半沢直樹のセリフ「やられたらやり返す。倍返しだ」は当時、流行語大賞にもなりましたね。老若男女問わずヒットし続編が期待させれる人気ドラマになりました。
今回は、半沢直樹最終回のネタバレと頭取の思惑、半沢が出向になった理由を考察してみたいと思います。
[affi id=2]半沢直樹最終回ネタバレ!どうなる半沢直樹…
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半沢(堺雅人)は、大和田常務(香川照之)を追い詰める証拠をタミヤ電機に出向していた近藤(遠藤賢一)に頼む。しかし、近藤は大和田常務から「東京中央銀行復帰を条件に、(半沢が欲しがっている)タミヤ電機社長の証言の証拠を渡す」という裏取引を交わしてしまう。それを知らない半沢は近藤からの報告書を待っているが一向に届きません。
後日、渡真利(及川光博)は半沢へ、タミヤ電機に出向していた近藤が東京中央銀行の広報部に復帰するという噂があることを教える。その噂ですべてを悟る半沢。
半沢は、近藤の留守電へ「いつもの場所で待っている」と残し、剣道場で待っています。ようやく表れた近藤に着替えてくるように言い、2人黙々と剣道の手合わせをしました。
疲れ果てて倒れこむ2人、半沢は近藤の置かれている状況や家族の事を理解しているから責める気持ちはないことを伝え、銀行に戻ってくる近藤をお祝いした。再び、タミヤ電機社長(前川泰之)から証言を得ると、大和田常務と近藤が裏取引をしているのがバレてしまうためにタミヤ社長から証言をもらうことを諦める。
大和田常務に宣戦布告
半沢は大和田常務の不正の証言を羽根専務(倍賞美津子)に頼むため伊勢島ホテルに来ていた。「120億の損失は間違いなく事故だった」と言う羽根専務に、半沢は「それを大和田常務が利用した」と尋ねる。だが、彼女はその質問には答えず、大和田常務には気をつけろという忠告をして立ち去ってしまう。
伊勢島ホテルからの帰り道は雨が降っていた。半沢の前には大和田常務が乗った車が停まり、「銀行に帰るなら私の車に乗らないかね。近藤君は乗ったよ」と誘いましたが、半沢は断りました。
半沢は、幼少期に見た自分の父親と当時、銀行の担当だった大和田常務の様子を淡々と語り始めます。幼少期、半沢の父親はネジの工場を経営していました。
当時の大和田は、半沢ネジの取引先が経営悪化していることに気が付くと、半沢ネジに伝えず、逆に言いくるめて土地を担保にさせました。その後、半沢ネジを見捨てて、貸付金を回収していたのです。追い詰められた父親は自殺を図っていました。
大和田常務は、今更昔のことを言われても困ると呆れますが、半沢は「銀行に時効はない。責任はきっちりと取って頂く。やられたらやり返す。それが私の流儀なんでね」と宣戦布告をしました。
[affi id=2]新たな繋がりと証拠
半沢は、大和田常務と黒崎(片岡愛之助)が繋がっている証拠があれば不正を暴ける状況までたどりつけました。渡真利と話し合っていると部下から一部の資料を別室に疎開させたと、聞きます。資料の疎開を頼んだのは入社3年目の横山でした。
渡真利の調査で、横山に指示した人間は福山啓次郎(山田純大)であると判明。半沢は、疎開資料は捏造された内容だと突き止めており、福山に「捏造した資料で銀行を追い落とそうとしたことを告発すれば、懲戒解雇だ」と脅します。
しらをきっていた福山でしたが、自身のタブレットから証拠が出てきてしまい言い逃れできなくなりました。とうとう指示した人間の名前を半沢に自白します。それは、岸川部長(森田順平)。
岸川部長は大和田常務の側近なので、疎開資料の隠し場所をリークしたのは大和田常務の指示か?と半沢は考えます。しかし、自分が不利になる資料をわざわざリークさせるとは考えにくい。また、大和田常務自身、資料の隠し場所がリークされたことに大変驚いていたことから、演技&指示ではないと予想。
どんな事情であれ、岸川部長が黒崎と内通していた証拠を見つけないと半沢が生き残る方法がない。
花の内助の功
岸川部長と黒崎の接点が見つからず、困り果てた半沢。そんな時、妻・花(上戸彩)からお弁当を忘れていると連絡を貰う。お弁当と一緒に渡されたのは「スパイノート」。
花は、夫のために行きたくもない奥様会に出席して各行員の情報をノートに書き留めていました。花は「たいした情報はない。岸川夫人なら知っていると思ったんだけど、娘の結婚で悩んでいて。相手が金融庁の人だから極秘で結婚式を挙げるんだって」と言います。ピンときた半沢は花を抱きしめて礼を述べると走り去っていきました。
