【呪術廻戦】黒閃(こくせん)とは?発動条件や威力・黒閃経験者を紹介

週刊少年ジャンプで連載し、TVアニメも大ヒットを飛ばしているバトル作品『呪術廻戦』ですが、作中に登場する数ある必殺技の中でも、選ばれた呪術師・呪霊のみが使える打撃「黒閃(こくせん)」はカッコよくてインパクトがありますよね。

本記事では、そんな「黒閃」の持つ特性・火力・発動条件をまとめ、詳しく解説していきます。

ぜひ本記事を最後までご覧になり、『呪術廻戦』の中でも特に魅力的な技「黒閃」について理解を深め、呪力使いたちのバトルをディープに楽しんでみてください。

【呪術廻戦】黒閃(こくせん)とは

まず初めに、「黒閃」が一体どういった技なのかを解説します。

「黒閃」は特定のキャラクターの固有技ではなく、呪術師・呪霊双方の複数のキャラクターが使える普遍的な技なため、理論上、呪力を使える者なら誰でも習得可能な打撃ですね。

  • 黒閃は技の名前ではなく現象のことを指す
  • 黒閃と呼ばれる理由
  • 発動条件
  • 通常打撃との威力の差

この章では、「黒閃」について上記の4つの項目に分けて解説していきます。

黒閃は技の名前ではなく現象のことを指す

「黒閃」とは、あるタイミングで呪力を込めた打撃が対象に当たった時、破壊力を大幅に増加する強化された打撃です。

呪力を扱える生物であれば誰でも引き出せる力で、呪術師・呪霊問わず発動させることが可能な強力な打撃ですね。

黒閃と呼ばれる理由

発動された際に、周囲に発生した呪力が黒く光り走るため、「黒閃」と呼ばれています。

墨のような見た目に変化した呪力が稲妻のごとく鋭いエフェクトで描かれ、一撃必殺の破壊力を秘めている様子と、選ばれた者だけが使える特別な打撃であることがパッと見でわかるため、作中においても特にカッコいい攻撃だと言えますね。

発動条件

「黒閃」を発動させるには、ヒットの瞬間の打撃と呪力のズレを0.000001秒(1マイクロ秒)以内に収める必要があります。

呪力を込めて打撃を打っているつもりでも、実は呪力の方が打撃よりも遅れてやってきているため、微差のズレによって最大限のパワーが発揮されていないのが、一般的な呪力使いの打撃なんですね。

1マイクロ秒以内に打撃と呪力を合致させるというとてつもない精度なため、狙って発動させられる呪力使いはおらず、最強の呪術師・五条悟(ごじょうさとる)ですら意図的な発動は不可能だとされています。

通常打撃との威力の差

「黒閃」は通常の打撃の平均2.5乗倍の破壊力を生み出すことができ、まさに一撃必殺の可能性を秘めた打撃と言えます。

それぞれのキャラクターが持つ必殺技とは別カテゴリーの技と言えますが、相手を倒す技としては、必殺技に匹敵する威力を誇っていることは間違いないですね。

【呪術廻戦】黒閃経験者の一覧表

呪術師・呪霊など、数多くの呪力使いが登場する『呪術廻戦』ですが、実際に作中において「黒閃」を発動させたキャラクターは誰なのでしょうか。

詳しい解説の前に、作中で「黒閃」発動させたキャラクターと状況を表にまとめて概要をお伝えしておきます。

七海健人 設定上は連続発動の記録ホルダーで、アニメ映画『呪術廻戦0』にて、百鬼夜行に対して「黒閃」を発動しています。
五条悟 設定上は発動経験があるとされていますが、漫画・アニメ版ともに作中では描かれていません。
虎杖悠仁 七海健人と同じく4回連続発動の記録ホルダーで、漫画・アニメ版ともに作中で最も「黒閃」発動が描写されています。
東堂葵 作中では渋谷事変、特級呪霊・真人戦にて蹴り技で発動しており、「黒閃」の存在を虎杖悠仁に伝達した人物でもあります。
釘崎野薔薇 作中の描画では、八十八橋編にて特級呪物・血塗を相手に発動しています。
真人 渋谷事変にて、虎杖悠仁・東堂葵のタッグと戦った際に初めて発動しています。
乙骨憂太 漫画・アニメ版とも作中での発動は描かれていませんが、アニメ映画『呪術廻戦0』にて、呪詛師・夏油傑に対して発動しています。

