『人間失格』の名言・名セリフのランキング10選一覧まとめ

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名だたる俳優陣が出演しているだけあり、話題作となった人間失格。

そして蜷川実花さんとのタッグを組んだとして注目もあわせて集めました。

3人の女を振り回しているようで振り回されている太宰治に観ている側も振り回されてしまう映画。

甘い言葉が多いことででも話題となった『人間失格』です。

今回はこの映画で印象に残る言葉や心に残る名言・名セリフをまとめていきます。

恋とは、愛とは何か考えさせられる映画となっているので注目して観てみてください。

またここではライターが名言だと思ったものを3つ紹介します。

どれも深い言葉で心に刺さりますよ。

太田静子 恋が悪いなら私は悪くていい、不良でいい。だってもともと不良が好きなんだもの。
太宰治 今生きているのは君のためだ
津島美知子 戻らなくていいですよ、家庭に。もう戻ろうとしなくても

そしてこの記事からわかることは以下の通りです。

  1. どのような名言・名セリフが出てくるのか
  2. 誰が発した言葉なのか
  3. どのような場面で発された言葉なのか
目次

『人間失格』の名言・名セリフのランキング10選とは?

人間失格 名言

『人間失格』は愛や恋にまつわる名言が多いです。

恋する甘いセリフから、愛ゆえに切ないセリフまで。

今回はそのような愛や恋にまつわる名言や名セリフを10個紹介していきたいと思います。

恋や愛のために人はどこまでできるのか。

またすれ違いによって起きてしまう切ない物語を描いている『人間失格』について紹介していきます。

ぜひ最後までチェックしてくださいね。

『人間失格』は心からの言葉なのかと問いたくなる名言が多い

甘い言葉の多い太宰治。

どこまでが本当に思っていて、どこまでが嘘なのか、人を疑ってしまう原因になる程甘い言葉の連続です。

太宰治だけではなく太宰治を支える女たちの強い気持ちもセリフから感じ取ることができます。

その女たちの強い気持ちを表している言葉にも注目してみてください。

強い思いがセリフから感じ取ることができます。

『人間失格』の名言・名セリフのランキング10選の基準

ここで紹介する名言・名セリフの10個については、恋や愛とは何かを考えさせられるもの。

また観ている人が心打たれるもの。

そして物語のキーポイントになる名言・名セリフを紹介していきます。

物語はさいごのさいごまで目が離せない内容となっています。

ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

『人間失格』の名言・名セリフ10選を一覧で紹介

太宰治 俺、あいつに自分のかいたもの一度も褒められたことないんだからな
太宰治 死ぬ気で恋する?
太宰治 うん?
坂口安吾 なぁ、今も地獄をみてるか
太田静子 恋をしに来るのを待ってた
太田静子 なぜ恋が悪くて愛はいいの?
津島美知子 お母さん、もうダメかも
山崎富栄 どこまでもご一緒します
佐倉潤一 もう別れるべきです
津島美知子 あなたはもっとすごいものがかける。こわしなさい、わたしたちを。そして本当の傑作を書きなさい。それがあなたのやりたいことでしょ。

