【ネタバレ】『呪術廻戦』の死亡キャラは?死亡した話数やシーンを紹介

本記事にはプロモーションを含みます。
このサイトの記事内では「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。消費者庁が問題とする「誇大な宣伝や広告」とならないよう配慮しコンテンツを制作しておりますので、安心してお読みください。問題のある表現が見つかりましたらお問い合わせよりご一報いただけますと幸いです。

週刊少年ジャンプで原作漫画が大ヒットし、テレビアニメ版も絶好調の『呪術廻戦』ですが、中でも魅力的なのがカッコいいバトルですよね。

呪術と呼ばれる呪いをベースとした特殊能力を使い、力、速度、空間、時間など、あらゆる現象を用いた頭脳戦は、これぞ少年誌といった展開で見入ってしまいます。

そんなバトル漫画での戦闘には必ず勝者がおり、その陰には敗者の存在がありますよね。

決着がついた時、カッコよく映るのはもちろん勝者ですが、本記事では敗者にフォーカスし、さらに『呪術廻戦』において死亡していったキャラクターをまとめてみました。

数多くのキャラクターが登場し、そして多くのキャラクターが散っていったことが良くわかりますので、『呪術廻戦』の魅力を再確認する意味でも、ぜひ最期まで目を通してみて下さい。