【呪術廻戦】黒閃経験者

ここからは、作中で「黒閃」を発動させた各キャラクターの状況について、詳しく解説していきます。

特級呪術師の五条悟・乙骨憂太(おっこつゆうた)だけでなく、主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)をはじめ、伸びしろとして潜在能力を感じさせる発動者が何名かいることも興味深いですね。

七海健人

一級呪術師である七海健人(ななみけんと)は、「黒閃」を連続4回発動させた作中最高記録を持っています。

ただし、物語の中で発動している様子が描かれているわけではなく、公式の設定上のエピソードとして記載されているだけですね。

近年では、2021年末公開のアニメ映画『呪術廻戦0』の劇中にて、敵の呪詛師・夏油傑(げとうすぐる)が起こした百鬼夜行に対して「黒閃」を発動している様子が描かれています。

五条悟や乙骨憂太より下の一級呪術師ではありますが、「黒閃」の発動頻度から察すると、呪力を緻密にコントロールする力が最も高いのは七海健人かもしれません。

五条悟

特級呪術師である五条悟も、設定上「黒閃」を発動させたことはあるようですが、漫画・アニメの物語上で描かれてはいません。

とはいえ、五条悟は他の能力が突き抜けており、「黒閃」を使わなくとも最強の呪術師であることは変わらないため、実力のバロメーターとしてはカウントしなくても良いでしょう。

虎杖悠仁

本作の主人公・虎杖悠仁も「黒閃」を発動させており、七海健人と同じく4回連続で発動させている記録ホルダーですね。

「黒閃」にまつわるエピソードからは、虎杖悠仁のポテンシャルを感じさせるものがあり、狙って発動していると敵が錯覚して恐怖するほど作中で発動している様子が描かれています。

さすがは主人公といった風格で、虎杖悠仁が呪力使いとしてとんでもない才能を秘めていることがわかりますね。

東堂葵

京都府立高等専門学校に通う3年生で、一級呪術師である東堂葵(とうどうあおい)も「黒閃」を発動させたことのあるキャラクターです。

作中では渋谷事変にて、特級呪霊・真人(まひと)に対して発動しているだけですが、特級呪霊・花御(はなみ)戦にて、共闘していた虎杖悠仁に「黒閃」の発動を促す言動を取っていたことから、以前より何度も発動経験があると推察されますね。

また、作中で主人公・虎杖悠仁に「黒閃」の存在を伝えたのは東堂葵です。

釘崎野薔薇

主人公・虎杖悠仁の同級生の釘崎野薔薇(くぎさきのばら)も「黒閃」を発動したことがある呪術師の1人です。

単行本8巻、八十八橋編にて、主人公・虎杖悠仁と共闘して半呪霊の兄弟・壊相(えそう)・血塗(ちけず)と戦った際、血塗に対して「黒閃」を発動していますね。

釘崎野薔薇もまた、虎杖悠仁と同じく呪力使いとして高いポテンシャルを秘めている存在なのでしょう。

真人

特級呪霊・真人(まひと)も、渋谷事変で衝突した虎杖悠仁・東堂葵のタッグ相手に「黒閃」を発動させています。

真人の場合、この時の戦闘で初めて「黒閃」を発動させており、緻密な呪力の操作が必要な「黒閃」の効能もあってか、戦闘中に呪力使いとして大きく成長を遂げていますね。

呪霊の中で、「黒閃」を使った瞬間が描写されているのは真人だけなのも面白いポイントでしょう。

乙骨憂太

特級呪術師である乙骨憂太も「黒閃」を発動させたことがあり、漫画・アニメのメインストーリー上での描写はありませんが、前日譚であるアニメ映画『呪術廻戦0』にて、敵の呪詛師・夏油傑に対し「黒閃」を発動させています。

