はたらく細胞たちの知られざるドラマ第1話のあらすじを紹介

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はたらく細胞」は、清水茜さんによる漫画が原作となっていて「月刊シリウス」にて2015年3月号から連載中です。

人間の体内にいる細胞を擬人化していて、キャラはすべて細胞名で統一されているんですよ。医学的な知識を学べるだけでなく、コミカルに描かれているので、笑いながら気軽に観れるのが魅力的な作品となっています。

一体どんな作品なのか、ネタバレも注意しながら見ていきましょう。

体内に肺炎球菌が侵入する危機に対抗する白血球

「はたらく細胞」は2014年に行われた読み切り作品「細胞の話」で、シリウス新人大賞を受賞し「はたらく細胞」連載化に至った人気作品です。

人間の体内では沢山の細胞たちが働いています。赤血球は酸素を運んでいました。すると、血管内皮細胞を破った肺炎球菌が体内に侵入します。

人間の体内は丁度良い温度が保たれ、肺炎球菌にとっては食べ物もいくらでもあり、天国みたいな場所でした。そこで肺炎球菌は体を乗っ取ろうとします。

手始めに赤血球は襲われそうになりますが、「この雑菌野郎!」と肺炎球菌を斬りつけた好戦的な白血球が倒してくれました。穏やかなの雰囲気とは一変し、殺伐としたキャラが目立って笑ってしまいます。

白血球は一匹残らず肺炎球菌を始末するつもりで、容赦ない血まみれの姿に見ている赤血球たちはやや引いています。しかし、一匹だけ遠くで悔しそうに眺めている肺炎球菌が残っていました。後になって何かやってくれそうな予感がしますね。

肺炎球菌は24時間で体を侵略してしまう事も

新人の赤血球は肺を目指して配達を続けますが、複雑に入り組んだ道に迷ってしまい、そこら中を行き交います。人気のない場所でドアを開けて道を聞こうとすると、先ほどの逃げ出した肺炎球菌がそのドアの中に!

そーっと、なかった事にしようと扉を閉じる赤血球を、再び襲おうと肺炎球菌は追いかけてきました。

肺炎球菌を捕まえて退治しようと白血球が駆け付けますが、今度は肺炎球菌の飛ばした莢膜(きょうまく)に絡まって逃げられてしまいます。

莢膜(きょうまく)とは?一部の細菌が持つ細胞壁の外側にある層のこと。カプセルみたいなイメージのこと。

肺炎球菌を逃がすと肺炎球菌は分裂し、肺炎などを引き起こして大変な事になってしまうので、白血球は必死に探そうとしました。

肺炎球菌は血管の中に逃げました。肺炎球菌が血管を巡って各臓器を襲撃すると、菌血症という病気にかかり、最終的には体を滅ぼしてしまいます。

彼らは行動が早く、24時間程度で全身を侵略する事もありました。体は免疫力が低下して、対処が間に合っていません。肺を探しているらしい姿を、赤血球が目撃しているので、目的が一致した白血球に案内されながら肺に向かいます。

しかし、道半ばで可愛らしい血小板の子供たちが傷口を塞ぐ工事をしていました。運送係が致命的なミスをして血小板では降ろせない積荷を赤血球たちは手伝い、通過します。血小板はあざとさが突き抜けた癒しキャラとして、コスプレやTicTocでも人気な「はたらく細胞」の看板的存在ですね。

赤血球が運んでいた荷物の中には!?

