【鬼滅の刃】竈門炭治郎の額の痣はいつから?変化や発現した鬼殺隊士も解説

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漫画版は完結しているものの、アニメ版が続いており大ヒット中の『鬼滅の刃』ですが、主人公・竈門炭治郎の額の「痣」って何となく気になりますよね。

物語が始まった時から左の額には跡があり、まるで竈門炭治郎のトレードマークのようになっていますが、一体どのような理由で炭治郎は「痣」を持つようになったのでしょうか。

本記事では炭治郎の額の「痣」について掘り下げ、もともとの原因から身体能力を上げる「痣」として変化した理由についてまで解説しています。

他の隊士たちの「痣」を発現させた理由についても解説していますので、ぜひ最後までご覧になってください。

  • 【鬼滅の刃】そもそも痣とは?
  • 【鬼滅の刃】竈門炭治郎の額の痣はいつから?
  • 【鬼滅の刃】炭治郎の痣の変化
  • 【鬼滅の刃】炭治郎の以外に痣が発現した鬼殺隊士
  • 【鬼滅の刃】竈門炭治郎の痣に関する一問一答
  • 竈門炭治郎の痣は火傷から発展した力で日の呼吸の資質を持つ者の証

【鬼滅の刃】そもそも痣とは?

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「痣」とは、『鬼滅の刃』の作中では一部のキャラクターのみが発現できる特殊な状態を指しています。

「痣」を発現した者を「痣者」と呼び、驚異的な身体能力の向上をもたらし、鬼との戦いでとてつもない力を発揮していますね。

  • 体に浮かび上がる紋様
  • 痣が発現すると身体能力が大幅に向上する
  • 痣の発現条件

ここでは上記3つの項目に分けて「痣」について解説していきます。

体に浮かび上がる紋様

条件が満たされると体中にタトゥーのような紋様が浮かび上がるため、「痣」と呼ばれています。

本来の意味である打撲した時のうっ血やケガの痕などとは違い、何かに呪われているかのように身体に浮かび上がってくる紋様が『鬼滅の刃』における「痣」ですね。

またその人の人格やイメージが紋様の形や浮かび上がる箇所を決めているようで、例えば風柱・不死川実弥(しなずがわさねみ)は頬に風車の紋様が浮かんだり、恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)は首元に紋様が出現したりしています。

痣が発現すると身体能力が大幅に向上する

「痣」を発現させた鬼殺隊隊士は全員身体能力がアップし、主に動きの速さの向上と、回復力が超人的なレベルになります。

とくに動きの速さに関しては移動や攻めの素早さが尋常ではなくなるため、上弦の鬼とも身体能力で渡り合うことができるようになります。

上弦の鬼たちと戦うには、「痣」を発現させるかどうかが勝負の分かれ目になると言っても過言ではありません。

痣の発現条件

「痣」を発動させるには条件があり、「心拍数が200を超える」「体温が39度以上になる」という2つの身体変化を起こすことが必須になります。

上記2つの身体変化は全集中の呼吸を高いレベルで使えると起こすことができ、ある程度の呼吸の使い手にならないと「痣」の発現は困難だと言えます。

身体変化は意図的に起こすというよりも鬼への怒りが引き金になる場合が多く、上記2つの条件を戦闘中にクリアして「痣」を発現させている隊士しか基本的にはいないようですね。

発現させ得のような印象のある「痣」にはリスクもあり、命を削るほどの負担が身体にかかるため、ほとんどの鬼殺隊の隊士は条件を満たせずに「痣」を発現させていません。

上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)の説明によると、「痣」は「寿命の前借り」であり「痣者は例外なく25歳を待たずに死ぬ」とのことで、命を削って身体能力を上昇させているんですね。

また「痣者」が周囲に1人現れると伝染するように「痣者」が増える現象も起きるのも特徴でしょう。

【鬼滅の刃】竈門炭治郎の額の痣はいつから?

