「チャーリーとチョコレート工場」は、「チョコレート工場の秘密」を原作としてティムバートン監督が2005年に制作したアメリカ映画です。大人から子供まで取っつきやすい幻想的でコミカルな仕上がりになっています。
また、本作に出てくるウォンカチョコレートは2019年8月まで実際に購入することができたんですよ。
https://twitter.com/ppg_5623V/status/1087305438587015168?s=20
それではあらすじを紹介していきます。
世界に5つだけのチケットで工場に招待される子供たち
ウォーリー・ウォンカという天才的なチョコの開発者がいました。ウォンカは他の工場の50倍はある世界最大のチョコレート工場を作りますが、同業者の妬みを買って、従業員から秘密のレシピが漏れてしまいます。
盗みが酷くなる一方で、ある日突然ウォンカは従業員全員を工場から追い出し、工場を閉鎖してしまいました。それが、突然工場を再開します。
しかし、工場を出入りする人は見当たりません。ずっと閉じた門の中で誰が働いてるかは誰も知りませんでした。ウォンカはずっと工場に引きこもったままで、何故だか箱詰めされたチョコだけが出荷されています。
謎に包まれた工場ですが、ある日、街中にウォンカは工場に5人の子供を招待すると宣伝します。その内の一人には驚く豪華賞品があるとも。招待の条件として、板チョコの包み紙の下に金のチケットがあるといいます。
世界中にたった5枚のチケットを巡って人々はお店に押し寄せました。主人公のチャーリーも金のチケットを狙いますが、家庭では食べるものにも困るほど貧しい生活をしています。誕生日に貰える一つのチョコレートだけです。
一人目の当選者は、おじいちゃんが想像した通りのブヨブヨで口周りにチョコレートがべっとり付いた汚らしいオーガスタスという男の子でした。
二人目はベルーカという大富豪に甘やかされた娘です。父親がチョコレートを買い占め、チケットを大金はたいて買ったも同然ですが、わがままなベルーカは感謝もしませんでした。
そこでチャーリーの両親は一足早く、誕生日プレゼント用のチョコレートを一枚買ってきます。しかし、外れてしまい、残されたチョコレートもチャーリーは家族みんなに分け与えました。
三人目はバイオレットという263個にもなる賞をもつ野心家な娘です。インタビュー中もガムを噛み続け、ギネス記録を目指してました。勝者として特別賞も狙う憎たらしい子供です。
続いて4枚目はマイクという男の子です。天才的な頭脳によってゲーム感覚で一枚のチョコレートから的中させましたがチョコレート自体は捨ててしまいました。
〇ね!暴言を叫びながらメディアを前にガンシューティングゲームをする横で、マイクの両親は理解できない息子の成長に戸惑ってる様子。
チケットは残り一枚となりましたがチャーリーの父は失業し、一家はますます苦しくなっていきます。チケットを諦めていたチャーリーですが、ある日道でお金を拾います。そして、そのお金で買った一枚のチョコレートから見事、金のチケットが!
