『バケモノの子』(2015)の名言・名セリフ10選〜親子の絆を深める九太と熊徹のかっこ良さ〜【画像あり】

自分の弱さを感じてしまうそんなときに、どうしたらいいのか教えてくれる映画が細田守監督『バケモノの子』(2015)です。

本作を観た後必ず、少し前を向くことができます。

今回紹介する名言・名セリフは弱い自分と向き合う弱いところから強くなっていく主人公の葛藤を理解できるものになっているので、ぜひ見てみてください。

『バケモノの子』(2015)の名言・名セリフ10選を一覧で紹介

1人だって生きてやる。強くなっておまえらを見返してやる」

「誰も・・・誰もあいつを応援してない。あいつ、ひとりぼっちなんだ」

熊徹

「まずはだな。剣をグーッと持つだろ。そんでビュッといってバーンだ」

一郎彦

「力は見せびらかすためじゃない。優しさのためにあるといつも父上が入っているだろう」

百秋坊

「あいつの技を見ろ。メチャクチャだ。つまり独創的だ。なぜか。あいつには親も師匠もいない。あいつは自分1人で強くなった。強くなってしまったんだ。それがあいつ才能であり不幸だ。誰の言うこともきかない代わりに、誰かに適切なアドバイスもできない」

「私は私自身で私を見つけなきゃ、本当の私になれない。だから今はつらくても必死で勉強して、学費免除されるくらいの成績で大学に受かったら家を出る。それからは自分のためだけに勉強して自分の力で卒業してそして自分の人生を生きる。ハァー!誰かに初めて本音が言えた!スッキリした!」

「私もときどき、どうしようもなく苦しくなることがある。どうにでもなれって、何かが胸の中から噴き出してしまいそうになる。蓮くんだけじゃない。私だけじゃない。きっと、みんなそう。だから、大丈夫。だから・・・大丈夫」

九太

「ありがとう、叱ってくれて。ただね、敵討ちとは違うんだ。俺と一郎彦は同じで、俺は間違えてたら一郎彦みたいになっていたかもしれない。そうならずに済んだのは、俺を育ててくれた、たくさんの人たちのおかげだよ。多々さん百さんやみんなの・・・」

九太

「一郎彦、君は俺と同じだよ。バケモノに育てられた、バケモノの子だ」

多々良

「あいつなら、これからどれだけしんどいことがあったって、必ず成し遂げるだろうよ」

『バケモノの子』(2015)名言・名セリフその1.「1人だって生きてやる。強くなっておまえらを見返してやる」

蓮©TOHO CO., LTD.

主人公蓮の母と父は離婚しているため、蓮は母と2人で暮らしていいました。

ですが蓮の母は、ある日交通事故で死んでしまい、蓮は身寄りがなくなってしまったため親戚に引き取られることに。

蓮はそれに反発し、家を1人飛び出しました。

全てが嫌になった蓮が発したこの名言・名セリフは、悲しみと怒りの奥底に寂しさと不安が混じった名言です。

『バケモノの子』(2015)名言・名セリフその2.「誰も・・・誰もあいつを応援してない。あいつ、ひとりぼっちなんだ」

九太©TOHO CO., LTD.
2人の父親である猪王山と比べ熊徹は一人身。
バケモノと人間が住む世界が違うのは、人間がひ弱が故に、闇を宿らせ、闇に付け込まれ、手に負えなくなる可能性があるから。
そんな猪王山は熊徹の弟子に人間がなることを危惧し、2人は言い争いの末対決を始め出しました。
このセリフはそんな対決の最中、熊徹が街中の誰にも愛されていないことを九太が気づいた際に言った名言・名セリフです。

『バケモノの子』(2015)名言・名セリフその3.「まずはだな。剣をグーッと持つだろ。そんでビュッといってバーンだ」

熊徹と九太©TOHO CO., LTD.
熊徹は決して強くはないですが、1人でも強く闘うメンタルの強さに感銘を受け、九太は、熊徹の弟子になることを決めました。

早速九太は熊徹の弟子となり戦うための技術を学びますが、熊徹の教え方はとても独特。

その感覚的な指導が九太は理解できず、苛立ちを覚えます。

熊徹のこの感覚的なセリフの意味は、彼の生い立ちを表すものであることは後のシーンでわかります。

『バケモノの子』(2015)名言・名セリフその4.「力は見せびらかすためじゃない。優しさのためにあるといつも父上が入っているだろう」 

©TOHO CO., LTD.

人間である九太を、猪王山の子供である次郎丸たちはイジメていたのを見かけた兄である一郎彦は、九太を助けました。

この名言・名セリフは、次郎丸が一郎彦に兄の力を見せつけさせようとする際に言った名言・名セリフです。

本当に優しく強いものが発する名言・名セリフをしっかり息子である一郎彦が、親である猪王山の考えや生き方を受け継いでいることがわかるセリフです。

『バケモノの子』(2015)名言・名セリフその5.「あいつの技を見ろ。メチャクチャだ。つまり独創的だ。なぜか。あいつには親も師匠もいない。あいつは自分1人で強くなった。強くなってしまったんだ。それがあいつ才能であり不幸だ。誰の言うこともきかない代わりに、誰かに適切なアドバイスもできない 」

百秋坊と九太©TOHO CO., LTD.

