【ヒロアカ】デクの6個目の個性は?必殺技や活躍シーンも詳しく紹介

この記事では、「僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)」のキャラクター、「デク」について解説します。

最終章に入った「ヒロアカ」、主人公であるデクの変化も著しく、ワン・フォー・オールに眠る個性を使いこなす強さを発揮。

元々のワン・フォー・オールのパワーと合わせて、さらなる活躍が期待できますね。

さらにまだ発現していない「6個目の個性」も残っている状態です。

今回はそんな「デク」の個性や必殺技について解説していきます。

デクが活躍するシーンやデクに関する疑問についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

  1. デクの個性
  2. デクの必殺技
  3. デクの活躍シーン
  4. デクに関する疑問

※この記事には「僕のヒーローアカデミア」のネタバレが含まれていますので、気になる方はご注意ください

【ヒロアカ】そもそもデクとは

「デク」とは、「ヒロアカ」の主人公である緑谷出久(みどりやいづく)のあだ名であり、ヒーローネームです。

この項目ではデクについて簡単に解説します。

  • デクのプロフィール
  • 名前は緑谷出久

  • オールマイトからワン・フォー・オールを受け継ぐ

上記について見ていきましょう。

デクのプロフィール

デクのプロフィールは以下の通りです。

名前

緑谷出久(みどりやいづく)

