『キングダム』は現在も続いている原泰久先生原作のテレビアニメ。
2022年1月の時点でシーズン1~シーズン3まで放映されており、2022年春には待望のシーズン4がスタートする予定です。
「新シーズンが始まる前に今までのキングダムをおさらいして備えておこう」そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか。
今回はおさらいを兼ねて、アニメ『キングダム』から男たちの熱い名言・名セリフをご紹介します。
- 『キングダム』の名言・名セリフ
- 『キングダム』の熱い名シーン
- 『キングダム』の主人公『信』の成長と将軍・仲間たちとの絆
『キングダム』の名言や名セリフを厳選して3つご紹介
信(しん) | 処罰が怖ェからって、こんな状況を見て見ぬふりなんざして、何が天下の大将軍だ!! |
麃公(ひょうこう) | 火を絶やすでないぞォ |
漂(ひょう) | おまえが羽ばたけば、俺もそこにいる。信、俺を天下に連れてってくれ |
- 1 『キングダム』の名言・名セリフのランキング10選とは?
- 2 『キングダム』の名言・名セリフ10選を一覧で紹介
- 2.1 『キングダム』の名言・名セリフその1.「おまえが羽ばたけば、俺もそこにいる。信、俺を天下に連れてってくれ」
- 2.2 『キングダム』の名言・名セリフその2.「自分で戦場を駆け回って学びなさい。バカ者。皆とともに修羅場をくぐりなさい。素質はありますよ…信」
- 2.3 『キングダム』の名言・名セリフその3.「5年後俺の最初の号令で出陣する将軍はお前だ、信」
- 2.4 『キングダム』の名言・名セリフその4.「処罰が怖ェからって、こんな状況を見て見ぬふりなんざして、何が天下の大将軍だ!!」
- 2.5 『キングダム』の名言・名セリフその5.「大将軍になるために必要なものは百の精神力!!そして百の腕力さらに知恵。あと百の経験と百の幸運」
- 2.6 『キングダム』の名言・名セリフその6.「俺の夢はそんなに半端じゃねェって 肩を並べるんじゃねェ!俺はあんたらをぶち抜いて”史上最強”の天下の大将軍になるんだ!!」
- 2.7 『キングダム』の名言・名セリフその7.「蒙武。我が主であった大将軍・王騎の死は、お前を強くした。私は元から強い。」
- 2.8 『キングダム』の名言・名セリフその8.「境があるから内と外ができ敵ができる。国境があるから国々ができ戦い続ける。だからあいつは国を一つにまとめるんだ。そして俺はその金剛の剣だ」
- 2.9 『キングダム』の名言・名セリフその9.「火を絶やすでないぞォ」
- 2.10 『キングダム』の名言・名セリフその10.「私には中華をまたにかけた大将軍王騎を傍らで支え続けた自負がある」
- 3 『キングダム』の名言・名セリフは強さをくれる
『キングダム』の名言・名セリフのランキング10選とは?
原作マンガ『キングダム』は秦の始皇帝が中華を統一する過程を描く一大サーガです。
後に秦の始皇帝となる秦の国王『嬴政』と、下僕から将軍へと駆け上がる『信』を中心に、大きな敵と対峙し仲間との絆を深めていく様子に多くのファンが熱狂、胸を熱くしています。
『キングダム』の魅力はなんといってもその個性あふれる登場人物たち。
主人公の『信』はもとより、『信』に道を説く将軍たちも個性的でしびれる程かっこよいのです。
彼らが発する一言一言には、見ている私たちも胸が熱くなります。
今回ご紹介するのはその中でも特にストーリーの中で重要だったもの、そして印象に強く残ったものばかりを厳選しました。
『キングダム』は志を継ぐ男たちの熱い名言が多い
『キングダム』のセリフは漢たちの熱い名言にあふれています。
死にゆく者の意志と教え、そしてそれを継ぐ者の歩み。
戦で死を背にした者たちの言葉には重みがあります。
そしてそれらの言葉は私たちが生きていくうえで、人生の指針になるようなものばかりなのです。
『キングダム』の名言・名セリフのランキング10選の基準
『キングダム』の名言・名セリフを選ぶにあたって悩んだことは「とにかく名言が多い」ということ。
『キングダム』には登場人物がたくさんいます。
それぞれが魅力的で、重みのある一言を残しているのです。
特に死に際の将軍たち、そして仲間たちの言葉には重みがあります。
