映画「糸」小説ネタバレ‼︎あの名シーンはどこで?

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2020年4月24日公開の映画「糸」。菅田将暉さんと小松菜奈さんのW主演に加え、榮倉奈々さん、斎藤工さん、二階堂ふみさん等豪華キャストも楽しみですね。

原作はどんなお話しなのでしょうか。中島みゆきさんの名曲「糸」が映画化ということで、歌詞がどのようなあらすじになっているのか、紹介していきたいと思います。ネタバレ含みます。

 

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映画『糸』原作ネタバレ

糸ポスター

糸ネタバレ①

糸原作ネタバレ

平成元年生まれの高橋(菅田将暉)と園田(小松菜奈)は北海道で生まれ育つ。中学生の時、美瑛の花火大会で出会い、初めての恋をする。高橋漣と一緒に来ていた竹原直樹(成田凌)は、園田葵と一緒に来ていた後藤弓と恋をする。

園田葵の父は事故で亡くなっていて、母と、母が働くスナックの若い客と3人で住んでいた。若い男は葵に暴力を振るうようになった。それを庇う母。葵はいつも恐怖に怯えながら生活していた。食事もまともに与えてもらえない。

いつの日からか、葵は近所に住む村田節子(倍賞美津子)にご飯を食べさせてもらうようになった。豪華な食事でもなく、有り合わせの食事だったが、温かいご飯を食べさせてもらえる。村田節子は、特に詮索するわけでもなくタバコを吸いながら、葵が食べるのを見守った。

ある時、葵はいきなり姿を消す。親に連れられ札幌へ行ってしまった。それを追いかけ、中学生の漣は札幌へ向かう。無事葵に会うことができ、そのまま二人は駆け落ちをする。が、行くあてもなく雪山のロッジで一晩過ごしている時に保護された。その後、漣と葵は遠く引き離される。

糸ネタバレ②

糸原作ネタバレ

それから8年。漣は地元のチーズ工場で働いていた。葵は東京にいた。竹原と後藤弓が結婚することになった。その結婚式に出席するために、漣は東京へ向かう。結婚式には葵も出席する、と竹原から連絡があった。

結婚式で再開する二人。しかし、軽く近況報告をした程度で葵は帰ってしまう。葵を迎えに来ていたのは、外車に乗った水島大介(斎藤工)だった。

漣は北海道へ戻り、チーズ工場で働く日々。同じく働く先輩の桐野香(榮倉奈々)。いつしか二人は付き合うようになった。その頃には、竹原は弓と離婚していた。そして、新たなパートナー山田利子(二階堂ふみ)がいた。

葵は水島大介と沖縄に住んでいた。18歳の葵は大学進学のため、キャバクラでバイトをしており、その時に知り合ったのが水島大介だった。水島はファンドマネージャーをしており、順風満帆に見えたが、経済環境の悪化によりうまく行かなくなっていた。そんな水島が逃げたのが沖縄だった。追いかけた葵。

結婚式が終わりしばらくした頃、後藤弓から葵に連絡が入った。お母さんが、美瑛の家に戻っている、と。葵は、一度でいいから母に謝ってもらいたかった。そして北海道に戻ってきた。しかし、そこに母はいなかった。そして再び漣と出会う。葵と漣は母を探すために、葵の唯一の親戚を訪ねることにした。

葵の伯父矢野清(竹原ピストル)は葵を見てすぐに分かった。葵の母は亡くなっていた。遺骨がまだあるという。しかし葵は遺骨を持つことさえ拒否をし、矢野清の元を去った。

葵は函館の海を見ていた。背後から近付く漣。

「あの時守れなくてごめんね」

「一度でいいから謝って欲しかった。でも本当は一度でいいから抱きしめて欲しかった」

葵は号泣し、漣は抱きしめた。

函館空港で、漣は葵に伝える「ずっとあの町で、普通に生きていく」。葵は、「じゃあ海外を飛び回ろうかな」。二人は再び離れ離れになった。

糸ネタバレ③

は桐野香と結婚することに。香が妊娠し、誕生を楽しみにする漣。香のお腹が目立ってきた頃、香に癌が見つかった。香は妊娠中に抗がん剤治療をし、出産してから治療を開始すると言って聞かなかった。

可愛い娘、が生まれた。香は治療を開始し、治療がうまくいき、香は元気を取り戻した。結は3歳になっていた。しかし、幸せは長く続かなかった。香の癌が再発した。香の癌が治ることはなかった。

北海道から沖縄へ戻った。そこには水島はいなかった。葵にお金だけを残し姿を消したのだ。そんな葵は、キャバクラ時代に仲良くなった高木玲子(山本美月)からの誘いでシンガポールへ渡った。玲子はネイリストとしてシンガポールで働いていた。葵もシンガポールでネイリストとして働くことになった。

ある時、玲子が客と揉めたのがきっかけでクビになってしまう。故郷和歌山へ帰ろうとしている玲子を見て、葵は決める。独立することを。葵と玲子の共同会社が出来上がり、以前勤めていたネイルサロン事務所から、運転手の冴島亮太(高杉真宙)を引き抜いた。

共同会社は葵の頑張りの成果で順調に大きくなっていった。しかし、再び玲子が事件を起こす…。

平成最後の日。漣は東京にいる。葵は東京にいる。それぞれの人生を歩んできた二人。再び巡り逢うことはできるのだろうか。

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原作・脚本 林民夫

「糸」の原作本を書かれたのは、林民夫さんです。


(引用:http://eiga24ku-school.jp/)

林民夫さんのプロフィール
生年月日:1966年9月26日
出身:神奈川県

林さんの脚本デビューは、1991年で『サザエさん』なんですよ!デビュー早々すごいですね。そして、2015年には「永遠の0」で第38回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞されています。日本シナリオ作家協会会員です。

代表作品に「ゴールデンスランバー」「ダイブ」「チアダン」他多数

 

 

まとめ

映画『糸』の原作のあらすじでした。原作を読んで思ったのは、絶対に映画を見たら泣いてしまうだろうな、ということです。結末はぜひ映画館で。

豪華俳優陣の演技を一気に見れるのも、とても贅沢ですね。公開が楽しみです。