受け継いだ個性

ワン・フォー・オール

発現した個性

黒鞭・浮遊・危機感知・煙幕・発勁

学校・学年

雄英高校・ヒーロー科・1年A組

誕生日

7月15日

身長

166cm

声優

山下大輝

「デク」はもともとはバカにされるようなあだ名でしたが、麗日お茶子から「頑張れって感じがする」意味と捉えられたことで、心機一転。

プラスのイメージとしてヒーロー名に採用し、「デク」という二つ名で活動していきます。

名前は緑谷出久

デクの本名は「緑谷出久(みどりやいづく)」です。

クラスメイトである「上鳴電気(かみなりでんき)」のように個性がそのまま名前を表すことの多いヒロアカ世界では、現実に近い雰囲気の名前の人物。

性格はヒーローに憧れるヒーローオタクで、内向的ですがヒーローのことになると早口に。

彼のヒーローを目指すきっかけである「オリジン」は、原作・アニメ共に第1話で明かされます。

「ヒーロー」に強い憧れを持ちながらも、作中では持っていて当たり前の「個性」という超常能力のない「無個性」だった緑谷出久。

個性がなければヒーローにはなれないと、彼はヒーローになるという夢を半ば諦めかけていました。

しかし個性という「力」を持たないにも関わらず、危機に陥った幼なじみの「爆豪勝己(ばくごうかつき)」を助けるためにヴィラン(敵)の前に飛び出します。

その勇気を見た不動のNo.1ヒーロー「オールマイト」から彼の「力」を授けられることに。

そして多くの有名ヒーローを輩出した「雄英高校」に入学するため、特訓を開始。

入試ではトラブルもありましたが、受け継いだ力とヒーローとしての素質を披露し、試験を突破。

雄英高校に入学したデクは、様々な出来事を体験し、成長していくことになります。

「ヒロアカ」は、主人公であるデクが「最高のヒーロー」になるまでのお話です。

オールマイトからワン・フォー・オールを受け継ぐ

デクはオールマイトから「ワン・フォー・オール」という個性を授かっています。

筋力を一時的にパワーアップさせる個性で、一般には謎とされているオールマイトの超パワーの源。

しかし振るう個性の持ち主の身体が貧弱では発揮するパワーについていけず、身体がボロボロになってしまいます。

この個性は他人に譲渡することで「受け継がれる個性」で、さらに隠された秘密も存在する特殊な個性です。

この力を使いこなしていくことで、デクは強くなっていきます。

【ヒロアカ】デク(緑谷出久)に発現した個性

次に、デクが持つ「個性」について紹介します。

デクは「ワン・フォー・オール」を受け継ぎ、この個性を急激に成長させたことで、超パワー以外の能力にも覚醒しました。

なぜ複数の個性に目覚めたかというと、ワン・フォー・オールには超パワー以外にも過去のワン・フォー・オールの継承者の個性も受け継ぐ力があったからです。

現在デクに発現している個性は以下の5つです。

  • 黒鞭
  • 浮遊
  • 危機感知
  • 煙幕
  • 発勁

一つずつ見ていきましょう。

個性①:黒鞭

体内から黒い鞭のような物体を出し、対象を捕まえることができる個性です。

5代目の個性で、元々の個性の持ち主も「良い個性」と語るように、汎用性の高い能力。

鞭を引っ掛けて移動したり、物を受け止めたりとワイヤーアクションのような動きも可能に。

ヒーローは犯罪者を捕らえる他、一般人を救助するのも大事な仕事です。

パワーがあっても救助に必要な個性に乏しかったデクには、ヒーロー活動で行える選択肢が増える魅力的な個性と言えます。

個性②:浮遊

「浮遊」は名前の通り自分の体を浮かせることができる、7代目の個性です。

パワーアップしたことで自分以外の人や物も浮かせることができるようになりました。

周囲に気を配らなければならない、素早く移動する必要があるヒーローにとっては、空中を移動できる浮遊は有益な能力です。

個性③:危機感知

危険を察知できる4代目の個性で、敵の不意打ちにも感知して回避することが可能です。

強化された影響もあってか、危険度の高い相手が近くにいると感知が途切れなくなってしまうのが欠点と言えます。

単体ではヴィランに立ち向かうには厳しい能力ですが、補助的に使うのであれば非常に便利な個性です。

個性④:煙幕

「煙幕」は勢いよく煙を出すことができる個性。

6代目の個性で、敵を惑わせ、行動の選択肢を減らすことができます。

原作308話で初使用し、マスキュラーとの再戦で活躍しました。

個性⑤:発勁

3代目の個性であり、運動エネルギーを溜め込み放出することができる能力です。

この個性で力を蓄え、ワン・フォー・オールや黒鞭と組み合わせ放出したことで、全盛期のオールマイトに近いパワーを発揮しました。

原作313話で初めて発現し、「レディ・ナガン」との戦闘で披露しました。

【ヒロアカ】デク(緑谷出久)の6個目の個性は?

ここでは、デクの6個目の個性について考察します。

デクには「個性がさらに6つ発現する」ことが以前から言及されていました。

これまで見てきたように現在発現した個性は5つ、残り1つは現在も発現していません。

最後に発現する「2代目継承者」の個性はどのようなものなのでしょうか?