  • 呪術廻戦の死亡キャラ
  • 呪術廻戦の死亡キャラに関する一問一答

※この記事では、『呪術廻戦』のネタバレを含みます。

【ネタバレ】呪術廻戦の死亡キャラ一覧表

名前 死亡話数 死亡シーン
釘崎野薔薇(くぎさきのばら) 125話(15巻) 渋谷事変にて、呪霊・真人との戦闘時、真人の放った術式「無為転変」によって頭部を破壊され死亡。
灰原雄(はいばらゆう) 77話(9巻) 七海と共に呪霊討伐の任務に向かうも、現れた呪霊がはるか格上の一級だったため、戦闘力の差により殺されてしまう。
パンダ なし 渋谷事変にて死亡している噂が出たが、生存していることが確認された。
七海建人(ななみけんと) 120話(14巻) 渋谷事変にて、呪霊・漏瑚の放った炎の攻撃により大ダメージを負い、手負いのところを呪霊・真人によって殺された。
夜蛾正道(やがまさみち) 147話(17巻) 渋谷事変の直後、呪術高専東京学校の学長として事件の責任を問われ、処刑された。
禅院直毘人(ぜんいんなおびと) 111話(13巻) 渋谷事変にて、右腕を失いながらも特級呪霊・陀艮を倒したが、立て続けに現れた特級呪霊・漏瑚の火炎攻撃に対応できず大やけどを負い、渋谷事変後に死亡。
禪院真依(ぜんいんまい) 149話(17巻) 双子の姉・禪院真希が「天与呪縛」によって中途半端な能力者となっていることを憂慮し、姉の能力を開放するために禪院扇と戦って死亡。
与幸吉(むたこうきち)(メカ丸) 82話(10巻) 「天与呪縛」によって脆弱になってしまった身体を呪霊との契約で健康体に戻したものの、呪霊・真人との戦闘で死亡。
レジィ・スター 172話(20巻) 死滅回游編(しめつかいゆうへん)にて、伏黒恵(ふしぐろめぐみ)と対戦し、重力を操る術式を看破され、死亡。
針千鈞(はりちづる) 169話(19巻) 死滅回游編(しめつかいゆうへん)にて、レジィ・スターや黄櫨折(はぜのきいおり)と共に伏黒恵(ふしぐろめぐみ)と対戦し、本気を出した伏黒恵に殺されてしまう。
黒沐死(くろうるし) 175話(20巻) 死滅回游編(しめつかいゆうへん)にて、乙骨憂太(おっこつゆうた)と対戦し善戦するも、乙骨憂太の使った反転術式によって死亡。
ドルゥヴ・ラクダワラ 174話(20巻) 死滅回游編(しめつかいゆうへん)にて、初登場からわずか4P目で乙骨憂太に斬殺されてしまう。
夏油傑(げとうすぐる) 0巻の最終話 呪術テロ「新宿・京都百鬼夜行」を行った際、阻止しにきた乙骨憂太と五条悟ら呪術高専のメンバーらと交戦し、五条悟によって殺害される。
吉野順平(よしのじゅんぺい) 27話(4巻) 特級呪霊・真人(まひと)の使った「無為転変」によって肉体を改造され、主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)を殺すための生物兵器となり死亡。
重面春太(しげもはるた) 119話(14巻) 幸運をストックし、有事の際に使う術式を持っていたが、幸運を使いきった状態で呪霊・宿儺と遭遇し、自覚する間もなく殺される。
オガミ婆 98話(12巻) 降霊術によって孫の肉体に禪院甚爾(伏黒甚爾)を降ろすも、強烈な自我を持つ禪院甚爾(伏黒甚爾)を制御しきれず、反逆され殺されてしまう。
粟坂(あわさか) なし 渋谷事変で虎杖悠仁と伏黒恵と戦って敗れるも、その後はどうなったかわかっておらず、生死は不明。
漏瑚(じょうご) 116話(14巻) 渋谷事変にて、復活させた宿儺を自分の部下につけようと勝負を挑むも、力の差を見せつけられ敗北。そのまま死亡した。
花御(はなみ) 85話(10巻) 渋谷事変にて、漏瑚、脹相らと共に五条悟と戦うも、一瞬の隙を突かれ、五条悟に弱点の頭部の枝を引き抜かれて死亡。
真人(まひと) 133話(15巻) 虎杖、東堂タッグと対戦し、「遍殺即霊体(へんせつそくれいたい)」へ変化するパワーアップを見せるも、虎杖の「黒閃」によって倒される。その後、「呪霊操術」に吸収されて死亡。
陀艮(だごん) 111話(13巻) 真希、七海、直毘人らと対戦し、追い詰めるも、伏黒恵が呼び出した禪院甚爾(伏黒甚爾)の使用する特級呪具「游雲(ゆううん)」によって殺された。
壊相(えそう) 62話(8巻) 交流会編にて、釘崎によって深手を負わされた、弟の呪霊・血塗を助けるため術式を解くも、その隙を虎杖に攻められ敗北。
血塗(けちず) 61話(7) 交流会編にて、釘崎野薔薇と対戦するも、釘崎の使う術式「簪(かんざし)」の「黒閃」を受け死亡。
蝗GUY(こうがい) 87話(10巻) 渋谷事変にて、虎杖と対戦するも、地中に埋めた卵管の騙し討ちをあっさり見抜かれ倒された。
禪院直哉(ぜんいんなおや) 152話(17巻) 妹・真衣の死によって覚醒した禪院真希と対戦するも、術式を見抜かれ瀕死のダメージを負う。その後、館の中で真希の母に背中を刺され死亡。
禪院甚壱(ぜんいんじんいち) 150話(17巻) 高い肉弾戦の能力を持つ禪院真希と対戦するも、覚醒した真希には及ばずあっさりと敗北。
禪院甚爾(ぜんいんとうじ)(伏黒甚爾) 75話(9巻)、113話(13巻) 一度目は過去編にて五条悟と対戦し、善戦するも殺される。二度目はオガミ婆の降霊術によって蘇るも、実の息子・伏黒恵との対戦を避ける形で自害した。

ここまでの連載で、24名のキャラクターが死亡しています。

パンダと粟坂のように、生死がはっきりわかっていないキャラクターもおり、ファンの間でも意見が割れていたり、生存説が唱えられているのが面白いところですね。

【ネタバレ】呪術廻戦の呪術高専東京校の死亡キャラ

名前 死亡話数 死亡シーン
釘崎野薔薇(くぎさきのばら) 125話(15巻) 渋谷事変にて、呪霊・真人との戦闘時、真人の放った術式「無為転変」によって頭部を破壊され死亡。
灰原雄(はいばらゆう) 77話(9巻) 七海と共に呪霊討伐の任務に向かうも、現れた呪霊がはるか格上の一級だったため、戦闘力の差により殺されてしまう。
パンダ なし 渋谷事変にて死亡している噂が出たが、生存していることが確認された。
七海建人(ななみけんと) 120話(14巻) 渋谷事変にて、呪霊・漏瑚の放った炎の攻撃により大ダメージを負い、手負いのところを呪霊・真人によって殺された。
夜蛾正道(やがまさみち) 147話(17巻) 渋谷事変の直後、呪術高専東京学校の学長として事件の責任を問われ、処刑された。

主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)らが通う呪術高専東京校ですが、『呪術廻戦』の作風上、いわゆる味方側に就くキャラクターたちでも、問答無用に死亡していく展開がスリリングですね。

