【呪術廻戦】魔虚羅の強さ・能力は?登場するまでのシーンも詳しく解説

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「魔虚羅」は、漫画「呪術廻戦」の渋谷事変で初登場したキャラクターです。

登場していきなり作中で最強格の「両面宿儺」と戦いを繰り広げ、インチキじみた強さを見せつけたことから、詳しい能力について気になる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は「魔虚羅」の強さや能力、登場するまでのシーンについて解説します。

魔虚羅に関する疑問についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

  1. 魔虚羅の強さ・能力
  2. 魔虚羅が登場するまでのシーン
  3. 魔虚羅に関する疑問

※この記事には「呪術廻戦」のネタバレが含まれていますので、気になる方はご注意ください。

【呪術廻戦】魔虚羅とは?

魔虚羅とは、渋谷事変で初登場した「式神」です。

正式名称は「八握剣異戒神将魔虚羅」となります。

歴代の十種影法術師の中で、魔虚羅を調伏できた者は一人もいないと言われている、「最強の式神」です。

以下の点から魔虚羅について詳しく見ていきましょう。

  • 式神の一種
  • 十種神宝(とくさかんだから)に由来している
  • 魔虚羅の使い手は伏黒恵
  • 使い手にもリスクが伴う

それでは解説します。

式神の一種

魔虚羅は人間でも呪霊でもない、「式神」の一種です。

禪院家の相伝術式「十種影法術」の10体の式神の一つとなります。

十種影法術とは呪術御三家・禪院家の中でもとくに格の高い術式で、古い歴史を持つ強力な術式です。

術者の影の中から10種類の式神を出現させ、操作できます。

魔虚羅はその式神の一体というわけです。

十種神宝(とくさかんだから)に由来している

魔虚羅の元ネタは「十種神宝」の「八握剣」と考えられます。

魔虚羅の元となる術式の十種影法術は、「先代旧事本記」に伝わる十種神宝に由来するからです。

また、魔虚羅の右腕にある「退魔の剣」も、そのまま十種神宝の八握剣をモデルにしたと考えていいでしょう。

魔虚羅の使い手は伏黒恵

魔虚羅の使い手は呪術廻戦のメインキャラクターである伏黒恵です。

作中では伏黒が「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」と唱えることで出現しました。

しかし後述の理由で、魔虚羅は術者である伏黒にもコントロールできていません。

魔虚羅の使い手である伏黒ですが、式神の魔虚羅を呼び出すのは最終手段となります。

使い手にもリスクが伴う

最強の式神である魔虚羅ですが、使い手にもリスクがあります。

式神は調伏できていない状態で呼び出すと、操作できずに術者に攻撃するのです。

式神を一度呼び出しきちんと調伏することで、初めてコントロールできます。

しかし魔虚羅は今まで誰も調伏できなかった式神です。

それほど強力な式神であり、呼び出せば調伏するまで消えない、つまり魔虚羅に勝てなければ術者とその周囲の人間は死んでしまいます。

事実上調伏できない魔虚羅を呼び出すのは、術者の死を意味します。

なので魔虚羅を使う際は、敵わない相手を巻き込んだ自爆技として使用するしかありません。

【呪術廻戦】魔虚羅の強さ・能力

歴代十種影法術師が誰も調伏できなかった魔虚羅の強さの理由とは、いったい何なのでしょうか?