デクに発現するであろう6個目の個性の候補は以下の通りです。

  • 「足りない部分を補う」個性
  • 「防御に役立つ」個性
  • 「爆豪勝己」と似通った個性

それでは解説します。

①:「足りない部分を補う」個性

考えられる候補としては、現状デクに足りない部分を補う個性が挙げられます。

デクは複数の個性を最初は持て余し、ワン・フォー・オールでの個性の強化もあって制御しきれない状態でした。

そこで新しく発現した個性に関しては、道具に見立てて使っていくことにします。

これは「ヒロアカ」が元々の構想では無個性の主人公が道具を駆使してヒーロー活動を行うという設定だったことに由来するのかもしれません。

そうなると、発現すると便利な個性が6個目の個性になる可能性が高いです。

デクに現状足りないのは補助的な能力なので、傷を癒せる「治療系」の個性が候補に上がります。

②:「防御に役立つ」個性

戦うたびにボロボロになるデクですが、防御系の個性を発現すればその心配は減るでしょう。

自分の体を硬くしてダメージを通さなくする「硬化」や、バリアなどの障害物を設置する個性があれば、戦いが楽になります。

一般人を凶悪な犯罪者から守るためにも、6つ目の個性は防御系の可能性が考えられないでしょうか。

③:「爆豪勝己」と似通った個性

6個目の個性の持ち主の「2代目」のシルエットが「爆豪勝己」と似ているので、彼の「爆破」と関係がある個性であるという説があります。

第一話から登場、活躍している爆豪勝己がワン・フォー・オールと関係していたら、中々にアツい展開です。

作中で少しずつ関係が改善しつつある幼馴染の2人がバディを組み、同じ個性で共闘するとしたら、非常に盛り上がると予想できます。

【ヒロアカ】デク(緑谷出久)の必殺技

次に、これまでに登場したデクの必殺技について見ていきます。

デクの必殺技は以下の通りです。

  • デトロイトスマッシュ
  • デラウェアスマッシュ
  • マンチェスタースマッシュ
  • セントルイススマッシュ
  • エアフォース

一つずつ紹介します。

必殺技①:デトロイトスマッシュ

オールマイトが使用していたものと同じ名前であり、それをリスペクトしたデクの必殺技です。

その拳の風圧だけで、ビル3階分の床を破壊しました。

必殺技②:デラウェアスマッシュ

デコピンのような形で衝撃波を出して遠距離から狙い撃つ技です。

対象に直接当てるのではなく、衝撃で起こった風圧で敵を攻撃する技と言えます。

超パワーも接近しないとあまり意味はない中で、遠距離から牽制できるので使い道は多いです。

必殺技③:マンチェスタースマッシュ

飛び上がった後に勢いをつけて降下、かかと落としを仕掛けます。

物語の序盤で腕を酷使した結果ボロボロになってしまったので、足で新技を編み出すようになりました。

必殺技④:セントルイススマッシュ

「セントルイススマッシュ」はマンチェスタースマッシュと同じ足から繰り出す必殺技です。

上段からの蹴りで相手を叩きつけます。

必殺技⑤:エアフォース

ワン・フォー・オールのパワーは出力が15%を超えると風圧が発生するようになるので、これを遠距離攻撃に転用したのが「エアフォース」です。

最初はデコピン(デラウェアスマッシュ)として出していましたが、サポートアイテムとの併用で狙った場所に一点集中できるようになり、使い勝手が向上。

さらにデクのワン・フォー・オールの出力によって威力が上がり、強力な攻撃になっていきます。

【ヒロアカ】デク(緑谷出久)の活躍シーン

ここではデクにスポットが当たるシーンを厳選して紹介します。

ヒロアカは派手な能力とフィジカルを持ったキャラクターが多数登場するので、白熱のバトルも大きな魅力。

デクには以下のような活躍シーンがあります。

  • VS轟焦凍

  • VSマスキュラー

  • VSオーバーホール

それでは詳細を見ていきましょう。

活躍シーン①:VS轟焦凍

1つ目に紹介するのはヒロアカ屈指の人気キャラクター「轟焦凍(とどろきしょうと)」との対決です。

舞台は雄英高校体育祭、トーナメントでデクはNo.2ヒーロー「エンデヴァー」の息子、轟焦凍とマッチング。

轟焦凍とは同じ1年A組の生徒で、クラスの中で最強の力を持つ人物です。

炎と氷の個性を操ることができますが、母親を傷つけた父親への憎しみから父親から受け継いだ炎の個性は使わない、「手抜き」で最初は戦いに臨みました。

しかし全力を出す場であるトーナメントで中途半端な戦いをしたことが、デクに火をつけます。

それに感化された轟焦凍は自分の原点を思い出し、氷だけでなく炎を使いはじめ、本気の実力で戦うことに。

この戦いは焦凍は幼少の頃には純粋にヒーローに憧れを抱いていて、今も変わらない思いがあったことを再確認する「オリジン」も描く、読者からの評価が高いシーンです。

活躍シーン②:VSマスキュラー

2つ目はヴィランである「マスキュラー」と対峙する場面です。

「血狂い」の異名を持つマスキュラーの個性は、シンプルに自分の力を高める増強系の個性。

受け継いだ力をまだ十分に使いこなせないデクには、パワーという同じ土俵でも分が悪い強敵でした。

この戦いはマスキュラーに両親を殺された少年「洸太」を守りながらの戦い。

自己犠牲で自分だけを残していった両親を見てヒーローという職業を嫌悪する洸太の前で、負けられない戦いを繰り広げます。

この戦いでひどい傷を負ったデクですが、後日助けた洸太から感謝の手紙が送られ、ヒーローとして最も嬉しい報酬を貰う形となりました。

本物のヴィランを相手に、子どもを守り抜く「ヒーロー」として勝利を手にした記念すべきシーンです。

活躍シーン③:VSオーバーホール

3つ目の活躍シーンは死穢八斎會(しえはっさいかい)の治崎こと「オーバーホール」との戦いです。

このエピソードは「ヒーローは他者にどこまで踏み込んでいいのか」「確定した未来は書き換えることができるのか」など、難しいテーマを扱ったことが特徴として挙げられます。

