【映画名言】『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフのランキング10選一覧まとめ

『ハリーポッターと賢者の石』は2021年に公開から20周年を迎えました。

2022年お正月には20周年企画の一部として、キャストが再集結した『リターン・トゥ・ホグワーツ』が公開。

日本では2022年1月8日からU-NEXTで視聴できるようになっています。

今回ご紹介するのはハリーポッター伝説が始まった第1作目『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフです。

まだ初々しいハリー、ロン、ハーマイオニーの3人組や、お亡くなりになった初代ダンブルドア校長にも注目しながら、今一度『ハリーポッター』の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

  • 『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフ
  • 『ハリーポッターと賢者の石』の英語のセリフ
  • 『ハリーポッターと賢者の石』の名場面

『ハリーポッターと賢者の石』の名言や名セリフを厳選して3つご紹介

ルビウス・ハグリッド 「ハリー、お前は魔法使いだ」
アルバス・ダンブルドア 「敵に立ち向かうのは大変勇気がいることじゃが、友達に立ち向かうのはもっと勇気がいる」
アルバス・ダンブルドア 「愛じゃ、ハリー。愛じゃよ」
目次

『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフのランキング10選とは?

ハリーポッターと賢者の石
ハリーポッターと賢者の石© 2001 – Warner Bros.

『ハリーポッターと賢者の石』は映画ハリーポッターシリーズ最初の映画です。

11歳のかわいいハリーポッターが初めて『魔法の世界』の扉を開ける記念すべき第一話。

ここから魔法界でのハリーの大冒険、そしてヴォルデモート卿との長く辛い戦いが始まるのです。

この映画のもう一つ面白いところは原作者のJ.K.ローリングの要望により、全シリーズを通じて俳優はすべてイギリス人が起用されているところ。

そのため映画のセリフはすべて『イギリス英語』です。

ちなみに映画のタイトルはアメリカ版のタイトルとイギリスおよび国際的なタイトルの2つがあります。

米版タイトル『Harry Potter And The Sorcerer’s Stone』

英版タイトル『Harry Potter and the Philosopher’s Stone』

原作もアメリカ英語とイギリス英語の両方で出版されているので、興味がある方は2つの違いを楽しむのもおすすめ。

この記事では『ハリーポッターと賢者の石』の名言をご紹介します。

日本語のセリフと共に英語も一緒にご紹介するので、原作の世界にぜひ触れてみてください。

『ハリーポッターと賢者の石』には勇気をもらえる名言が多い

『ハリーポッターと賢者の石』には勇気をもらえる名言・名セリフがたくさんあります。

ハリーポッターシリーズは1作でホグワーツ魔法魔術学校の1年が経過するスタイルです。

『ハリーポッターと賢者の石』は第1作目で、ハリーやロン、ハーマイオニーの入学したての初々しさが前面に出ている作品。

彼らにとっては見るもの聞くものすべてが初めてです。

初めての魔法学校生活、クイディッチ、魔法生物とのふれあい…映画を見ながら私たちも一緒に冒険をしているような気持になってしまします。

そして小さな彼らが困難に直面し、恐怖に震えながら立ち向かう姿からは勇気をもらえます。

『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフのランキング10選の基準

今回の『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフのランキングは下記を基準に選びました。

  • SNSで『好きなセリフ」としてよく呟かれている
  • 物語のカギになっている
  • キャラクターの特徴がよく出ている

名言・名セリフが登場するシーンは、映画のカギとなるような名場面ばかり。

名言・名セリフを通じて『ハリーポッターと賢者の石』の名シーンも一緒に振り返りましょう。

『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフ10選を一覧で紹介

ルビウス・ハグリッド 「ハリー、お前は魔法使いだ」
ギャリック・オリバンダー 「杖は自らその持ち主を選ぶ」
ハリー・ポッター 「悪いけど友だちは自分で選ぶ」
アルバス・ダンブルドア 「夢にふけって生きるのを忘れてはいかん」
ネビル・ロングボトム 「行くな!グリフィンドールの減点になる ぼ、僕・・・止めてやる」
ロン・ウィーズリー 「ハリー、進むのは君なんだ。僕にはわかる。僕でもハーマイオニーでもなく、君なんだ」
ハーマイオニー・グレンジャー 「私なんてただ勉強ができるだけ。もっと大切なものがあるわ。友情とか、勇気とか。」
ヴォルデモート卿 「この世に善人と悪人などない。力を持つものと、力を求めない弱いものがいるだけだ」
アルバス・ダンブルドア 「愛じゃ、ハリー。愛じゃよ」
アルバス・ダンブルドア 「敵に立ち向かうのは大変勇気がいることじゃが、友達に立ち向かうのはもっと勇気がいる」

『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフその1.「ハリー、お前は魔法使いだ」

ハリーポッターと賢者の石
ハグリッド©2001 – Warner Bros.