さて、荷下ろしの手伝いが終わっても、白血球が細菌などを察知するレーダーであるレセプターが反応し続けていました。そのとき体内の危機に戦略を決める司令官を務めるヘルパーT細胞から「キラーT細胞(蔡瑁障害性T細胞)」を送るとの放送がありました。

キラーT細胞は、何も知らない赤血球に、肺炎球菌が栄養分を運んでいる赤血球をターゲットにしていると意地悪で忠告しました。キラーT細胞の帽子には露骨に”KILL”との文字が書かれているので、数ある白血球の中でも攻撃性を前面に出しているのが分かりやすいですね。

肺まで赤血球を案内した白血球とは、そこでお別れです。すると同時にレセプターの反応も途絶えました。赤血球は先輩赤血球から肺胞の場所を教えてもらうと、何とか目的地に着きましたが、荷物に潜んでいた肺炎球菌が出てきます。

肺炎球菌は栄養分を運ぶ赤血球を待ち伏せする絶好の場所として陣取るつもりでした。赤血球は逃げようとしますが、向かってくる赤血球仲間を思って部屋に留まりました。

コントみたいな話ですが、赤血球が間違えて肺炎球菌を運んでしまう事は実際にあるそうです。意外と体ってドジするんだなと思うと親近感が湧いてくるような、でも迷惑な話でもありますよね。

 

赤血球がねんどろいどになったよ

赤血球、大ピンチ!

すると、またしても白血球が壁をすり抜けて駆け付けてきました。白血球は遊送と言って、組織内を自由に移動することができるのですよ。

白血球はレセプターの異変の原因が赤血球の荷物だと気付いたのです。肺炎球菌は逃走しながら赤血球を襲おうとしますが、白血球が阻止します。

白血球が倒そうとしますが、肺炎球菌は強力な膜である莢膜(きょうまく)を盾として使って、以前より器用に戦っていました。それを解説する白血球によって、情報を教えてしまいます。莢膜を使って身を守る細菌は被包性細胞という強敵になりました。

白血球を前にしても好戦的に挑んできましたが、白血球はある場所に肺炎球菌を誘導します。警告音と共に機械が肺炎球菌を捉えました。そこで細菌を排除するとのアナウンスが流れます。

そこは気管支に繋がる場所で、内側からは肺炎球菌を捉えたカプセルは破壊できません。肺炎球菌をマシーンが連れ去りました。

「くしゃみ一号」と名付けられたミサイルに肺炎球菌は入れられると「へ~クション!」という音で体外に飛ばされていきました。

赤血球は白血球との別れを惜しみますが、そばから細菌を始末するために白血球は大忙しでした。

何気なくしていた「くしゃみ」は、見えない自分の体内で、細胞がいい仕事をしてくれているんだと思うと、少し感慨深いものがあります。マスクを忘れなければ、くしゃみは堂々としていいんですね。

作者の清水茜さんについて

このはたらく細胞をつくった作者の清水茜は、いったいどんな人だろう?と思い、調べてみました。医学の世界を描いているのだから、きっと医者を志している人なのかな?と思っていましたが、実は妹さんのアイデアなんだそうです。

当時は漫画の専門学校に在籍していた清水さんが卒業題材に悩んでいた所、当時高校生だった妹さんが、生物の授業に描いたという擬人化イラストを見てデザインを貸してもらったのだそうです。

妹さんからも理科の授業で免疫について勉強していたのですが「漫画で覚えたいから漫画にして欲しい」と言われて、短編漫画を描いたことがきっかけなんですって。

毎回知識が詰め込まれてよく描けるなと感じますが、実際には下調べに四苦八苦しているみたいです。

彼女の作品は細胞はともかく細菌までも、どことなく可愛さを感じます。作者も細菌ファンの事を考えて、悪役にも気を使っているという繊細な人でした。

まとめ

ドジっ子な赤血球と、クールな白血球のラブコメ路線を垣間見させる展開も少しありましたが、全体の流れはバリバリの医学の世界です。細菌を擬人化した着想と個性豊かな描写でそんなものを忘れてしまう展開の速さは軽快でした。

白血球は出来るヤツなのかという匂いを醸し出しつつ、相手の凶器を教えてしまう抜けがあったりと、キャラクターに抜かりないギャグ要素が施されています。おかげで重苦しそうな医学の世界を苦も無く楽しめました。

今後の作品にも注目ですね。

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