ここでは、魔虚羅の強さ・能力について解説します。

魔虚羅の強さ・能力は以下の通りです。

  • 式神なので領域展開は使えない
  • 一度受けた攻撃に耐性ができる
  • 受けた傷への治癒力が高い
  • 退魔の剣

一つずつ見ていきます。

式神なので領域展開は使えない

魔虚羅は呪術師でも呪霊でもなく式神なので、領域展開は使えません。

領域展開とは、術式の最終段階であり、限られた呪術師か特級呪霊しか使えないものです。

「呪術廻戦」においては、領域展開を持っているか持っていないかで、強さにかなり差があります。

実際に魔虚羅は両面宿儺の領域展開「伏魔御廚子(ふくまみづし)」に敗北しました。

しかし魔虚羅には領域展開がなくても、作中トップクラスと渡り合える実力があります。

作中でトップクラスの強さを持つキャラクターはほとんどが領域展開持ちなことから、魔虚羅の異常性がわかりますね。

一度受けた攻撃に耐性ができる

魔虚羅が今まで誰にも調伏できなかった理由は、「あらゆる事象への適応」を持っているからです。

これは何かというと、一度受けた攻撃に耐性を獲得する能力です。

さらに相手の状態に合わせて体質が変化し、より有効な攻撃が可能になります。

作中では、最強の後出し虫拳(ジャンケン)と称されました。

つまり、相手がパーを出した後に自分はチョキを出せるという、インチキ能力なのです。

魔虚羅の「あらゆる事象への適応」に対抗するには、初見の攻撃で倒すか、耐性を獲得する前に一気に倒し切らなければいけません。

魔虚羅は相手と戦い続けるほどに相手に対して有利になるという、強力な耐性を持っています。

受けた傷への治癒力が高い

強力な耐性を持っている魔虚羅を倒すためには、速攻で戦闘を終わらせたいところですが、魔虚羅には強力なタフネスと治癒力もあります。

魔虚羅はダメージを受けると頭の上にある法陣が回転、傷が即座に回復するのです。

作中では両面宿儺から受けた傷がすぐに再生し、耐性を獲得していました。

このことから、魔虚羅を一撃で倒し切るのは難しいでしょう。

退魔の剣

魔虚羅の右腕には特殊な武器である「退魔の剣」が握られています。

両面宿儺の見立てではこの剣は対呪霊に効果抜群で、反転術式と同じく正のエネルギーを持つとのこと。

対象が呪霊であれば、呪いの王と言われた両面宿儺でさえも一撃で消し飛ぶと評価されました。

作中トップクラスの実力を持つ魔虚羅ですが、とくに呪霊に強いことがわかります。

【呪術廻戦】魔虚羅が登場するまでのシーン

「渋谷事変」で初登場した魔虚羅ですが、実はその前にも伏黒恵の切り札として存在を匂わせていました。

魔虚羅が登場するに至るまでのシーンは以下の通りです。

  • 両面宿儺との戦い
  • 八十八橋での特級呪霊との戦い
  • 渋谷事変

順に見ていきましょう。

両面宿儺との戦い

最初に魔虚羅の登場が示唆されたのは、単行本2巻・第9話の場面です。

両面宿儺が虎杖悠仁の体を乗っ取り、伏黒恵と戦った際の場面になります。

両面宿儺に勝ち目がないと踏んだ伏黒恵は、魔虚羅を召喚し、自爆覚悟で相打ちに持っていこうと召喚を開始。

しかし虎杖悠仁が意識を取り戻したことで、召喚は途中で中断されました。

余談ですが、このとき中断せず魔虚羅を召喚したとして、本当に両面宿儺を倒せたのかは議論の余地があります。

15本の指を取り込んだ状態では両面宿儺に敗北した魔虚羅ですが、このときの両面宿儺が取り込んだ指の数は3本でした。

もしかしたらこの時点では、両面宿儺の火力が足りずに魔虚羅へ決定打にならず、結果は違っていたかもしれません。

八十八橋での特級呪霊との戦い

次のシーンは単行本7巻・第58話、八十八橋での特級呪霊との戦いです。

宿儺の指から発生した特級呪霊に押される伏黒恵は、以前と同じように魔虚羅の召喚を開始し自爆しようとしますが、そこで自分に稽古をつけてくれた五条悟の言葉を思い出します。