中でも、ヒロインに位置する釘崎野薔薇の死亡は衝撃的でしょう。

釘崎野薔薇

呪術高専東京校の1年生で、『呪術廻戦』のヒロイン。

田舎出身で東京に憧れを抱いていたため、呪術高専に入学しました。

主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)や伏黒恵(ふしぐろめぐみ)とは同級生です。

渋谷事変では特級呪霊・真人と対戦しましたが、分身を操る真人に善戦するも、術式「無為転変」によって頭部を破壊され死亡しました。

死の間際には、高専の仲間たちが椅子に座り、並んでいるイメージを脳裏に浮かべ、「悪くなかった」と、呪術師として生きた自分、そして呪術高専の仲間たちを肯定する言葉を残しています。

パンダ

呪術高専東京校の2年生で、人ではなく、東京校学校長・夜蛾正道(やがまさみち)の操る傀儡呪術学によって誕生した突然変異呪骸(とつぜんへんいじゅがい)です。

陽気な性格で、他人の色恋沙汰などの噂が大好き。

人ではないため、手足などが欠損しても再生させることが可能です。

渋谷事変で生死不明な状態が描かれてしまったがため、死亡説が流れていましたが、生きていることが公式に確認されました。

七海建人

1級呪術師の等級に位置する呪術師で、作中では主人公・虎杖悠仁の指導役を任されていた人物。

最強の呪術師・五条悟からの信頼も厚く、その実力は折り紙付きです。

渋谷事変で戦闘となった特級呪霊・漏瑚(じょうご)の炎の攻撃により大ダメージを負い、意識が混濁しているところを特級呪霊・真人(まひと)に見つかって殺されました。

教え子である虎杖の目の前で殺害されてしまう悲しい最期を迎え、虎杖の実力、成長の伸びしろを信頼し、真人ら特級呪霊の討伐について「あとは頼みます」と言い残して絶命します。

夜蛾正道

呪術高専東京校の学長で、傀儡呪術学によってパンダを生み出した人物。

強面のルックスですが、教員・生徒からの信頼は厚く、主人公・虎杖悠仁らメンバーからも慕われていました。

渋谷事変が終結すると、呪術総監部から学長として責任追及され死刑の処罰が下ってしまいます。

処刑を実行したのは京都校の学長・楽巌寺嘉伸(がくがんじよしのぶ)で、死の間際には楽巌寺に呪骸の製造方法を伝えました。

禪院直毘人

禪院家の26第代当主で、特別一級呪術師の実力を持つ人物です。

渋谷事変で、特急呪霊・陀艮(だごん)と戦闘となり左腕を欠損。

立て続けに戦闘となった、特級呪霊・漏瑚(じょうご)の炎の攻撃を喰らってしまい、全身に大やけどを負って後日死亡しました。

禪院一族相伝の術式「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」を習得した、禪院甚爾(ぜんいんとうじ)の息子・伏黒恵を後継者として見込んでおり、「五条悟が死亡、または意思能力を喪失した場合、伏黒恵を次期当主とする」旨の遺言を残しています。

【ネタバレ】呪術廻戦の呪術高専京都校の死亡キャラ

名前 死亡話数 死亡シーン
禪院真依(ぜんいんまい) 149話(17巻) 双子の姉・禪院真希が「天与呪縛」によって中途半端な能力者となっていることを憂慮し、姉の能力を開放するために禪院扇と戦って死亡。
与幸吉(むたこうきち)(メカ丸) 82話(10巻) 「天与呪縛」によって脆弱になってしまった身体を呪霊との契約で健康体に戻したものの、呪霊・真人との戦闘で死亡。

呪術高専京都校の死亡キャラクターは、登場する機会の関係もあってか、そこまで多くないようです。

しかし禪院真衣、与幸吉(メカ丸)共に、悲しみを背負いながら最期を迎えている流れがとても印象深いですね。

禪院真依

禪院真希の双子の妹で、姉の真希とは「天与呪縛(てんよじゅばく)」を半々で受け継ぎ、互いに一部の能力を制限&底上げし合っている関係です。

真衣自身は姉・真希より呪力はあるものの、銃などの武器に呪力を込めて放つことしかできず、呪術師としての能力は低めです。

自分が生きてるせいで、「天与呪縛」によって姉・真希の能力が中途半端になってしまっていると考え、禪院扇(ぜんいんおおぎ)に無謀な戦いを挑んで死亡しました

その後、姉妹で分け合っていた「天与呪縛」の効力が完全に姉・真希に付与し、厳しい制限を付けたおかげで真希の身体能力が覚醒、大幅に実力を上げることとなります。

与幸吉(メカ丸)