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他の隊士の黒い「痣」とは違う赤い「痣」が左の額に常にある炭治郎ですが、 一体いつ頃から炭治郎の額には赤い「痣」があったのでしょうか。

この章では、炭治郎の赤い「痣」ができた原因について解説します。

火鉢を倒した弟を助けて額に傷ができる

赤い「痣」になる前には、炭治郎の左の額には火傷の痕がありました。

もともとの原因は、幼いころに火鉢を倒してしまった弟をかばった時にできた火傷の痕で、『鬼滅の刃』の物語が始まった時から炭治郎の左の額には痕がついており、火傷の痕や「痣」は炭治郎のトレードマークのようになっています。

火傷の原因については、心優しい炭治郎らしいエピソードですね。

火傷の跡が最終船別で痣に変わる

左の額の火傷の痕がより濃い赤い「痣」に変わったのは最終選別の時で、単行本1巻にて、参加した隊士候補の若者たちを惨殺していた手鬼(ておに)との戦いで赤い「痣」へ変化しています。

突然襲ってきた手鬼と戦いに突入した炭治郎でしたが、手鬼の強力な打撃によって吹き飛ばされた炭治郎は、火傷の痕の部分に傷を負って気絶します。

とどめを刺されかけたその時、幼くして死んだ弟に「お兄ちゃん!!」と心の中で呼ばれて目を覚まし、火傷の痕が赤い「痣」へと変わりました。

そのまま水の呼吸で手鬼の頸を落として勝利した炭治郎でしたが、以後は左の額に赤い「痣」が残り続けることとなります。

火傷をかばって助けた弟の思念のようなものが、赤い「痣」の発現に関係しているのでしょうか。

【鬼滅の刃】炭治郎の痣の変化

赤い「痣」を得た炭治郎でしたが、特別強力な力を発揮していたわけではありません。

赤い「痣」がより強力な「痣者仕様」の黒い「痣」へと変化したのはいつなのでしょうか。

  • 上弦の陸・妓夫太郎・堕姫との戦い
  • 上弦の肆・半天狗との戦い
  • 柱稽古
  • 鬼舞辻無惨との戦い

この章では上記4つのエピソードに分け、炭治郎が黒い「痣」を発現させた状況について解説していきます。

上弦の陸・妓夫太郎・堕姫との戦い

炭治郎の黒い「痣」が初めて覚醒したのは単行本11巻で、上弦の陸・妓夫太郎・堕姫(ぎゅうたろう・だき)の兄妹鬼と戦った時です。

音柱・宇随天元(うずいてんげん)が兄鬼・妓夫太郎の毒に犯されながら片手を失ってしまったため、サポートするように参戦した炭治郎でしたが、上弦の陸の兄妹鬼を倒すには妓夫太郎・堕姫の頸を同時に切り落とす必要がありました。

音柱・宇随天元とのタッグで何とか兄鬼・妓夫太郎を追い込むと、頸に刀を入れるという2度と来ないチャンスを手にした炭治郎が覚醒し、赤い「痣」を黒い「痣」に進化させて兄鬼・妓夫太郎の頸を斬り落とします。

同時に、妹鬼・堕姫の頸も伊之助と善逸によって切り落とされ、上弦の陸は倒されることとなりました。

上弦の肆・半天狗との戦い

2度目の「痣」の発現は、単行本13巻で上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)の分身と戦った時です。

半天狗の分身たちが炭治郎と妹の襧豆子(ねずこ)を襲撃してきた際、瓦礫の下敷きとなってしまった襧豆子を刀を使って助けようとする炭治郎でしたが、力が足りず救助できませんでした。

襧豆子が炭治郎の刀を握り、自分の血を付け血鬼術「爆血(ばくけつ)」を宿すと、黒い刀が赤く燃え上がる炎の刀に変化します。

襧豆子の身を削った想いを受け、さらに襧豆子を助けたい一心の炭治郎は覚醒して額に黒い「痣」が出現します。

「痣」によって大幅に上昇した身体能力により、下敷きになっている襧豆子を救出した炭治郎なのでした。

柱稽古

単行本15巻で、来るべき鬼舞辻無残(きぶつじむざん)との決戦に備え、鬼殺隊の隊士たちは「柱稽古(はしらげいこ)」と呼ばれている柱たちによる特訓を受けることになります。