魔虚羅という奥の手のせいで、伏黒恵は「最悪自分が死ねば全て解決できる」と無意識に考えていました。

それが足枷となり、伏黒恵の成長を阻害していたのです。

それに気づいたことで、吹っ切れた伏黒恵は召喚を中断。

不完全ながらも「領域展開」を編み出し、特級呪霊に勝利しました。

渋谷事変

渋谷事変において、ついに魔虚羅が召喚されました。

特級呪霊・陀艮との戦いでの領域展開の発動、続く伏黒甚爾との戦いで消耗した伏黒恵。

そこで弱ったものを狙う性格の悪い呪詛師・重面春太に遭遇し、魔虚羅を召喚するしかなくなります。

魔虚羅を召喚した伏黒恵はすぐに気を失い、重面春太を巻き添えにすることに成功しました。

【呪術廻戦】魔虚羅に関する一問一答

魔虚羅は両面宿儺の指何本分くらいの強さ?

特級呪霊の漏瑚の強さが「甘く見積もって両面宿儺の指8〜9本」と作中で表現されたように、両面宿儺の指の数はキャラクターの強さの指標としてときどき話題になります。

魔虚羅の強さを両面宿儺の指の数で考えると、11本〜13本程度ではないでしょうか。

根拠としては、まず15本の指を取り込んだ両面宿儺には敗北しています。

しかし同じ時期に両面宿儺と戦った漏瑚よりは善戦していたので、指10本分はあると見ていいでしょう。

魔虚羅は対呪霊に特攻があるので一概には言えませんが、15本の指の両面宿儺相手に善戦したので、魔虚羅は両面宿儺の指11本〜13本程度の強さだと考えられます。

魔虚羅によって瀕死になった伏黒恵を助けた両面宿儺の狙いは?

魔虚羅に殺されかけた伏黒恵を助けた両面宿儺ですが、その目的はいまだに不明です。

両面宿儺は物語の序盤から伏黒恵に目をつけており、執着している様子が見受けられます。

伏黒恵に対して助言をしたり、伏黒恵が領域展開を習得すると嬉しがったり、傷を癒したりと、明らかに他のキャラクターとは違う態度です。

ファンの間では虎杖悠仁と両面宿儺が結んだ「契闊(けいかつ)」に何か秘密があるのではないかと議論されています。

契闊の内容は「両面宿儺と虎杖悠仁の意識を1分間入れ替える」というものです。

伏黒恵を利用して何かを企んでいるとしたら、やはり自分の復活か何かではないでしょうか。

余談ですが、読者にも理由がわからないまま両面宿儺が伏黒恵にだけやたらと執着しているので、両面宿儺がファンの間でネタキャラ扱いされるときもあります。

宿儺P(プロデューサー)と呼ばれたり、契闊(けいかつ)をもじって「恵活(けいかつ)」と読んだり、まるで両面宿儺が推し活を楽しんでいるような扱いを受けることも。

しかし両面宿儺は特定の人物に愛着を抱くようなキャラクターではないので、伏黒恵に執着するのはおそらく自分のためと見ていいでしょう。

魔虚羅と五条悟はどちらの方が強い?

魔虚羅と五条悟がどちらが強いかですが、五条悟の方が強いと考えられます。

理由は、魔虚羅が全力を出していない両面宿儺に敗北したからです。

五条悟は呪術師最強であり、完全体となった両面宿儺にも「まあ勝てる」と豪語しています。

魔虚羅は領域展開が使えないので、五条悟の領域展開「無量空処」が発動すればかなり不利になるでしょう。

式神の中では最強と言える魔虚羅ですが、五条悟には敵わないと考えられます。

まとめ:最強の式神・魔虚羅の再登場に期待しよう!

今回は呪術廻戦に登場する式神・魔虚羅について解説しました。

両面宿儺に敗れ退場した魔虚羅ですが、式神なので消滅したわけではなく、伏黒恵が召喚すればまた出てこれます。

物語の途中で登場したことで、伏黒恵の実力が足りず(満身創痍だったのもありますが)調伏できなかった魔虚羅ですが、再登場の可能性はまだ健在です。

強くなった伏黒恵が今度は正面から魔虚羅と戦い、従える展開も来るかもしれません。

伏黒恵の活躍と、魔虚羅の再登場に期待しましょう!