自分は勘が悪いのではと落ち込む九太に百秋坊が語りかけた名言・名セリフです。

熊徹が九太を指導する際に、

「まずはだな。剣をグーッと持つだろ。そんでビュッといってバーンだ」

などと感覚的に教える意味は、熊徹自身が親を知らず、自力で誰に教えられることもなく、自力で生きてきたことが読み取れるセリフです。

1人でも強く生きていた熊徹と、弱虫の九太。

不器用な2人がどう進んでいくのでしょうか。

『バケモノの子』(2015)名言・名セリフその6.「私は私自身で私を見つけなきゃ、本当の私になれない。だから今はつらくても必死で勉強して、学費免除されるくらいの成績で大学に受かったら家を出る。それからは自分のためだけに勉強して自分の力で卒業してそして自分の人生を生きる。ハァー!誰かに初めて本音が言えた!スッキリした!」

楓©TOHO CO., LTD.

あっという間に17歳になった九太は、ある日熊徹に追いかけられている間に、ふとした瞬間に人間界に戻る方法を見つけました。

そんな中偶然高校生だった楓と出会い、勉強を学びます。

この名言・名セリフは楓は親と喧嘩をしたこともなく、自分の幸せのためではなく、親の幸せのために、親が望む生き方をしているのにも関わらず、そんな楓の気持ちに気付いていないことを初めて楓が吐き出したものです。

誰かに言うことはとても簡単そうで難しいことですが、楓が九太と出会うことで話し、吐き出せるようになれたきっかけであるこのセリフはとても素敵な名言です。

『バケモノの子』(2015)名言・名セリフその7.「私もときどき、どうしようもなく苦しくなることがある。どうにでもなれって、何かが胸の中から噴き出してしまいそうになる。蓮くんだけじゃない。私だけじゃない。きっと、みんなそう。だから、大丈夫。だから・・・大丈夫」

チコ©TOHO CO., LTD.

自分が人間なのか、バケモノか怪わからなくなった蓮は楓に自分がなんなのか聞きました。

そんな蓮をギュッと抱きしめ楓が言ったこの名言・名セリフを聞いて、蓮は落ち着きを取り戻しました。

自分だけじゃないと思うと人は数われるのは、1人じゃないと思うからでしょう。

孤独を感じたときに大切にしたい概念です。

『バケモノの子』(2015)名言・名セリフその8.「ありがとう、叱ってくれて。ただね、敵討ちとは違うんだ。俺と一郎彦は同じで、俺は間違えてたら一郎彦みたいになっていたかもしれない。そうならずに済んだのは、俺を育ててくれた、たくさんの人たちのおかげだよ。多々さん百さんやみんなの・・・」

次郎丸と一郎彦©TOHO CO., LTD.

一郎彦が人間だと知った九太は、一郎彦が闇を抱え、自分が抱えなかった理由をこう述べました。

弱音ばかり吐いてた九太が、素直に感謝の名言・名セリフを述べる様から、彼の心情が変わったことと、彼が優しく強く成長したことが読み取れる名セリフです。

成長を自身が感じて感謝を述べらえる瞬間は自分の過去をしっかり九九太太のように客観視できた瞬間だと教えてくれます。

『バケモノの子』(2015)名言・名セリフその9.「一郎彦、君は俺と同じだよ。バケモノに育てられた、バケモノの子だ」

多々良©TOHO CO., LTD.

九太と一郎彦は闘いの末に九太が一郎彦に最後に彼が言った名言・名セリフです。

真逆のような人間でさえ、環境や出会った人で境遇が変わることを教えてくれる九太の名言・名セリフです。

自分の大切な人を傷つけた一郎彦を復讐しようとすることなく、一郎彦を救った九太はもう弱虫でなく強い人間だと感じる素敵な名言です。

『バケモノの子』(2015)名言・名セリフその10.「あいつなら、これからどれだけしんどいことがあったって、必ず成し遂げるだろうよ」

熊徹と九太©TOHO CO., LTD.

一郎彦の闇を追い払ってからというもの蓮は重点街を訪れることはなくなり、蓮は元の世界で生きます。

そんな九太のことを語る百秋坊と多々良。

どんなことがあろうとも、心に強い味方を持った蓮の描かれていないこの先のストーリーがとてもハッピーエンドだと誰もが示唆できる素敵な名言です。

『バケモノの子』(2015)のまとめ

日本を代表する劇団である劇団四季が2022年4月に本作のミュージカルを開幕することで再び話題になっている『バケモノの子』(2015)。

本作を作った細田守監督といえば、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『未来のミライ』(2018)と有名な作品ばかりですが、今作『バケモノの子』(2015)が断トツの興行収入ということを知っている方は意外に少ないのではないでしょうか。

物語の面白さもさぬことながら、声優は宮崎あおい、役所広司、染谷将太、広瀬すず、津川雅彦、リリー・フランキー、大泉洋などなど非常に豪華で、聞き覚えのある声の数々がとてもワクワクするキャスティングになっています。

執筆時点で『バケモノの子』(2015)はVODで視聴可能ですので、ぜひ名言とあわせてご視聴いただきたいです。