炭治郎は最強の柱である岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)と、その弟子である不死川玄也(しなずがわげんや)から特訓を受けます。

巨大な岩を肉体のみで動かす特訓を受ける炭治郎でしたが、全く動かせずにいると、不死川玄也から集中力を極限まで高める「反復動作」と呼ばれる技術を教わりました。

「死んでしまった大切な家族の顔を思い浮かべる」、「故炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)の言葉「心を燃やせ」を自分に言い聞かせる」という2つのイメージを強烈に浮かべると「反復動作」が機能し、身体全体の感覚を研ぎ澄ませて解放することができるようになります。

この時の特訓のおかげで炭治す郎は「痣」を意思によってコントロールできるようになるのでした。

鬼舞辻無惨との戦い

鬼たちの長であり、最強の鬼でもある鬼舞辻無残(きぶつじむざん)との最終決戦でも、炭治郎は「痣」を発現しています。

単行本16巻、鬼殺隊を全滅させるため、鬼殺隊の当主でもある産屋敷輝哉(うぶやしきかがや)の屋敷を訪れた鬼舞辻無残でしたが、産屋敷輝哉は妻と2人の子供を道連れにし、鬼舞辻無残に屋敷全体を爆破する自爆攻撃を仕掛けました。

爆発音を聞いた隊士が屋敷へ集結し、ついに鬼舞辻無残との最終決戦が始まりますが、駆けつけた炭治郎は鬼舞辻無残の姿を見るや否や、「痣」を発現して斬り込みます。

「柱稽古」によって「痣」のコントロールができるようになった炭治郎は、激情に身を任せるのではなく、意思を持って「痣」を使い鬼舞辻無残と戦うのでした。

【鬼滅の刃】炭治郎の以外に痣が発現した鬼殺隊士

物語の中で「痣」を発現しているのは炭治郎だけではありません。

実力者である柱の面々も、鬼によって窮地に追い込まれ感情が昂った時、ここ一番で「痣」を発現しています。

ここの章では、6名の「痣」を発現した柱について解説していきます。

時透無一郎

霞柱・時透無一郎(ときとうむいちろう)は、単行本14巻での上弦の伍・王壺(ぎょっこ)との戦いにおいて、過去の記憶がよみがえり、本来抱えていた鬼に対する怒りに目覚めたことで額と頬に「痣」を発現させています。

また単行本21巻の鬼たちの根城である無限城内にて、上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)との戦いでも「痣」を発現して死闘を繰り広げました。

甘露寺蜜璃

恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)は、単行本14巻での上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)との戦いにて、隊士たちを守るという柱としての覚悟により「痣」を発現させています。

恋柱らしく、セクシーな首元に「痣」を発現してるのが特徴ですね。

冨岡義勇

水柱・冨岡義勇(とみおかぎゆう)は、単行本18巻にて無限城内で上弦の参・猗窩座(あかざ)と戦った際、背中に走った痛みに怒りを覚えて「痣」を発現させています。

猗窩座を倒すまでには至りませんでしたが、「痣」によって身体能力を向上させたことにより互角の戦いを見せていますね。

悲鳴嶼行冥

岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)は、単行本20巻の無限城内での上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)との戦いの最中に、霞柱・時透無一郎から教えてもらっていた「痣」の発現条件を試し、「痣」を発現させています。

さすが最強の柱と呼ばれるだけあり、実戦中にいきなり「痣」を意思によって発現させてしまうのが恐ろしいですね。

さらに「透き通る世界」まで感じることができた悲鳴嶼行冥は、圧倒的な強さを誇る上弦の壱・黒死牟と互角に渡り合うほどの戦いを見せています。

不死川実弥

風柱・不死川実弥(しなずがわさねみ)は、単行本20巻の無限城内での上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)との戦いの中「痣」を発現させています。

黒死牟のとてつもない攻撃によって深手を負った不死川実弥ですが、傷を縫って応急処置をして覚悟を決めると、「痣」が出現しました。

岩柱・悲鳴嶼行冥が合流するまで、「痣」によって何とか持ちこたえています。

伊黒小芭内

蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)は、単行本22巻での鬼舞辻無残(きぶつじむざん)との最終決戦時に、自分の意思で体温を上昇させ「痣」を発現させています。