https://twitter.com/sz_hnt/status/963825904211214341?s=20
それを見ていた大人二人は、チャーリーからチケットを買おうと提案しますが、店員のおじさんが誰にも売らないように送り出してくれます。
しかし、大喜びで家に帰ったチャーリーは、貧しい家庭事情に配慮して、チケットを売った方が良いのではないかと考えました。家族にそう話すと、おじいちゃんは世の中にいくらでもあるお金よりも、たった5枚のチケットを優先してくれます。
そうしてチャーリー含む子供たちに一人ずつ付き添いに大人がついて工場の中へと入っていきました。
[affi id=2]工場で子供たちを酷い目に合わせるウォンカの目的と結末
工場のまえでは愉快な人形達が歌いながら歓迎するかと思いきや、ウォンカの演出によって最後に燃えてドロドロに溶けてしまいます。ウォンカの案内で入った工場の中に、お菓子で出来た不思議な森がありました。
【期待】『チャーリーとチョコレート工場』再映画化は前日譚かhttps://t.co/fy3EatSSbe
プロデューサーは「どんな出来事がウィリー・ウォンカのエキセントリックなキャラクターを形成したのか描きたい」と述べたという。 pic.twitter.com/4SuhLTaCQU
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 6, 2018
そこにあるものは何でも食べられます。中でも食い意地のあるオーガスタスは、ウォンカの忠告を無視してチョコレートの水に溺れました。工場内で働くウンパ・ルンパという小人達は仕組まれたようにオーガスタスをディスる内容の歌を歌って登場します。
この先も子供たちが犠牲になる度に、その子供をディスる歌を歌って登場します。商品にならないからと、オーガスタスは救出されましたが、母子ともに工場見学からは離脱することになります。
次に案内されたのは、工場で一番重要な部屋です。
舐めてもなくならない飴など、不思議なお菓子が開発されてました。突如ウォンカが「見てて」と起動させた機械はガムを作ります。バイオレットはガムを手にし、ウォンカが、そのガムは「まだ未完成だ」と何度も忠告しますが、無視して噛み続けました。
噛む度にバイオレットの鼻先から紫色に、しまいにはブクブクと膨らんでブルーベリーのようになってしまいました。そこに現れたウンパに、ジュース室まで連れていかれます。ブルーベリーを体から絞り出さないといけないからです。ここでバイオレット母子は退場です。
次に、部屋を移動すると、皮むきを訓練されたリスが無傷で取り出したクルミを選別してました。悪い実は中心の窪みとなった穴に放り込み焼却炉に繋がれてます。わがままなベルーカは興味津々で、その内の一匹のリスを欲しがりました。
今日はナッツの日。ナッツといえば…『チャーリーとチョコレート工場』のナッツの部屋。たくさんの賢いリスがナッツの皮を割っています。
\あのリスが欲しいの!/ pic.twitter.com/eLsV2y1XJA
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) July 22, 2016
父親がウォンカに「いくらでも金を出すからリスを一匹譲ってくれ」と言いますが、商品ではないとウォンカは譲りません。そこで自らベルーカはリスを取りに行くと、リス達に焼却炉に入れられてしまいました。
後を追ってベルーカの父も落ちてしまいます。ただ、焼却炉は壊れてるから、と一命を取り留めました。
今度は縦横縦横無尽に移動できるエレベーターで運ばれます。そこで、転送装置を使い、テレビからチョコレートを取り出せる技術を見せられました。取りだしたチョコは美味しく食べれます。
天才のマイクは、転送装置に興味津々です。なんと、人間を送れないのか、と考えました。マイクは自らを転送させると、テレビの中に紛れ込みます。しかし、取りだした後のマイクは、手でつまめるほどの大きさになってしまいました。マイクも退場です。
一人だけ残されたチャーリーは、優勝した商品として工場をそのまま譲られます。実は、ウォンカは後継者を探していたのです。
ウォンカと工場で暮らさないかと提案を受けますが、チャーリーは断ります。工場に行ったら家族に会えないからです。ウォンカにとって家族は「悪」です。ウォンカの父親は歯科医をやっていますが、ウォンカが子供だった時代に、虫歯の元であるお菓子を、食べさせてはくれませんでした。
しかし、チョコレートに興味を持ったウォンカは、「出てけ、お前の帰る家はないぞ」と父の反対を押し切り、家を出ました。
ウォンカと別れたチャーリーですが、チャーリーの父親は職場に復帰し、チャーリーの家庭には次々と幸福が訪れます。
一方で、ウォンカは自信が持てず、チョコレート作りが進まずにスランプになっていました。最悪な気分だと作れないと気付きます。ウォンカはチャーリーに再会し相談すると、「特効薬は家族だ」と言われました。ウォンカは父親の歯科医をチャーリーと訪れ歯を診てもらいます。
そこにはウォンカにまつわる記事がずらりと並んでいました。ウォンカの歯型を見て、父親はウォンカに気付きます。家族の大切さを知ったウォンカは、チャーリーの家族になる条件付きで工場を譲り、幸せに暮らしました。
[affi id=2]まとめ
ファンタジーな童話の世界のように、工場の中は何が起こるのか分からない不思議な光景で詰め込まれています。かと思いきや、ティムバートン監督の作品らしく、毒もあります。気に入らない子供たちは次々と酷い目に合わされます。
それを含めても対照的に家族思いの良い子として描かれるチャーリーによって、家族の大切さを思い出させてくれる温かみのある作品でした。