秘めた呪力の量では五条悟を凌駕するとされる乙骨憂太ですが、そんな彼が放つ「黒閃」は、2.5乗倍では収まりきらない破壊力を持っていそうで恐ろしいですね。

元は呪術高等専門学校に通い、五条悟らと肩を並べていた実力者とは言え、夏油傑はよく持ちこたえたものです。

【呪術廻戦】黒閃に関する一問一答

この章では、「黒閃」に関して読者・視聴者が抱きやすい疑問について解説していきます。

誰かの固有必殺技ではなく、特殊な効果があるわけでもない「黒閃」ですが、『呪術廻戦』の中ではどのような位置づけの能力なのでしょうか。

  • 黒閃と逕庭拳(けいていけん)との違い
  • 黒閃を経験するメリット
  • 黒閃アミーゴとは

上記3つの項目に分け、「黒閃」の疑問について回答していきます。

黒閃と逕庭拳(けいていけん)の違いは?

「黒閃」が打撃と呪力の衝撃を合わせる(0.000001秒以内に)のに対し、「逕庭拳」は打撃の後に遅れて呪力がヒットし、2度の衝撃を与えることで破壊力を上げる技です。

「黒閃」とは逆に呪力を遅らせるのが「逕庭拳」のポイントで、主人公・虎杖悠仁の高い身体能力によって打撃が圧倒的に早く対象に到達するため起きている現象であり、それを利用した必殺技が「逕庭拳」です。

「黒閃」は打撃と呪力の瞬間的な合致、「逕庭拳」は打撃と呪力が瞬間的に2度ヒットする技と覚えると良いでしょう。

黒閃を経験するメリットはある?

最大のメリットは、「黒閃」特有のシビアな打撃と呪力の合致タイミングを体験・体感することにより、呪力をより深く理解できる点でしょう。

「黒閃」に関して造詣の深い東堂葵いわく、「黒閃を経験した者とそうでない者とでは、呪力の核心との距離に天と地ほどの差がある」とのことです。

さらに、発動後は一流のアスリートが経験すると言われる「ゾーン」に入ることができ、本来持っている実力の120%まで力を引き出すことが可能とされていますね。

トップレベルの呪術師や呪霊になるには、避けては通れない技術であると言えます。

黒閃アミーゴとは何?

虎杖悠仁と東堂葵がユニットを組んでシングル曲を出すという、2019年4月1日に『呪術廻戦』の公式が発表したエイプリルフールのネタですね。

かつて人気を泊したドラマ「野ブタ。をプロデュース」の主題歌としてヒットした「青春アミーゴ」のオマージュで、歌手兼ドラマに登場する主人公「修二」と「彰」になぞらえた形で、「悠仁」と「葵」として登場しました。

また、「黒閃アミーゴ」の他にも、「野ブタ。をプロデュース」のオマージュとして、釘崎野薔薇を絡めた「野バラ。をプロデュース」といったネタもあります。

いずれのネタも、著作権にシビアなジャニーズの曲をオマージュしていたため、その勇気がファンの間で話題となり、絶賛されていますね。

まとめ:黒閃は呪力の使い手として今の能力・潜在能力の高さを表す指標

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

「黒閃」に関する疑問や謎の解明の一助になりましたでしょうか。

「黒閃」は必殺技ではなく、高い能力を持つ呪力使いが起こせる現象であり、呪術師・呪霊・呪詛師問わず、発動させることのできる打撃であるとお伝えしました。

また、発動後は呪力の核心へと近づき、「黒閃」未体験の呪力使いとは全く別の領域に立っていることもわかりましたね。

「黒閃」は呪力の使い手として高みに昇るためには必ず発動しておくべき現象ということでもあり、まだまだ発展途上である主人公・虎杖悠仁が発動していることは、今後の彼の呪術師としてのパワーアップに大いに期待が持てるでしょう。

「黒閃」は、その見た目のカッコよさからバトルに華を添える攻撃であり、一撃必殺の威力を持っているため、炸裂するほど読者・視聴者もハラハラして楽しめますよね。

『呪術廻戦』のストーリーも佳境に入り、今後はより強い呪術師と呪霊の激突が増えると思いますので、「黒閃」がバシバシ決まるエキサイティングな戦闘が見たいものです。