「ハリー、お前は魔法使いだ」

“You’re a Wizard, Harry”

ハグリッドがハリーに言うこのセリフは、ハリーポッターという作品の始まりともいえるもの。

誰にも相手にされない孤児のハリーが、ハグリッドのこのセリフによってはじめて『特別な子』になります。

そのときのハリーの顔は興奮と期待に満ちていて、見ているこちらまでワクワクさせてくれるものでした。

ここから始まる魔法の世界。

今まで知らなかった特別な世界がハリーの目の前に広がったの瞬間です。

『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフその2.「杖は自らその持ち主を選ぶ」

ハリーポッターと賢者の石
オリバンダー©2001 – Warner Bros.

「杖は自らその持ち主を選ぶ」

“The Wand Chooses the Wizard”

これはギャリック・オリバンダー(杖を販売するオリバンダーの店のオーナー)がハリー・ポッターに言うセリフ。

魔法使いに杖はつきものですが、自分が好きな杖を選ぶのではなく『杖』がオーナーを選ぶというのです。

そしてハリーを選んだのは、奇しくもハリーの因縁の相手『ヴォルデモート卿』の双子の杖。

今後のハリーとヴォルデモート卿の関係性を物語る『伏線』を感じますよね。

『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフその3.「悪いけど友だちは自分で選ぶ」

ハリーポッターと賢者の石
ドラコ・モルフォイ©2001 – Warner Bros.

 

 

仲良くなったロンのことを悪く言うドラコ・モルフォイ。そしてハリーに「友達は選んだ方がいい」とロンにあてつけるように言います。

それに対してハリーは「悪いけど友だちは自分で選ぶ」と言って、ドラコの友達になろうという申し出をキッパリ断るのです。

そしてこのセリフをきっかけにドラコとハリーの対立構図が生まれます。

日本語では「友達は自分で選ぶ」となっていますが、英語ではもっと直接的に”I think I can tell the wrong sort for myself, thanks”と言っています。

「I can tell the wrong sort」というのは、「どっちが悪い(嫌な)方か自分で判断できる」ということ。

完全にドラコに喧嘩を売っていますよね。

ロンが嬉しそうな顔をしたのも印象的でした。

『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフその4.「夢にふけって生きるのを忘れてはいかん」

ハリーポッターと賢者の石
ダンブルドア©2001 – Warner Bros.

両親のことをハリーポッターは、いじわるな叔父さんの家で育ちます。

温かい家庭はハリーポッターの憧れ。

そしてホグワーツ魔法魔術でハリーが見つけたのは、自分が心の底から願うものが映し出される『みぞの鏡』でした。

『みぞの鏡』の中では優しい母親がハリーに微笑み、穏やかな父親がハリーを見つめてくれます。

自分の願いを映し出した『みぞの鏡』を見ていると、両親が生き返ったようでハリーは『みぞの鏡』にのめりこんでいくのですが…。

ダンブルドア校長は「夢にふけって生きるのを忘れてはいかん(It does not do to dwell on dreams, Harry, and forget to live)」と言ってハリーを諭します。

『みぞの鏡』の中でだけ両親に会えるハリーにとって、ダンブルドア校長の言葉は厳しいものだったに違いありません。

厳しくてもハリーのことを思えば、必要で愛情深い言葉ですよね。

『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフその5.「行くな!グリフィンドールの減点になる ぼ、僕・・・止めてやる」

ハリーポッターと賢者の石
ネビル・ロングボトム©2001 – Warner Bros.

気が弱くて何をするにも失敗ばかりのネビル・ロングボトム。

ある晩ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人組がグリフィンドールの寮から抜け出そうとしたときに、ネビルが言うセリフです。

英語では”No, I won’t let you.  You’ll get Gryffindor into trouble again. I’ll fight you”

弱虫なネビルが寮杯ポイントをこれ以上失わないように、寮生たちのことを考えてハリーたちの前に立ちはだかります。

ハリーたち3人はネビルに優しくしてくれる数少ない友だち。

それでも『正しいこと』を貫こうとするネビルの姿には感動してしまいます。

仲良くしてくれる友達に立ち向かうのはきっとたくさんの勇気が必要だったはずですよね。

『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフその6.「ハリー、進むのは君なんだ。僕にはわかる。僕でもハーマイオニーでもなく、君なんだ」

ハリーポッターと賢者の石
ロン・ウィーズリー©2001 – Warner Bros.

