映画『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフのランキング15選一覧まとめ【英語翻訳付き】

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映画『スタンド・バイ・ミー』は、1950年代のアメリカ・オレゴン州の小さな町を舞台にした、少年4人のひと夏の冒険を描いた物語。

あの有名な作家、スティーブン・キングの作品です。

作品を観たことはなくても、一度くらい映画の名前を聞いたことはあるのではないでしょうか?

何故ならば、知らない人はいないだろうというくらい大ヒットした作品であり、その人気は今もなお色褪せないからです。

この『スタンド・バイ・ミー』を見ると、”あの頃は楽しかったな”と不思議と子供の頃に戻りたくなります。

そんなこの作品には、名言・名セリフがたくさんあります。

どのセリフも心に響いてくるもので、大人になって観たからこそ、胸にジーンと来るセリフが満載です。

名作は、何度見てもひとつひとつの言葉が色褪せませんね。

そこで、今回は『スタンド・バイ・ミー』の中から厳選した15個の名言・名セリフを紹介させていただきます。

日本語だけでなく、英語訳もつけているので、英語の勉強にもご活用ください。

ここで、ライターが選んだ名言、名セリフを3つピックアップして紹介いたします。

1、ゴーディ:「いい友達だよ」Dad,they’re okey.
2、ゴーディ:「こんなことじゃダメだ」 Not this way,Teddy.
3、クリス:「また会おう。俺から行くさ」Not if I see you first.

ゴーディ:「いい友だちだよ」Dad,they’re okey.

父親から、お前の友だちはろくな奴がいない。兄の友だちは良かった。

そのように兄と比べられ、自分の持つ特別な仲間のことを悪く言う父親に対して一歩も引かず、強気でセリフを放つところが見どころの場面です。

自分の友達をとても大切にしているゴーディの心情がよく分かりますね。

ゴーディ:「こんなことじゃダメだ」 Not this way,Teddy.

英雄になるためにやってきた4人でしたが、死体を見つけたあと気持ちが変わり、考え直したゴーディのセリフ。

町のチンピラたちとトラブルになり、殺されそうになった直後のセリフなので”死”に対する体験、状況を乗り越えたゴーディの成長が見られるセリフです。

クリス:「また会おう。俺から行くさ」Not if I see you first.

クリスの英語を直訳すると「俺が先にお前を見かけなかったらね。」になります。

聞いたまま理解してしまうと、ゴーディを見かけない限り会わないような解釈になりますが、そこは全く逆の解釈で、おふざけの入ったセリフです。

心から信頼している間柄だからこそ出てきたセリフだと言えるでしょう。

  1. 『スタンド・バイ・ミー』の名言、名セリフがわかる
  2. 名言、名セリフから少年たちの心の中を窺うことができる
  3. 名言を利用し、英語の勉強ができる
目次

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフのランキングの15選とは?

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフのランキングの15選とは、鑑賞している人たちの胸を打つ言葉や印象に残る言葉を集めたものです。

子供の頃に見てなんとも思わなかったセリフでも、大人になってから見ると受け取る印象が全く異なります。

そして、心に染みるセリフがこんなにもたくさんあったのだと、改めて作品の素晴らしさに感動することでしょう。

『スタンド・バイ・ミー』は純粋な子供たちの素直な名言が多い

©1986 – Columbia Pictures

『スタンド・バイ・ミー』の作中には、親友を想う優しい名言や大人が忘れてしまった子供の頃の素直な気持ちを表すセリフが多く出てきます。

一言一句見逃さずに見ていただきたいです。

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフのランキング15選の基準

©1986 – Columbia Pictures

 

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフのランキング15選の基準とは、観ている人の心に響く言葉や、子供時代を懐かしく思い出させてくれる素敵なセリフのことです。

そのほとんどが、ゴーディとクリスのものになります。

何度も登場してくる、ゴーディとクリスのふたりだけの会話。

このふたりの心を通わせた大の親友ならではの、真っすぐな言葉が胸に刺さります。

以上のことをベースにして名言を選ばせていただきました。

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフ15選を一覧で紹介

冒険へ出発する4人©1986 – Columbia Pictures
ゴーディ 「”人口たった1,281人。だが私には全世界だった”」

There were only 1,281 people,but to me it was the whole world.

ゴーディ 「だが、私にはつい昨日のことのようだ」

But only if you measure in terms of years.