呪術高専京都校に通う2年生で、彼もまた「天与呪縛」によってハンディを背負っており、身体の一部の欠損と肌のもろさと引き換えに、広範囲に使用できる術式と、強大な呪力を持って生まれてきました。

遠隔操作で義骸を操作して「メカ丸」として活動することしかできず、身体の脆弱さと不便さにコンプレックスを抱いていた与幸吉は、健康な肉体を得ることを条件に呪霊たちと縛りの契約を結び、京都校ではスパイとして活動しています。

取引を終えた後、健康な肉体で特級呪霊・真人と戦闘を行い、17年間もの間蓄積し続けてきた呪力を使ったものの、真人の狡猾な戦略にはまって死亡してしまいます。

死亡後、小型の「メカ丸」に遺言を残しており、同級生の三輪霞(みわかすみ)に対して「幸せになってくれ」と伝達しました。

【ネタバレ】呪術廻戦の死滅回游での死亡キャラ

名前 死亡話数 死亡シーン
レジィ・スター 172話(20巻) 死滅回游編(しめつかいゆうへん)にて、伏黒恵(ふしぐろめぐみ)と対戦し、重力を操る術式を看破され、死亡。
針千鈞(はりちづる) 169話(19巻) 死滅回游編(しめつかいゆうへん)にて、レジィ・スターや黄櫨折(はぜのきいおり)と共に伏黒恵(ふしぐろめぐみ)と対戦し、本気を出した伏黒恵に殺されてしまう。
黒沐死(くろうるし) 175話(20巻) 死滅回游編(しめつかいゆうへん)にて、乙骨憂太(おっこつゆうた)と対戦し善戦するも、乙骨憂太の使った反転術式によって死亡。
ドルゥヴ・ラクダワラ 174話(20巻) 死滅回游編(しめつかいゆうへん)にて、初登場からわずか4P目で乙骨憂太に斬殺されてしまう。

偽夏油(にせげとう)である羂索(けんじゃく)が仕掛けた呪術師同士の殺し合い全国大会、「死滅回游(しめつかいゆう)」。

羂索が各地に張り巡らせた結界に呪術師が踏む込むと、問答無用にプレイヤー「泳者」として参戦させられてしまいます。

他の物語とは違い、そもそも殺し合いが前提なため、キャラクターが死亡することにそれほど感情移入できないのが特徴的ですね。

レジィ・スター

「死滅回游」に参戦させられた呪術師の1人で、作中では伏黒恵と激突。

重力を操る術式「満象」を駆使し、レジィ自身も巻き込みながら60kgほどの伏黒恵に40Gもの重力をかけ、互いに圧殺が免れない我慢比べに持っていきます。

何もせずとも身体の骨にひびが入るほどの重力の中、レジィはさらに術式「再契象」によって建物などを具現化し、伏黒恵にぶつけようとしますが、伏黒恵のミスリード作戦によってプールに落とされました。

互いに一歩も引かぬ攻防を経て、最後はシンプルな肉弾戦に。

凄まじい殴り合いとなりましたが、消滅していなかった伏黒恵の式神「玉犬」に奇襲をかけられたレジィは身体を引き裂かれ、死亡するのでした。

針千鈞

 