出向いた先は岸川部長の自宅。大和田常務を糾弾する報告書の内容を認めてほしいと頼みますが、岸川部長に断られます。半沢は「娘さんが結婚するそうですね。奥様が妻に相談していました。相手が金融庁の方なので、娘は政略結婚に利用されたんじゃないかって」と話しました。
岸川部長は「違う。結婚は向こうから言ってきたんだ。黒崎さんは…」と言ったところで後の祭り、半沢はニヤニヤして岸川部長を見ています。
半沢は黒崎に内通して疎開資料の隠し場所をリークしたことをマスコミにばらすと脅し、娘の幸せを守り抜きたい岸川部長は大和田常務を糾弾する報告書を承諾します。
主役と証拠が揃った取締役会
翌日、銀行の会議室では重役たちが集まり取締役会が始まりました。最初の議題は黒崎から東京中央銀行にきた「半沢直樹の受け入れ態度に対する抗議付き改善要求」。
会議室に呼び入れられた半沢は大和田常務の不正を糾弾し始めます。
頭取(北大路欣也)は、証拠があるのか?と半沢に訪ねますが、「証拠は取れませんでした」と答えると、事の成り行きを見守っていた他の重役たちからはあきれ声が聞こえてきます。
ここぞとばかりに弁明する大和田常務。「田宮社長と妻は以前から知り合いで、前から融資の話をしていた」「東京中央銀行の融資時期と一緒になってしまったから誤解を招いた」と述べます。
しかし「妻がやったからしませんは通用しない。子供だましだ」と半沢に反論されてしまします。
半沢は大和田常務や大和田用務の妻が経営している「ラフィット」の信用調査の報告書を提出し糾弾し始めました。
「ラフィット」は経営がうまくいっておらず、複数の消費者金融でお金を借りてお金を返す自転車操業状態。その借金額は1億円以上となっていました。
さらに、大和田常務の個人口座預金残高はマイナス、自宅も抵当に入っている、借金は5000万円以上残っていると指摘。頭取は、当事者である岸川部長に意見を求めます。
大和田常務は「遠慮はいらないよ。思っていることを正直に言いなさい」と、圧力をかけます。動揺した岸川部長は「身に覚えがない」と言いますが、半沢から「どうなんですか?」と圧力をかけられます。
黙り込む岸川部長を見て大和田常務は「岸川部長は体調が悪いようだ」と言い、中止させようとするが半沢に「黙って聞け」と言われてしまいます。
岸川部長は「報告書に書かれている内容を認めます」という証言をし、すべてを打ち明けました。
大和田常務の不正が明るみに
「3000万円を転貸資金としてタミヤ電機に融資」「伊勢島ホテルに130億円の損失ができること内部告発で知っていたが、もみ消して伊勢島ホテルに200億円の融資ができるようにした」すべて大和田常務の指示によるものだったと判明。
頭取は会議を打ち切ろうとしますが、半沢は大和田常務に詰め寄ります。「必死に家族を会社を大切な者を守るために、貴方に土下座をし続けた人の痛みを、怒りを、悔しさを貴方にも思い知って頂く。土下座をしてくだい」と。
制止をした頭取を無視し、半沢は大和田常務に土下座を要求しました。大和田常務は雄たけびを上げながら半沢へ土下座をするのでした。
各々の処分、その後は…
自暴自棄になっている大和田常務は頭取へ「北海道ですか?佐世保ですか?」と、自分の処分がどうなるのか聞きます。頭取は「常務取締役を解任し、取締役への降格を命じる。以上だ」と降格を言い渡しました。
自分は懲戒解雇になってもおかしくないのになぜですか?と驚くと、「私は銀行員としての君を尊敬していたんだよ」と話しました。これで、大和田常務は一時は失脚を狙っていた頭取に頭が上がらなくなりました。
頭取は、産業中央銀行出身のトップである大和田常務に恩を売り、産業中央銀行出身を押さえつけ派閥争いをおさめることに成功しました。結局、岸川部長のみがトカゲのしっぽ切で出向という処分を受けることになりました。
一方、半沢は頭取室へ呼び出されます。頭取から「よくやってくれた」「ただし、最後はやりすぎだ」と注意され、頭を下げます。
頭取は「辞令を伝える。営業企画部の部長職として、東京セントラル証券への出向を命じる」と、出向を命じたのです。にこやかに話をきいていた半沢の目つきが、どんどん鋭くなっていきました。
頭取の思惑と半沢出向の理由を考察!