「ヒロアカ」の世界ではプロの職業にあたる「ヒーロー」が何にでも首を突っ込むのは、あまり褒められた行為ではないのかもしれません。

しかし怯えている少女を見てみぬふりをできなかったデクは、オーバーホールに連れられた少女「壊理」に声をかけます。

この時に未来を予知する個性を持つ「サー・ナイトアイ」にデクは死を予知されるほどの危険な状態でした。

しかしデクはオーバーホールとの戦いで自身の死の予知を書き換えてみせます。

定められた未来を覆してより良い未来を自らの力で掴み取る、王道ながらも感動的なシーンです。

【ヒロアカ】デク(緑谷出久)に関する一問一答

ここからは、デクに関する疑問について解説します。

デクに関する疑問は以下の3つです。

  • デクが闇堕ちした理由は?
  • デクが元々個性を持っていたのは本当?
  • デクの父親はどんな人?

それでは解説していきます。

デクが闇堕ちした理由は?

デクが闇堕ちして雄英から去ったのは、周囲を巻き込まないためです。

ワン・フォー・オールの継承者である自分は、死柄木弔やオール・フォー・ワンの関係者に狙われる立場にあり、それを避けるために単独行動を始めました。

1年A組のメンバーたちには別れの手紙を出し、プロヒーロー達と協力して単身でヴィランとの戦いに身を投げ出します。

しかしその理由に納得しなかったクラスメイトたちは、彼を学校に連れ戻すために行動を開始。

デクは同級生を危険には晒したくないので一度は声を跳ね除けますが、爆豪勝己の謝罪を中心に同級生たちの想いに考えを改め、雄英に戻ることになります。

デクが闇堕ちしたのは自分のためではなく、元々の責任感のある性格から雄英から離脱したという理由でした。

デクが元々個性を持っていたのは本当?

デクは元々「無個性」で個性は持っていませんでした。

しかし実は個性を持っていたのではないかという説があります。

デクは小さい頃に無個性であると医者から通告されていますが、この医者がヴィラン連合の関係者である「ドクター」ではないかという説が存在。

そうなると、デクの個性の有用性に目をつけ、個性を奪った後に無個性だと判定することで納得させるのは自然な流れです。

デクの世代で無個性なのは非常に珍しく、元々個性があったと考えたほうが、確率的には納得できます。

ヴィラン連合と関係があった説が浮上したことで、デク自身にもまだ秘密が隠されているかもしれません。

デクの父親はどんな人?

デクの父親の名前は「緑谷久(みどりやひさし)」で、海外に単身赴任しているので作中で登場していません。

個性はデクの母親から「火を吹く」ものであると言及されていますが、それ以外の性格などは最終章に入った現在でもよくわかっていない状態。

家にいないこともあって、デクが大事な人で思い出すのは母親やオールマイトが中心となっていて、読者からは影の薄い存在です。

反面デクの母親は危ないことに首を突っ込む息子を心配し、オールマイトにも食ってかかるなど、出番は豊富にあります。

このように「ヒロアカ」はそこまで主要キャラの家族をないがしろにしていないため、デクの父親にも今後何か役割があるかもしれません。

まとめ:活躍が期待されるデクの6つ目の個性に注目しよう!

今回は「僕のヒーローアカデミア」のキャラクター、デクについて解説しました。

歴代のワン・フォー・オールの継承者たちと交流し、彼らの個性を受け継ぎデクはさらに強くなっていきます。

そして発現していない個性は後一つ、どのような個性になるのか、判明する日は遠くないでしょう。

最終章に入ってさらに盛り上がる「ヒロアカ」、最後に発現する個性がどのようなものになるのか要注目です!