クリス 「仲直りだ。握手を」

Peace.Skin it.

バーン 「これって本当に楽しいね」

This is really a good time.

ゴーディ 「すべてが自分の周りにあった」

Everything was there and around us.

クリス 「人はみんな変わっているさ」

Everybody ‘s weird.

クリス 「自分を落とすな

It’s asshole if your friends drag you down.

クリス 「君には才能がある。ものを書くのがうまい。でもそれをだれかが育てなければ、才能は消えてしまう。君の親がやらないなら、俺が守ってやる」

It’s like God gave you something,man,all those stories that you can make up,and 

He said ,”This is what we got for you ,kid ,Try not to lose it”.

But kids lose everything unless there’s someone there to look out for them.

And if your parents are too fuked-up to do it,then maybe I should.

クリス 「だれもぼくを知らない土地へ行きたい」

I just wish that I could go someplace where nobody knows me.

テディ 「子供さ。子供時代は二度と来ない」

This is my age.I’m in the prime of my youth ,and I’ll only be young once.

クリス 「違う、君を知らないんだ」

No! He just doesn’t know you.

クリス 「君はきっと大作家になるよ。書く材料に困ったらぼくらのことを書け」

You’re gonna be a great writer someday,Gordie,you might even write about us,if you ever get hard up for material.

ゴーディ 「”たった2日の旅だったが町が小さくー”違って見えた”」

We’d only been gone two days,but somehow the town seemed different,smaller.

ゴーディ 「何だってできるさ」

You can do anything you want , man.

ゴーディ 「あの12歳のときのような友だちはもうできない。もう二度と・・・」

I never had any friends later on like the ones I had when I was twelve.

Jesus,does anyone ?


『スタンド・バイ・ミー』の名言・
名セリフその1「”人口たった1281人。だが私には全世界だった”」

冒険へ出かけるまえに合流したゴーディとクリス©1986 – Columbia Pictures

Gordie:There were only 1,281 people,but to me it was the whole world.
”人口たった1281人。だが私には全世界だった”

大人になり少年時代を振り返っているときの、冒頭のナレーションの言葉である。

大人になるにつれて世界も広がります。

そして、人口が1,281人と聞くと、とても小さな町だと思うことでしょう。

しかし、子供の頃は自分の住んでいる町だけで十分に遊べて、少年時代の彼にとっては、その町が世界のすべてだったんですね。

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフその2「だが、私にはつい昨日のことのようだ」

冒険に出発し、線路を歩く4人©1986 – Columbia Pictures

Gordie:But only if you measure in terms of years.

だが、私にはつい昨日のことのようだ

何十年も前のことも、つい昨日のことのようだと感じるだけ、彼にとっては大きな経験だったんでしょうね。

インパクトもあり、鮮明に覚えていることが、このセリフから窺えます。

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフその3「仲直りだ。握手を」

喧嘩をするクリスとテディ©1986 – Columbia Pictures

Chris:Peace.Skin it.

仲直りだ。握手を

「仲直りだ」このセリフにクリスのリーダー的気質を感じることができますね。

これから大冒険に向かうなか、仲間割れしていては目標達成はできない。

先のことを考え、仲間の輪を大切にした素晴らしい行動力です。

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフその4「これって本当に楽しいね」

沼地で戯れる4人©1986 – Columbia Pictures

Vern:This is really a good time.

これって本当に楽しいね

くず鉄置き場でのんびりする4人。

そこでバーンが放ったセリフです。

彼らが心からその瞬間を楽しんでいることがよく分かります。

何気ないことでも、子供の頃に友だちと一緒にした遊びって、何でも楽しかったなと思い出させてくれるセリフです。

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフその5「すべてが自分の周りにあった」

隠れ家で話し合う4人©1986 – Columbia Pictures

Gordie:Everything was there and around us.

すべてが自分の周りにあった

子供の頃、必要なものは自分の周りにたいていありました。

何でも手に入る気もしていました。

子供時代は全てが周りにあって楽しかった様子が伝わってくるセリフです。

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフその6「人はみんな変わっているさ」

朝早く起きたゴーディ©1986 – Columbia Pictures

Gordie:Do you think I’m weird?

Chris:-Definitely.

Gordie:-No,man.Seriously.Am I weird?

Chris:Yes,but so what ?  Everybody’s weird.