レジィとは協力関係の呪術師で、伏黒恵と激突しています。

なかなかの実力者であることが伺えましたが、まともに術式を使用する前に、本気を出した伏黒恵に殺されてしまいます

針千鈞の死亡を知ったレジィは保有点の損失だけを憂いており、協力者というだけでそこまで深い関係ではなかったようですね。

黒沐死

昆虫のような見た目の黒沐死はゴキブリを操る特級呪霊で、冬眠から目覚めてしまい「死滅回游」に参戦。

乙骨憂太を捕食対象としてバトルを開始しました。

卵を植え付ける禍々しい武器、爛生刀を駆使して乙骨憂太を追い詰めるも、乙骨憂太が温存していた反転術式を口移しで吹き込まれて死亡します。

ドルゥヴ・ラクダワラ

太古の昔に存在していた呪術師で、呪物に転生することで現代に蘇り「死滅回游」に参戦。

登場時点で91点を保有し、すでに十数人の呪術師を殺している様子から、かなりの実力者であることは間違いないでしょう。

その強さで仙台コロニーではトップとして君臨していたドルゥヴ・ラクダワラだったが、特級呪術師である乙骨憂太と激突するとあっけなく殺されてしまいました

太古の時代や呪術師の競争力がない地域では敵なしでしたが、特級呪術師やしのぎを削り続けている都会の呪術師たちの前では、普通の手練れといったレベルだったようです。

【ネタバレ】呪術廻戦の呪詛師の死亡キャラ

名前 死亡話数 死亡シーン
夏油傑(げとうすぐる) 0巻の最終話 呪術テロ「新宿・京都百鬼夜行」を行った際、阻止しにきた乙骨憂太と五条悟ら呪術高専のメンバーらと交戦し、五条悟によって殺害される。
吉野順平(よしのじゅんぺい) 27話(4巻) 特級呪霊・真人(まひと)の使った「無為転変」によって肉体を改造され、主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)を殺すための生物兵器となり死亡。
重面春太(しげもはるた) 119話(14巻) 幸運をストックし、有事の際に使う術式を持っていたが、幸運を使いきった状態で呪霊・宿儺と遭遇し、自覚する間もなく殺される。
オガミ婆 98話(12巻) 降霊術によって孫の肉体に禪院甚爾(伏黒甚爾)を降ろすも、強烈な自我を持つ禪院甚爾(伏黒甚爾)を制御しきれず、反逆され殺されてしまう。
粟坂(あわさか) なし 渋谷事変で虎杖悠仁と伏黒恵と戦って敗れるも、その後はどうなったかわかっておらず、生死は不明。

呪術師が人々を守る目的で呪術を使用するのに対し、呪術を自分の欲望のために使用するのが呪詛師ですが、そんな呪詛師たちもそれぞれ主義主張があり、なかなか壮絶な死に様を見せています。