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中野渡頭取は、大和田常務を銀行に残し、岸川部長や半沢までも出向という処分にしました。不正を糾弾した半沢もなぜ出向?と最終回放送当時は大騒ぎになりましたね。頭取って何を考えているのでしょうか?
「銀行員としての君を尊敬している」なんて大和田常務に言ってますが、家族が経営している企業に迂回融資という件は、マスコミのエサになりますし、世間的にも大事件になりかねないですよね。異動時期でもないのに、それなりの地位にいる人を更迭してしまうと、「何かあったのか?」と探られること間違いないです。
大事件になってしまえば、各所への影響や金融庁へもタダでは済まされません。そうなれば、中野渡頭取も責任を負わなければならなくなります。単なる降格人事であればそれなりの納得できる理由をつければ収まることを見越したようです。
半沢の出向理由は?
取締役会が終わった後「よくやった」と称賛したわりに、半沢を出向させた理由も気になりますよね。頭取のことだから何か考えがあってのことだと思います。
それは、金融庁向けのパフォーマンスではないか?ということ。取締役会では、金融庁から「半沢直樹の受け入れ態度」について抗議と改善要求がきていましたね。これに対して「半沢直樹という人物を異動させました」というパフォーマンスをしたのではないかと。
その他には
- 上司を諫めた危険人物というレッテルを貼られるより、出向先で業績を残してから本部に戻した方がほとぼりがさめそうだから
- 子会社セントラル証券を助けるため
- 大和田派の反発を抑えるため
という理由が考えられます。また、取締役会で、土下座をしてくれと詰め寄る半沢を制止させる場面もあることから、人前で常務を土下座させたことはやりすぎだと諫める意味もあるのかもしれません。
そもそも出向って悪い事なの?
「出向は悪い」ようなイメージでがりますが、出向とはどんな意味合いがあるのか調べてみました。
出向とは、元の企業との雇用契約はそのままに、別企業(子会社など)へ異動することを言います。給与は親会社から、仕事指示は子会社からということです。異動は異動でも、人間関係も仕事内容も違うでしょうから大変な負担になりかねません。
出向の理由としては、
- 勉強、経験をつんで人材育成してキャリア形成
- 出向先の発展、成長を狙った業績アップ
- 出向先と信頼関係を気づくための企業間交流
- 元企業の雇用継続が難しい雇用調整の出向
(参考:人事評価制度の教科書)
が、あげられます。どれも、不快に思わない理由ですね。出向の意味合いを間違えていたようです。このような理由から、半沢も前向きな出向ではないかと考えられますね。
[affi id=2]半沢直樹最終回結末ネタバレ!頭取の思惑と半沢出向の理由を考察まとめ
- 半沢は、不正をした大和田常務に土下座をさせて倍返し成功
- 大和田常務は降格、岸川部長・半沢は出向という処分になる
- 出向の意味は、前向きな理由が多い。
物語が進むにつれて手に汗にぎる展開になった半沢直樹ですが、最終回も息つく暇なく怒涛の展開でしたね。続編は出向先のセントラル証券での話になることが予想されます。どんな話になるのか目が離せませんね!