『人間失格』の名言・名セリフその1.「俺、あいつに自分の書いたもの一度も褒められたことないんだからな」

太宰治©公式Twitter

太宰治が、佐倉潤一に漏らした名セリフ。

ただの鬱憤のように聞こえますが実は、妻に認めてほしいと想いも感じられる場面です。

妻である津島美知子もより良いものが書けると思い、信頼しあっている様子が感じ取れました。

『人間失格』の名言・名セリフその2.「死ぬ気で恋する?」

太田静子と太宰治©公式Twitter

太宰治が太田静子に対して投げかける場面ですがとても印象的な名言。

同じ目標のある者同士、そして愛にトラウマを抱えている静子にとって心動かすセリフでした。

太宰治とともに恋をしたい、信じてみようと静子が思ってしまう心打たれるセリフです。

『人間失格』の名言・名セリフその3.「うん?」

太宰治と太田静子©公式Twitter

たった2文字ですが、太宰治の様々な心情が読み取れる名セリフ。

太宰治の子どもが欲しいという静子とは違い、太宰治は静子の日記を読みたいことが目的でした。

日記のために子どもを作ることを戸惑いつつも、受け入れるしかないと感じる太宰治の一言でした。

『人間失格』の名言・名セリフその4.「なぁ、今も地獄をみてるか」

太宰治と家族©公式Twitter

家庭が仇となっているのではと思っている坂口から投げかけられる名セリフ。

ここでいわれている地獄は家庭のこと。

家庭を顧みず不倫をしている太宰治にとって家庭の生活は地獄であるといわている場面。

ですが不倫をしているにもかかわらず、家庭を地獄と思っていない太宰治が印象的なシーン。

『人間失格』の名言・名セリフその5.「恋をしに来るのを待ってた」

静子演じる沢尻エリカと蜷川実花と太宰演じる小栗旬©公式Twitter

健気に太宰治が訪れるのを待っている静子があえた喜びから太宰治に気持ちを表す名セリフ。

そこに日記を見る目的でやってきた太宰治に静子が伝える場面。

静子にとって愛と恋の違いが大きくあると感じられる場面であり、自分自身にも問いたくなります。

『人間失格』の名言・名セリフその6.「なぜ恋が悪くて愛はいいの?」

太田静子演じる沢尻エリカ©公式Twitter

世間的に愛しぬくということに好感を持てることに納得のいかない静子が発する名セリフ。

愛してもらえない妻であるくらいなら、愛される続ける愛人でありたいという静子に共感する人と共感できない人が分かれるでしょう。

ですが愛人も愛され続けるのかというところがこの映画の考えさせられる部分です。

『人間失格』の名言・名セリフその7.「お母さん、もうだめかも」

蜷川実花と津島美知子演じる宮沢りえ©公式Twitter

様々な太宰治の行動を把握していた妻である、美知子も耐え切れず子どもの前で弱音を吐いてしまう名セリフ。

そのあとすぐに「大丈夫」と訂正をするものの、やはり気づかないふりをしていてもすべてお見通し。

そして傷ついていないはずがないと共感出来る場面でしょう。

ですが母の強さを見せつけられる、シーンです。

『人間失格』の名言・名セリフその8.「どこまでもご一緒します」

富栄と太宰治©公式Twitter

「死ぬ気で恋をする?」という太宰治の手に見事騙されてしまった富栄。

その言葉を信じて発した名言。

富栄とは反対に、一生を遂げるつもりのないように見える太宰治だが果たして胸の内はどのようなことを考えていたのか。

今までと同じ不倫の1つであり、執筆の際のネタなのか考えさせられる場面です。

『人間失格』の名言・名セリフその9.「もう別れるべきです」

太宰治と佐倉潤一©公式Twitter

妻のもとに帰る太宰治を目にしても、必ず戻ってくると信じている富栄。

それとは反対に太宰治がどのような人間なのか知っている佐倉は必死に戻ってくることはないと諭す佐倉の名セリフ。

どんな人かわかっている佐倉だからこそ伝えられる名セリフだったでしょう。

ですがどうしても諦められない富栄は必死に否定します。

果たして最後に富栄はハッピーエンドを迎えられるのか。

『人間失格』の名言・名セリフその10.「あなたはもっとすごいものがかける。こわしなさい、わたしたちを。そして本当の傑作を書きなさい。それがあなたのやりたいことでしょ。」

津島美知子と太宰治©公式Twitter

旦那である太宰治に美知子が意を決して伝える最大の名セリフともいえるでしょう。

辛いことも太宰治の能力を信じてるからこそ耐えられ、信じ続けられたもののこれ以上のものが家庭を壊すことしかないと想い伝えた言葉。

ものすごく深い言葉で観ているほうが辛くなるシーンです。

太宰治の可能性を信じて、辛い道を歩もうとする美知子に感心の声も多いのが理解できるでしょう。

まとめ:『人間失格』で言葉の重みを知ろう。

「死ぬ気で恋する」という言葉を口癖のように使う太宰治。

彼に堕ちる女性はみんなその言葉を信じて死ぬ気で恋をしようとします。

彼が離れていくといえば死ぬという富栄。

言葉一つで1人の人生を動かしてしまうのです。

昔もさまざまな文化が発達した今でも、言葉一つで人間の人生を動かす力があるということをすべての人が理解すべきでしょう。