特にインパクトがあったのは、かつて五条悟と同級生で親友だった夏油傑の死でしょう。

単行本0巻で描かれたテロリスト・夏油と五条悟や乙骨憂太をはじめとする東京呪術高専メンバーの激突は、ファンの間でも人気のある物語ですよね。

夏油傑

かつて東京呪術高専に通学していた元呪術師で、五条悟とは同級生。

星漿体(せいしょうたい)である少女・天内理子(あまないりこ)の死を受け、盤星教の信者らが嬉々する様子を見て絶望します。

呪術を使用できない非呪術師たちを皆殺しにする計画を立て、「新宿・京都百鬼夜行」として実行に移したテロリストです。

しかし阻止しにやって来た乙骨憂太に深手を負わされ、さらに親友である五条悟の攻撃によって死亡します

敵対関係でテロを起こしたとはいえ、親友である五条悟のことは気にかけており、五条悟の実力とカリスマ性、呪術界隈への反発心といった危うい境遇を心配していました。

死亡後は羂索に身体を乗っ取られてしまい、偽夏油として本編に登場しています。

吉野順平

里桜高校に通う2年生で、いじめを受け不登校になっている少年。

呪術とは無縁の生活を送っていましたが、ある日、たまたま同じ映画館にいた同級生が呪霊・真人によって殺されるところを目撃して生活が一変します。

真人を信奉することで邪悪な呪詛師を道を歩み始め、毒を操る術式や式神を習得。

しかし真人は吉野順平を利用していただけで、母を殺したのは里桜高校のいじめっ子だと誤解させ、里桜高校を吉野順平に襲撃させました。

その渦中、真人の術式「無為転変(むいてんぺん)」によって改造呪霊に変えられて死亡

信じていた恩人に裏切られる形でこの世を去ることになります。

重面春太

柄の部分が人の手の形状をした、独特の呪具の剣を持つ呪詛師。

奇跡を貯める術式を操り、蓄えた奇跡は重面春太が命に係わる窮地に陥った時に放出される特性があります。

しかし「渋谷事変」では、その奇跡を七海との戦闘で使い切ってしまっていたため、連戦となった宿儺(すくな)によってあっさり斬殺されて死亡しています

オガミ婆

死亡した人物を対象に憑依させて変身させる術式、いわゆる降霊術を使う呪詛師です。

魂と肉体を別々に降霊させることが可能で、基本は肉体のみを戦闘に利用するために降ろすことが多いですね。

しかし人頼みな能力が仇となり、「天与呪縛」を持つ伏黒恵の実父で殺し屋、「禪院甚爾」を降霊したことにより、飼い犬に手を噛まれる形で殺されました

粟坂

術式の攻撃力をあべこべにする術式を駆使するベテランの呪術師です。

偽夏油の一派として活動しており、人を殺し、弱者を蹂躙することに喜びを覚えている戦闘狂サイコパス。

五条悟に対して個人的な恨みを抱いている人物でもあります。

「渋谷事変」にて、主人公・虎杖悠仁と伏黒恵タッグと戦い敗北。

その後については描かれておらず、生死については不明ですね

【ネタバレ】呪術廻戦の呪霊の死亡キャラ

名前 死亡話数 死亡シーン
漏瑚(じょうご) 116話(14巻) 渋谷事変にて、復活させた宿儺を自分の部下につけようと勝負を挑むも、力の差を見せつけられ敗北。そのまま死亡した。
花御(はなみ) 85話(10巻) 渋谷事変にて、漏瑚、脹相らと共に五条悟と戦うも、一瞬の隙を突かれ、五条悟に弱点の頭部の枝を引き抜かれて死亡。
真人(まひと) 133話(15巻) 虎杖、東堂タッグと対戦し、「遍殺即霊体(へんせつそくれいたい)」へ変化するパワーアップを見せるも、虎杖の「黒閃」によって倒される。その後、「呪霊操術」に吸収されて死亡。
陀艮(だごん) 111話(13巻) 真希、七海、直毘人らと対戦し、追い詰めるも、伏黒恵が呼び出した禪院甚爾(伏黒甚爾)の使用する特級呪具「游雲(ゆううん)」によって殺された。
壊相(えそう) 62話(8巻) 交流会編にて、釘崎によって深手を負わされた、弟の呪霊・血塗を助けるため術式を解くも、その隙を虎杖に攻められ敗北。
血塗(けちず) 61話(7) 交流会編にて、釘崎野薔薇と対戦するも、釘崎の使う術式「簪(かんざし)」の「黒閃」を受け死亡。
蝗GUY(こうがい) 87話(10巻) 渋谷事変にて、虎杖と対戦するも、地中に埋めた卵管の騙し討ちをあっさり見抜かれ倒された。

『呪術廻戦』には人間以外のキャラクターも登場しますが、その中でも呪霊たちは印象深い死を迎えています。

怪物とはいえ意思を持ち、知性も備えているため、死に至るまでの流れや死の瞬間には、人間たちにも引けを取らないドラマがありますね。

漏瑚

「渋谷事変」においては偽夏油一派の特級呪霊で、猛者の呪術師、最強呪術師・五条悟、両面宿儺など、強敵相手に激戦を繰り広げる、実は読者人気も高い呪霊です。

人間を憎んでいる漏瑚は人間と呪術師をこの世から抹消し、呪霊だけの世界を作ろうと目論んでおり、そのために偽夏油一派と行動を共にしています。

最期は最強の呪霊・両面宿儺と激突し、宿儺の術式「開(フーガ)」によって敗北。

そのまま死亡するも、今際の際、真っ白な想像世界で先に死亡した花御や陀艮と出会い、敗北し目標が敗れ去ったことを謝罪しました。

また、同じ世界で宿儺とも出会い、「誇れ、オマエは強い」と声をかけられ涙するシーンも。

呪霊の王・宿儺によってその存在を認められたことに歓喜し、漏瑚の純粋さと気高さが伺えるラストなのが印象的ですね

花御

漏瑚と同じく偽夏油一派の特級呪霊で、「渋谷事変」の作中、東京メトロ地下5階では人間を無差別攻撃しつつ五条悟と激突しました。

「領域展延(りょういきてんえん)」によって守備力を上げていた花御でしたが、術式を使用するために「領域展延」を解除すると、その隙を狙っていた五条悟によって両目の木を引き抜かれ、大ダメージを負います。

その後、五条悟の術式「無下限呪術」によって押しつぶされ、死亡

五条悟との圧倒的な力の差をわからされる最後でした。

真人

生まれて間もない呪霊で、相手の魂の形を変えられる術式「無為転変」や、呪霊としてパワーアップする「遍殺即霊体(へんさつそくれいたい)」、「無為転変」をより攻撃的に強化した領域展開「自閉円頓裹 (じへいえんどんか)」を使います。

「渋谷事変」においては、自身の能力を看破する力を持つ天敵、主人公・虎杖悠仁と激突し敗北。

その後、偽夏油の使う呪霊操術に飲み込まれて死亡しました。

陀艮

漏瑚や花御と同じく、偽夏油一派に属する特級呪霊。

巨大な魚の式神が多数襲う領域展開「死累累湧軍(しるるゆうぐん)」を使い、禪院直毘人、七海建人、禪院真希らを追い詰めました。

途中参戦した伏黒恵の領域展開によっても形勢は変わらず、手こずっている東京高専のメンバーでしたが、そこに降霊術によって復活した禪院甚爾が参戦し、息子である伏黒恵とのタッグによって陀艮倒すことに成功します。