そこで今回厳選した名言・名セリフは下記を基準にピックアップしました。
- 『キングダム』のストーリーに重要な意味を持つ
- 多くの『キングダム』ファンが共鳴する
- 生きざまを学べる(人生に役立つ)
『キングダム』の名言・名セリフ10選を一覧で紹介
漂(ひょう) | おまえが羽ばたけば、俺もそこにいる。信、俺を天下に連れてってくれ |
王騎(おうき)将軍 | 自分で戦場を駆け回って学びなさい。バカ者。皆とともに修羅場をくぐりなさい。素質はありますよ…信 |
嬴政(えいせい) | 5年後俺の最初の号令で出陣する将軍はお前だ、信 |
信(しん) | 処罰が怖ェからって、こんな状況を見て見ぬふりなんざして、何が天下の大将軍だ!! |
廉頗(れんぱ) | 大将軍になるために必要なものは百の精神力!!そして百の腕力さらに知恵。あと百の経験と百の幸運 |
信(しん) | 俺の夢はそんなに半端じゃねェって 肩を並べるんじゃねェ!俺はあんたらをぶち抜いて”史上最強”の天下の大将軍になるんだ!! |
騰(とう) | 蒙武。我が主であった大将軍・王騎の死は、お前を強くした。私は元から強い。 |
信(しん) | 境があるから内と外ができ敵ができる。国境があるから国々ができ戦い続ける。だからあいつは国を一つにまとめるんだ。そして俺はその金剛の剣だ |
麃公(ひょうこう) | 火を絶やすでないぞォ |
騰(とう) | 私には中華をまたにかけた大将軍王騎を傍らで支え続けた自負がある |
『キングダム』の名言・名セリフその1.「おまえが羽ばたけば、俺もそこにいる。信、俺を天下に連れてってくれ」
『キングダム』のストーリーはここから始まったといっても過言ではないセリフ。
これは主人公『信』の幼馴染であり親友(魂の片割れ)の『漂』が死に際に『信』に言った言葉です。
信はこの言葉を胸に、大将軍への夢を勝ち取るべく戦の勝利へと邁進してまいりますいきます。
これがなかったらおそらくキングダムは成立しない…そんな重要なセリフです。
『キングダム』の名言・名セリフその2.「自分で戦場を駆け回って学びなさい。バカ者。皆とともに修羅場をくぐりなさい。素質はありますよ…信」
『信』が最初に師と仰いだ秦の六大将軍『王騎』が最期に『信』に伝えた言葉です。
本来、王騎将軍は『信』にもっと戦について教えてくれるはずでした。
それは王騎将軍が『信』の才能を認め、育てたいと思ったからです。
しかし志半ばで王騎将軍は戦死。
最期に微笑みながら『信』に伝える王騎将軍の姿はかっこよくてしびれるものでした。
ちなみに蒙武将軍にも最期の一言を残しますが、王騎将軍は蒙武の課題を口にしません。
名誉と地位を持ち、プライドの高い蒙武将軍に課題を告げることはナンセンスだと思ったのでしょう。
言うべき人、あえて言わないほうがいい人、きちんと使い分けられる王騎将軍はまさに上司の鏡ですね。
『キングダム』の名言・名セリフその3.「5年後俺の最初の号令で出陣する将軍はお前だ、信」
秦国王『嬴政』が中華統一に乗り出すとき、『信』は『金剛の刀』として戦を率いてほしいと伝えるときのセリフです。
この時点で『信』はまだ百人将。
『信』にとって「5年で将軍になれ」という『嬴政』の言葉は重く、そして希望に満ちたものだったに違いありません。
そして明確に『信』の中で目標ができた瞬間でした。
二人の絆と信頼を言葉で表した印象的なシーンの一つです。
『キングダム』の名言・名セリフその4.「処罰が怖ェからって、こんな状況を見て見ぬふりなんざして、何が天下の大将軍だ!!」
戦において、攻め取った土地での蹂躙行為は当たり前の時代。
味方の千人将が一般市民を虐殺し、盗賊行為を行う場面に出くわした『信』は、周りの制止を振り切り千人将に切りかかります。
味方の将軍に手をかけることは当然軍法違反。処罰の対象です。
しかし他国民とはいえ罪のない一般市民に手をかける将軍の行為は『信』にとって許せないものでした。
身分が低い『信』が処罰を恐れず正義を貫くこの名言に、自分を顧みてハッとした人もいるのではないでしょうか。
『キングダム』の名言・名セリフその5.「大将軍になるために必要なものは百の精神力!!そして百の腕力さらに知恵。あと百の経験と百の幸運」
元趙国三大天『廉頗』が秦に敗北し(厳密には和睦)、『信』に向けて言った名言です。