死のギリギリの戦いによって神経が研ぎ澄まされた伊黒小芭内は「透き通る世界」まで感知できるようになり、炭治郎とのタッグで鬼舞辻無残を追い込んでいきました。

【鬼滅の刃】竈門炭治郎の痣に関する一問一答

物語の中で「痣」を発現させ、鬼たちと激闘を繰り広げている炭治郎ですが、「痣」について疑問に思う部分がいくつかあることと思います。

この章では、炭治郎の左の額の「痣」にまつわる疑問について回答していきます。

  • 竈門炭治郎は痣で寿命が変化した?
  • 竈門炭治郎の痣が何度も変化した理由は?
  • 炭治郎の父・竃門炭十郎の額の傷は痣?

上記3つの項目に分け、それぞれの疑問について解説していきましょう。

竈門炭治郎は痣で寿命が変化した?

結論から書くと、炭治郎も25歳になる前に死亡している可能性が高いと言えます。

理由は、元鬼殺隊隊士の人間で呼吸の使い手でもある上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)が、「痣の者は例外なく、25の年を迎える前に死ぬのだ」と発言していることが挙げられます。

「痣」は爆発的に身体能力を上げる効能がありますが、実は寿命を前借りして能力を上げているのであり、「痣」を発現した者は寿命が急激に縮まってしまうことは避けられないことがわかっています。

しかし例外もあり、上弦の壱・黒死牟の人間時代の弟である継国縁壱(つぎくによりいち)は生まれながらに「痣」を持ちながら80歳あたりまで生きていましたし、岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)は27歳で「痣」を発現していますね。

炭治郎の「痣」は他の隊士たちとは少し様子が違い、火傷から発展して赤い「痣」としてずっと残っていますし、生まれつきの「痣」持ちである継国縁壱のように長生きできた可能性もあるでしょう。

ですが炭治郎は「日の呼吸」の資質を持つだけであり、他の「痣者」よりも強靭な肉体を持っているわけではありませんので、25歳の前に死亡した可能性が高いと言えます。

竈門炭治郎の痣が何度も変化した理由は?

高い資質を持つ「日の呼吸」の使い手には生まれつき赤い「痣」があると言われており、手鬼との戦いによって炭治郎の資質が開花して赤い「痣」として変化したと言えます。

炭治郎の父にも左の額に同じ赤い「痣」があり、「日の呼吸」を受け継ぐ竈門家の人間に流れている遺伝的な才能の現れなのでしょう。

さらに身体能力を大幅に上げる黒い「痣」へと変化し、作中で炭治郎だけが火傷→赤い「痣」→黒い「痣」と2段階の変化を見せているんですね。

炭治郎の父・竃門炭十郎の額の傷は痣?

炭治郎の父である竈門炭十郎(かまどたんじゅうろう)の額にある傷も、炭治郎の火傷と同じ質の「痣」だと言えます。

作中の回想シーンで炭十郎が鬼と向き合った際、怒りに呼応するように額の傷は黒い「痣」へと変化しており、息子である炭治郎と全く同じ形状の「痣」が発現しています。

「日の呼吸」の資質を持つ者として、炭治郎の父・炭十郎も「痣」を背負って戦ってきたのでしょう。

竈門炭治郎の痣は火傷から発展した力で日の呼吸の資質を持つ者の証

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎の「痣」について、理解を深めることができましたでしょうか。

物語が開始した時から左の額に「痣」のような痕があった炭治郎ですが、幼いころに弟をかばった時にできた火傷だったことをお伝えしました。

さらに火傷の痕が鬼との戦いの中で変化し、赤い「痣」、黒い「痣」と強力な「痣」に変わっていったんですね。

また「痣」の発動条件や、炭治郎以外の「痣」を発現させた柱たちについてもお伝えしました。

激しい戦いのシーンが魅力の『鬼滅の刃』ですが、「痣」について理解を深めておくと、鬼殺隊と鬼のバトルを踏み込んで見ることができるでしょう。

本記事が『鬼滅の刃』をより一層楽しむためのサポートになれば幸いです。