賢者の石を守るために、ホグワーツ魔法魔術学校の地下に潜入し等身大のチェスゲームに挑むハリーとロンそしてハーマイオニー。

チェスはロンが得意とするゲームです。

しかしチェスは時に駒を犠牲にして攻めることをするゲーム。

勝負のとき、ロンは勝つために自分を犠牲にしてチェックメイトを取りにいくことを決意します。

ハリーは「やめろ」と言いますが、ロンは「「ハリー、進むのは君なんだ。僕にはわかる。僕でもハーマイオニーでもなく、君なんだ」と言って自らを犠牲にするのです。

Harry, it’s you that has to go on, I know it. Not me, not Hermione, YOU.(英語)

ヴォルデモート卿と戦うのは彼と因縁のあるハリー。ロンの男気溢れるかっこいいセリフです。

『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフその7.「私なんてただ勉強ができるだけ。もっと大切なものがあるわ。友情とか、勇気とか。」

ハリーポッターと賢者の石
ハーマイオニー・グレンジャー©2001 – Warner Bros.

「私なんてただ勉強ができるだけ。もっと大切なものがあるわ。友情とか、勇気とか。」

“Books and cleverness. There are more important things. Friendship and bravery.”

今まで勉強ができることにプライドを持っていたハーマイオニーが、大切なことは勉強だけではないと言って成長を見せるシーンです。

プライドの高いハーマイオニーにとって、こうやって言葉にして認めることはかなり勇気のいることだったに違いありません。

『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフその8.「この世に善人と悪人などない。力を持つものと、力を求めない弱いものがいるだけだ」

ハリーポッターと賢者の石
ヴォルデモート卿©2001 – Warner Bros.

初めてハリーポッターとヴォルデモート卿が対峙するシーンです。

ハリーに向かってヴォルデモート卿は「この世に善人と悪人などない。力を持つものと、力を求めない弱いものがいるだけだ」と言います。

“There is no good and evil. There is only power”

つまり「勝者が正義」だということ。

ある意味これは現実社会にも通用する概念です。

強大な力を持つヴォルデモート卿が再び、力を貯め世界を我が物にしようとする印象的なシーンでした。

『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフその9.「愛じゃ、ハリー。愛じゃよ」

ハリーポッターと賢者の石
ダンブルドア©2001 – Warner Bros.

戦いが終わって、ハリーポッターは医務室のベッドの上で体を癒しています。

お見舞いに来てくれたダンブルドア校長は、ヴォルデモート卿がハリーに触れない理由を教えてくれます。

『愛』これが理由。

“love, Harry, love”

ハリーに記憶はないけれど、確かに両親はハリーを愛してくれていた。そしてその『愛』が今もハリーを守ってくれている。

ハリーにとってこれほど暖かく力強い言葉はなかったことでしょう。

『ハリーポッターと賢者の石』の名言・名セリフその10.「敵に立ち向かうのは大変勇気がいることじゃが、友達に立ち向かうのはもっと勇気がいる」

ハリーポッターと賢者の石
ダンブルドア©2001 – Warner Bros.

「敵に立ち向かうのは大変勇気がいることじゃが、友達に立ち向かうのはもっと勇気がいる」

It takes a great deal of bravery to stand up to your enemies…but a great deal more to stand up to your friends

ホグワーツ魔法魔術学校の終業式で、ダンブルドア校長がネビル・ロングボトムの行動を讃えて言ったセリフです。

ネビルがハリーたちに立ち向かおうとしたことを、ダンブルドア校長はちゃんと知っていたのですね。

悪いことをする友だちを止めることは、本当に難しいこと。

そこには真の友情がなければできないことです。

まとめ:『ハリー・ポッターと賢者の石』で人生を学ぶ

いかがでしたか?

ホグワーツ魔法魔術学校に入学して1年でハリー、ロン、ハーマイオニーは大きく成長しました。

名言・名セリフからも彼らの成長が見てとれますよね。

加えてダンブルドア校長の深いお言葉は心に刻んでおきたいものばかり。

まさに『人生の訓示』です。

今回はご紹介できませんでしたが、マクゴナガル先生やスネイプ先生など個性的で魅力あふれるキャラクターたちのセリフにも素敵な言葉がたくさんあります。

かっこいいセリフやくすっと笑えるセリフなども、また機会があればご紹介していきたいと思います。