禪院甚爾の持つ呪具・游雲によってめった刺しにされる陀艮の最期は壮絶で、禪院甚爾の別格の実力もわかるシーンなのが印象深いですね

壊相

人間の女性と呪霊との間に生まれた混血生物で、自分を蘇らせてくれた恩があるため、宿儺復活を目論む特級呪霊の一派に協力しています。

人間の血を引いている影響で、呪力を持たない一般の人間でも存在を視認することが可能です。

特級呪霊に匹敵する実力を持ち、宿儺の指の回収中に虎杖悠仁と釘崎野薔薇と激突。

釘崎野薔薇の「共鳴り」で逃走しようとしたトラックから落とされ、虎杖悠仁の打撃攻撃により死亡しました。

人間に対しては冷酷ですが、弟想いの兄の一面もあり、上記の戦いでも弟を助けるために術式を解いたことが響いて劣勢となり、敗北しています。

血塗

壊相の弟で、血塗も人間と呪霊のハーフ。

壊相と同じ状況で虎杖悠仁と釘崎野薔薇とバトルとなり、釘崎野薔薇の「黒閃・簪(こくせんかんざし)」を受けて死亡しました。

蝗GUY

ゴキブリを操ることができる呪霊で、自分の知能に自信を持っている変わったキャラクター。

東京メトロ明治神宮前駅の地下にて、主人公・虎杖悠二と激突しました。

自慢の知能を活かした頭脳プレイを仕掛けるも、地中に隠していた卵管を見破られてあっさり敗北し、死亡しています。

【ネタバレ】呪術廻戦のその他の死亡キャラ

名前 死亡話数 死亡シーン
禪院直哉(ぜんいんなおや) 152話(17巻) 妹・真衣の死によって覚醒した禪院真希と対戦するも、術式を見抜かれ瀕死のダメージを負う。その後、館の中で真希の母に背中を刺され死亡。
禪院甚壱(ぜんいんじんいち) 150話(17巻) 高い肉弾戦の能力を持つ禪院真希と対戦するも、覚醒した真希には及ばずあっさりと敗北。
禪院甚爾(ぜんいんとうじ)(伏黒甚爾) 75話(9巻)、113話(13巻) 一度目は過去編にて五条悟と対戦し、善戦するも殺される。二度目はオガミ婆の降霊術によって蘇るも、実の息子・伏黒恵との対戦を避ける形で自害した。

その他の死亡キャラの項目では、禪院家の一族の最期を見ていきましょう。

『呪術廻戦』に登場する御三家の中でも、特に作中に関わってくる一族で、才能のある呪術師を多く輩出している反面、因縁深い相関図も描いてしまっている光と影を持つ一族と言えます。

禪院直哉

禪院家の現当主で、禪院直毘人の息子。

特別一級術師の等級に位置し、禪院家でもエリート街道を歩んできたサラブレッド。

性格がかなり歪んでおり、自分より格下を見下し、「禪院家に非ずば術師に非ず、術師に非ずば人に非ず」という禪院家に代々伝わる教訓を地で行っている差別主義者です。

禪院直哉は、圧倒的な肉弾戦の実力を持つ禪院甚爾、最強の呪術師・五条悟と肩を並べる存在になりたいと兼ねてから願っており、禪院甚爾と同じ「天与呪縛」を持ち、恨みを抱いていた禪院真希と激突しました。

最初は圧倒していた禪院直哉でしたが、戦闘の最中に禪院真希の妹・真衣が死亡し、姉の真希が覚醒。

禪院甚爾を彷彿とさせる圧倒的な戦闘力によって禪院直哉は倒されてしまいます。

その後、一命をとりとめたため、真希の殺害を目論んだ禪院直哉だったが、真希・真衣の母によって刺され、死亡することとなりました

禪院甚壱

額に大きな傷をつけた野性的な面持ちに、特別一級術師の等級を持つ呪術師。

禪院家においては幹部の立場で、禪院家の財政事情などを影でサポートする存在です。

作中では、妹殺した禪院家への復讐に燃える禪院真希と激突し、拳を空中から降り注ぎ広範囲に攻撃する術式を放つも、覚醒した禪院真希によって首を討ちとられて死亡しました

禪院甚爾(伏黒甚爾)