大将軍を目指す『信』に才能を感じ、「将軍になるために必要なもの」を声高らかに伝えます。
これには飛信隊の『尾平』も思わず「多い…」と絶句するほど。
廉頗将軍らしい豪快な一言です。
『信』のことを気に入っているからこそ、廉頗将軍はこんなことを言ったのでしょう。
『キングダム』の名言・名セリフその6.「俺の夢はそんなに半端じゃねェって 肩を並べるんじゃねェ!俺はあんたらをぶち抜いて”史上最強”の天下の大将軍になるんだ!!」
先ほどの廉頗将軍の言葉に対し『信』が放った名言です。
廉頗将軍たちと肩を並べるほどの将軍になるなど百年早いと笑われた『信』ですが、ひるむどころか「そのうえを行く」と高らかに宣言します。
これには廉頗将軍も大笑い。
自分の時代は終わり、次の新しい世代が台頭してくる…。
少しの寂しさと嬉しさを感じながら、廉頗将軍が去っていく姿は潔くかっこいいものでした。
自分より下の者の才能を認められる度量があるって素敵ですね。
『キングダム』の名言・名セリフその7.「蒙武。我が主であった大将軍・王騎の死は、お前を強くした。私は元から強い。」
楚・趙・魏・韓・燕の五国合従軍が秦に宣戦布告し、5体1の圧倒的不利な戦を前に王騎将軍の右腕、別名ファルファル将軍『騰(とう』が蒙武に言う言葉です。
プライドの高い蒙武に対し、相変わらず飄々とした態度でサラリと言う騰のセリフには圧倒的な強さを感じます。
そして少し小ばかにした言い方は、絶対的な自信にあふれていると同時に、絶体絶命の戦と対峙した蒙武への檄でもありました。
『キングダム』の名言・名セリフその8.「境があるから内と外ができ敵ができる。国境があるから国々ができ戦い続ける。だからあいつは国を一つにまとめるんだ。そして俺はその金剛の剣だ」
戦では敵と味方がそれぞれ自分たちの正義を持って戦います。
そこに完全な正義はなく、敗戦側は恨みを募らせるのが戦争の常。
かつて秦国の大虐殺を生き抜いた趙の将軍『万極(まんごく)』は、多くの犠牲者の呪いを身にまとっています。
そんな姿を見た『信』は戦争の本質を実感し、「だからこそ国を一つにまとめるんだ」と『嬴政』とともに戦う意義を今一度見出します。
ただ将軍になることを夢見ていた少年は、これを境にもっと大きな夢を抱くことになるのです。
『キングダム』の名言・名セリフその9.「火を絶やすでないぞォ」
麃公(ひょうこう)将軍が死に際に『信』に言い残した名言です。
麃公将軍が死の縁立たされ、死ぬ覚悟で麃公将軍を助けに行こうとする『信』に気づくと「 咸陽(かんよう)に行け!」と叫び、自分の盾を投げてよこします。
それは 麃公将軍の後継に『信』を指名したようなもの。
豪快な麃公将軍の最期はやはり豪快でしびれるものでした。
ちなみに麃公将軍の名言「火を絶やすでないぞォ」に合わせて、麃公将軍の盾を前にただただ焚火がパチパチ音を立てているASMRがYouTubeで公開されています。
まったり6時間分の焚火動画に興味のある方はこちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
『キングダム』の名言・名セリフその10.「私には中華をまたにかけた大将軍王騎を傍らで支え続けた自負がある」
騰(とう)将軍は王騎将軍と肩を並べるほどの実力の持ち主でありながら、常に王騎将軍の右腕として隣に控えていました。
傍から見れば騰はただのナンバーツーに見えたことでしょう。
しかし偉大な大将軍を右腕として支え続けることは、並大抵のことではありません。
その自負は騰の支えでもあり自身の源でもあったことでしょう。
普段つかみどころのない騰将軍ですが、いざというときには周囲を圧倒するほどの実力を発揮し、秦を勝利へと導くのです。
自分が強くなければ人をサポートすることなどできない…。心に刻み込みたい名言です。
『キングダム』の名言・名セリフは強さをくれる
『キングダム』の名言・名セリフは仲間との絆や志の継承など熱く、深いものばかり。
このような名言に触れると思わず心が震えますよね。
今一度『キングダム』を見返したいと思った人も多いはず。
2022年春にはアニメの新シーズンスタート、そして映画の実写版公開も控えています。
NetflixやAmazon Prime Video、Hulu、U-NEXTなどで配信されているので、新シーズンスタート前にもう一度おさらいしてみてはいかがでしょうか。