力開発研究所によって管理されている第三世代の能力者・ナタクですが、思うように力をコントロールできず焦っていました。

両親や周囲から実力者として期待され、「強くなければならない」想いにとらわれたナタクは、力を暴走させて大焔ビトへ変貌してしまいます。

街へ出て暴れるナタクの前に黒野は立ちはだかり、「黒煙」を固めて作り出した刀で簡単に大焔ビトの身体を斬り割いて倒してしまいました。

涙ながらにくやしさを浮かべるナタクに黒野は、「何を焦る必要がある。お前はもっと、今はこちらがいたぶりたくなるような弱さを大事にしろ」と言葉をかけます。

「弱い奴をいたぶりたいから」という黒野らしい歪んだ理由ではありますが、この言葉によってナタクの心は軽くなり、「弱くていいんだ」と弱いままの自分を受け入れるのでした。

仲間にとって、いい奴なのか異常者なのかわからないのが黒野の特徴ですね。

少なくとも、ナタクとの関係は良好なようです。

【炎炎ノ消防隊】黒野に関する一問一答

この章では黒野に関する読者が抱きやすい疑問について、解説込みの一問一答形式でお答えしていきます。

  • 黒野とナタクの関係性とは?
  • 黒野は森羅の味方?
  • 黒野はどれくらい強い?
  • 対応困難な森羅の「ラピッドマンキック」を初見で見切る

上記の4つの質問に分け、それぞれに回答していきます。

黒野とナタクの関係性とは?

ナタクは第三世代の能力者として目覚めたため、灰島重工の研究所に連れられ管理されていました。

その時の担当教育者としてであったのが黒野であり、能力者として周囲の期待に応えようと「強くなければいけない」という圧力に苦しんでいたナタクは力を暴走させています。

そんなナタクに「強くなるな」と真逆のメッセージを伝えたのが黒野なんですね。

真意は、弱い者いじめが大好きな黒野にとって強い相手は邪魔だからという歪んだ理由ですが、そのおかげでナタクは自分の弱さを受け入れ、力の暴走を止めることができました。

その後、ナタクはアドラバーストに覚醒したため、灰島重工、第8消防隊、伝道者一派の3つの組織による争奪戦に展開しましたが、最終的に黒野がナタクを確保し灰島重工の管理下に戻されます。

アドラバーストに目覚めた能力者(〇柱目)には守り人と呼ばれる付き人がつきますが、ナタクは「六柱目」にあたり、「二柱目」ハウメアの守り人である伝道者一派のカロンが「六柱目の守り人はあいつ(黒野)かな」と呟いており、ナタクの守り人になるのは黒野の可能性がありますね。

黒野は森羅の味方?

黒野と主人公・森羅は、灰島重工の能力開発研究室で会っています。

森羅は黒野と能力開発のための戦闘を行っていますが、そこまで深いコミュニケーションがあったわけではありません。

ナタクを奪還する際は敵対していましたが、暴走したナタクを止めるため黒野と森羅は共闘はしていますね。

どっちつかずの関係が見て取れるように、味方というよりは共通の敵を持つ協力者と言った方が正しいでしょう。

黒野はどれくらい強い?

黒野の強さは「炎炎ノ消防隊」の作中でも最強クラスと言われており、その力は炎炎ノ消防隊の大隊長に匹敵すると目されていますね。

弱い者いじめが大好きなサディスティックな性格も強さを支えており、さらに右腕が「オーバーヒート」し、灰病で炭化しても「黒煙」を放ち続ける暴挙も凶悪さに拍車をかけています。

傷つくことも傷つけることも恐れない黒野は、他のキャラクターとは異端の強さを持っているんですね。

対応困難な森羅の「ラピッドマンキック」を初見で見切る

黒野は主人公・森羅と能力開発のため戦闘を行っていますが、森羅の強力な必殺技「ラピッドマンキック」を初見で見切っています。

発する炎を足に集中し、スピードと威力を大幅にアップさせる森羅の「ラピッドマンキック」ですが、突き抜けた身体能力を持つ黒野は簡単に回避していますね。

森羅の「ラピッドマンキック」を初見で見切った人物は黒野だけであり、この時の異常な対応力の高さから察すると、黒野がかなりの実力者であることは間違いありません。

高スペックのフィジカルにサディスティックな性格、さらに汎用性のある「黒煙」を使うとなれば、渡り合える能力者はなかなか居ないでしょう。

まとめ:黒野は能力者たちの指導者で最強クラスの強さを持つサディスト

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

『炎炎ノ消防隊』でもとくに異端のキャラクター、黒野の魅力を知っていただけましたか。

弱い者いじめが大好きなサディスティックな異常者とお伝えしながらも、アドラバーストに目覚めたナタクに対して黒野なりの優しさを見せているなど、実はそこまで悪人ではないことを知っていただけたでしょう。

また、黒野の操る「黒煙」は非常に強力な能力であり、「オーバーヒート」で右腕が炭化しても使い続ける黒野の異常性も伝えましたね。

弱い者をいじめる異常性のある性格と、能力に目覚めた子供たちの指導者&研究者という二つの顔を持つ黒野は、『炎炎ノ消防隊』で他にない独特の存在感を放っています。

本記事で黒野の魅力を再確認していただき、より一層『炎炎ノ消防隊』の世界観を楽しんでくだされば幸いです。