アニメオリジナル『半妖の夜叉姫』が2020年秋にアニメ放送が決まりました!物語の主人公は、犬夜叉と殺生丸の子どもたちの話とか…犬夜叉とかごめの子どもはわかりますが、殺生丸は?と気になるところですよね。
どうやら、りんとの子どもという線が濃厚そうです。
と、いうことで今回は、犬夜叉にでてくるりんの紹介です。りんはどんな人物なのか、殺生丸との接点、作中でどんな成長をするのか掘り下げていきたいと思います。
犬夜叉に出てくるりんはどんな人物?!
(引用:https://prcm.jp/)
犬夜叉には、ヒロインの日暮かごめ以外にもう一人、人間の女の子がいます。それは、物語を通して犬夜叉の異母兄である殺生丸(せっしょうまる)と一緒に行動しているりん。犬夜叉に登場したのは、原作14巻、アニメは35話になります。
りんは目の前で親兄弟を盗賊(とうぞうく)に殺されてしまい、ショックから口がきけなくなってしまいました。顔も服も泥だらけ、村人たちからは邪魔者扱いされていました。
ある時、りんは森の中で深手を負って倒れている殺生丸を見つけ、看病し始めます。殺生丸に「余計なことをするな」と威嚇(いかく)されても見捨てない。とても優しい子だということがわかりますね。
何日経っても動けない殺生丸へせっせと食事を運ぶりんですが、その食べ物はなんと、村人たちの生け簀(いけす)から勝手に盗んだ魚。たくましい子だという事もわかります。
村人たちに見つかってしまったりんは、暴力を振るわれ怪我をしたまま殺生丸の元へ行きます。「顔をどうした?」と心配されたのがうれしく微笑んでしまうりん…。気にかけてくれてうれしいという気持ちはわかりますが、いくら戦国時代とはいえ、盗んではいけないですよね…でも、助けるため、生きるため…難しい問題です。
いつも一緒!殺生丸って誰?どんな人物か紹介!
(引用:https://prcm.jp/)
りんに看病されてから共に行動することになる殺生丸。一体どんな人物なのでしょうか?
殺生丸は、物語の主人公・犬夜叉の異母兄。父は犬の大将、母も同じく犬の大妖怪ということで、すべての能力が他の妖怪より高い。(犬夜叉は、父が犬の大将、母は人間という半妖)
名前のごとく冷酷非道(れいこくひどう)、人のことなんて虫けら同然と思っているフシがあり、自分の通り道に人がいたからという理由で人を殺したこともありました。一族の血統を大事にするあまり、半妖の犬夜叉や人間が気に入らない様子。
物語の中では、さまざまな妖怪たちが「なんでも野望を叶えてくれる四魂の玉(しこんのたま)」を狙っていますが、殺生丸は全く興味がありません。しかし、父親への誇りが強いこともあり、犬夜叉が引き継いだ妖刀・鉄砕牙(てっさいが)には異様にこだわっています。りんと出会ったことで、冷酷非道な性格から人をかわいがり、大切に思うことを知りました。
りんの村が狼に襲撃される!どうなるりん!?
(引用:https://prcm.jp/)
ある日、りんが住んでいる村が狼に襲われてしまい、りんもかみ殺されてしまいました。えっ?!死んじゃったの?と心臓が飛び出るほどですが、もっとびっくりしたのは殺生丸自身かもしれません。ポーカーフェイスなのでわかりませんが。
殺生丸はりんを探してしまいます。りんを威嚇したり、人間なんて虫けらと思っていたのにどうゆう心境の変化なんでしょうか。りんの死体を見つけた殺生丸は、わずかに表情が変化し、一度だけ死者を生き返らせることが出来るという妖刀・天生牙(てんせいが)の変化を感じ取りました。
天生牙で見事、生き返ったりん。なんと、しゃべれるようになったのです!口がきけるようになり、無邪気で明るい性格になったというか、もともとのりんの性格がそうだったんでしょうね。それがきっかけで、りんは殺生丸と行動を共にするようになりました。
冷酷非道と言われた殺生丸が、虫けらと思っている人間のりんを助けたことは、現代でいえば大ニュースになってるくらいの衝撃ではないでしょうか?!
りんの成長物語があった!
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アニメ96話「病気になったあの邪見(じゃけん)」では、りんが殺生丸の従者・邪見(じゃけん)のために薬草を取りにというお話があります。殺生丸にばかりくっついていて、守られているだけじゃなく自分一人でも行動できるほどに成長したんですね。
どんなお話か、ここでちょっとあらすじをご紹介・・・
奈落の毒虫が現れ、後を追う殺生丸。邪見は毒虫に刺されてしまい今にも死にそうな状態。りんは邪見を助けようと毒消しの『千年草の実』を貰いに半妖・地念児(ちねんじ)の畑に向かう。
千年草の実は妖怪たちがうじゃうじゃいる崖にあることを教えてもらい崖へ。夕方までに戻らないと毒が全身にまわり邪見が助からなくなってしまうのでりんは一人崖へ登ります。やっとの思いで千年草の実を手にしたりんは、手をすべらせて…落ちてしまう!
と、思いきや、りん達に合流しようと探していた殺生丸がりんを助け、邪見の解毒(げどく)にも間に合い助かったと、いうのがお話。
りんはその後どうなるの?
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今にも死んでしまいそうな邪見を助けるために一人で毒消しを探しに行くまでに成長したりん。その後は、殺生丸が技を完成させるため冥界で試練をしているときに、冥界の闇の奥へ落ちまたもや死んでしまうという展開に。
殺生丸は天生牙で生き返らせようとしますが、一度刀の力を使っているのでりんが生き返ることはありませんでした。出会ったときは殺生丸に威嚇されたりんですが、物語が進むにつれてりんが大事な存在であることを自覚した殺生丸。
りんの命以上に大事なものはなにもない!とまで宣言してしまいます。ツンデレが激しすぎますね。りんの死をきっかけに人を想う気持ちを知った殺生丸は技を完成させ、試練を見守っていた自身の母の手によってりんを生き返らせることができました。
最終回では、「どちらで生きるか選べるように」とかごめ達のいる人里で暮らすことになりました。が、同じ里に暮らす巫女・楓に「また何か持ってきたのか」と言われるほど、りんは殺生丸から度々というか頻繁に贈り物をもらうことになります。
犬夜叉のりんってどんな人?成長を感じる話があった!まとめ
- 犬夜叉に出てくるりんは、目の前で家族を殺されショックから口がきけなくなってしまった
- 犬夜叉に出てくるりんは、深手を負っている殺生丸をかいがいしく看病する
- 犬夜叉に出てくるりんは、2度生き返っている。
- 犬夜叉に出てくるりんは、殺生丸の大事な存在。
目の前で家族を殺されたショッキングな出来事から、2度も生き返り、殺生丸に大事にされている存在のりん。戦国時代とは言え、なかなか激動な人生を送っていますね。『半妖の夜叉姫』の話にどうつながってくるのか、アニメ放送が待ちきれません!