伏黒恵の実父であり、「天与呪縛」によって身体能力と五感が人知を超える強化を受けている呪術師専門の殺し屋。

呪力は一切ないものの、常軌を逸したフィジカルによって並みの呪術師を圧倒する実力を持ちます。

最初の死亡は過去編で、五条悟と激突した時に殺されています。

1度は禪院甚爾(伏黒甚爾)が勝利したかに思えた戦いでしたが、身体を斬られ死の淵まで追い込まれた五条悟が「反転術式」に目覚めて復活。

その後、間を置かずして起きたリベンジマッチにて禪院甚爾(伏黒甚爾)は殺されてしまいました

次に死亡するのは、オガミ婆の降霊術によって現代に復活した「渋谷事変」時です。

伏黒恵と死闘になる寸前で実の息子だと気が付き、因縁深い禪院家と袂を分かっている息子・恵の様子に安堵しながら自害しました。

【ネタバレ】呪術廻戦の死亡キャラに関する一問一答

ここからは『呪術廻戦』において読者が気になっている、人気キャラクターたちの生死について解説します。

物語を彩って来た主要キャラクターたちの安否はどうなっているのでしょうか。

狗巻棘が死んでいる可能性はある?

結論から書きますと、死亡している可能性はほぼないでしょう。

137話(16巻)の回想シーンでは左腕を切り落とされている重症でしたが、包帯のような物が巻かれ、呪符によって手当を受けているようですね。

「渋谷事変」が佳境に入った当時、狗巻棘の近くでは最強の呪霊・両面宿儺と特級呪霊・漏瑚が激突していました。

漏瑚の放った強力な術式「獄ノ番「隕」」によって広範囲が破壊されたため、その技に巻き込まれて死亡した説がファンの間で囁かれているようです。

しかし腕が無い回想シーンは治療を受けている様子なため、死亡しているならば腕の治療はしないことから、死亡説は完全否定できると言えますね。

釘崎野薔薇が生きている可能性はない?

結論から書きますと、生きているパターンもありえなくはない、といったところでしょう。

『呪術廻戦』のストーリーでは過去、死んだと思っていた主人公・虎杖悠仁が生きていて、伏黒恵と釘崎野薔薇にドッキリを仕掛けたことがありました。

また、呪霊・真人によって頭部を破壊されてはいますが、眼球までであり、脳自体は無事のようにも見えます。

回復系の呪術によって実は治療しており、再登場する可能性も有りうると思いますね。

さらに『呪術廻戦』では、七海建人が語った言葉を引用され、死に際に後悔があるキャラクターが死亡し、後悔のないキャラクターは生存するジンクスがあると噂されています。

このパターンに当てはまるのであれば、釘崎野薔薇は仲間に囲まれて後悔なく死に向かっている描写があったため、生存説が濃厚になりますね。

いずれにせよ、作者・芥見下々先生は読者をアッと言わせる展開を好んでいるため、生存している可能性も捨てきれないのではないでしょうか。

五条悟の封印が解除されるのはいつ?

第90話(11巻)で獄門疆(ごくもんきょう)に封印された五条悟ですが、結論から書きますと、封印解除の時期は不明です。

現段階では獄門疆の解除条件は不明で、第145話で登場した、天元(てんげん)が持つ獄門疆・裏によって救出は可能なようですが、実際に作中で実行されるのかはわかりません。

獄門疆・裏で救出するためには、天逆鉾(あまのさかほこ)と黒縄(こくじょう)の2つの呪具を用いる必要があり、主人公・虎杖悠仁ら東京高専メンバーが呪具集めに向かう流れになれば、復活が濃厚となるでしょう。

まとめ:『呪術廻戦』で死にゆく登場人物には多くのドラマがあり、死してなお心に残るキャラクターも多い

最期までお読みいただき、ありがとうございます。

人間の呪術師だけでなく、呪霊、呪詛師など、さまざまな登場キャラクターたちがそれぞれの想いを抱き、戦いに敗れて散っていく様はグッとくるものがありますね。

悲しみを背負って死んでしまうキャラクター、最期まで見事なクズっぽさを出すキャラクターなど、どのキャラクターも個性があり『呪術廻戦』を彩ってくれています。

本記事でキャラクターの散り様に興味を抱き、気になるキャラクターの最期をもう一度読み直してみようと思ってくれたり、友達やSNSなど、ファン同士で散っていったキャラクターへの想いをシェアし、より深く『呪術廻戦』を楽しむきっかけになって下されば幸いです。