ぼく変人かい?もちろん。本気で聞いてんだ。変かな?人はみんな変わってるさ

ゴーディは自分自身のことを本気で『変わり者』かなと悩んでおり、クリスに相談します。

そのときに、クリスが答えたセリフです。

最初は茶化しますが、ゴーディが真剣に聞いていると伝えると、このように「人はみんな変わっているさ」と答えます。

人はひとりひとり違っている。

誰でもみんな自分以外の人から見たら、変に見えるところはある。

ひとりでも自分と全く同じ人はいないこと。

ゴーディは文才に恵まれた優秀な少年だということ。

そして、ゴーディは全く変ではないこと。

そういったことを、真剣に伝えたいクリスの気持ちがこもっているセリフですね。

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフその7「自分を落とすな」

ゴーディの悩みを聞くクリス©1986 – Columbia Pictures

Chris:It’s asshole if your friends drag you down.You hang with us,you’ll just be another wise guy with shit for brains.

自分を落とすな。おれたちといると頭がくさっちまうぞ

ゴーディが学校への進学についてクリスと話しているときのセリフです。

ゴーディはクリスと一緒に学校へ行こうと言うが、クリスは自分のような友だちではなく、頭の良い家庭もしっかりした友だちを作るように説得します。

クリスはゴーディの文才を見抜いており、将来を大切にしてほしいという友だち想いの気持ちが見てとれます。

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフその8「君には才能がある。ものを書くのがうまい。でもそれをだれかが育てなければ、才能は消えてしまう。君の親がやらないなら、俺が守ってやる」

将来のことについて話すクリス©1986 – Columbia Pictures

Chris:It’s like God gave you something,man,all those stories that you can make up,and 

He said ,”This is what we got for you ,kid ,Try not to lose it”.

But kids lose everything unless there’s someone there to look out for them.

And if your parents are too fuked-up to do it,then maybe I should.

君には才能がある。ものを書くのがうまい。でもそれをだれかが育てなければ、才能は消えてしまう。君の親がやらないなら、俺が守ってやる

ゴーディの才能を無駄にしたくないクリス。

ゴーディの両親は亡くなった兄のことで頭がいっぱい。

ゴーディの文才には目もくれてやらなかった。

大事な親友のゴーディをほったらかしにしていることを知った上で、それならば俺がお前を守ってやるという男らしいセリフです。

クリスのこの言葉に、ゴーディはどれだけ心を救われたことでしょうか。

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフその9「だれもぼくを知らない土地へ行きたい」

ゴーディに悩みを話し号泣するクリス©1986 – Columbia Pictures

Chris:I just wish that I could go someplace where nobody knows me.

だれもぼくを知らない土地へ行きたい

夜に見張り番をしていたクリスとゴーディが話し合っているときに、クリスが号泣しながら口にしたセリフです。

この作品で、初めてクリスがゴーディに悩みを打ち明けるシーン。

彼の家庭は”悪い家”のレッテルを貼られ、何でも家庭で判断されてしまうことにひどく悩んでいます。

そんな苦しい胸の内を開けた時に出てくるセリフ。

親や兄弟の悪事による世間の目が、自分にまで寄せられることは苦痛以外の何物でもありませんね。

テディ『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフその10「子供さ。子供時代は二度と来ない」

沼地を楽しむテディとバーン©1986 – Columbia Pictures

Teddy:This is my age.I’m in the prime of my youth ,and I’ll only be young once.

子供さ。子供時代は二度と来ない

森の中を進んでいると突然現れた水たまり。

木を折って、深さを確認すると浅そうだったので進んでいくと、首のところまで水が浸かる深い水たまりでした。

そこで、テディがバーンを水に沈め遊びだします。

クリスが「子供っぽいぞ」と言ったあとに、テディが口にするセリフがこれです。

「子供さ。子供時代は二度と来ない」

まさに、その通りですね。

子供の頃は気にせず、毎日を楽しく過ごしていましたが、いつの間にか大きくなり、楽しかった子供時代には戻れなくなる。

難しいことを考えず無邪気に、友だちと毎日楽しんでいたあの頃に戻りたくなるセリフです。

クリス『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフその11「違う、君を知らないんだ」

クリスに悩みを聞いてもらい号泣するゴーディ©1986 – Columbia Pictures

Chris:No! He just doesn’t know you.

違う、君を知らないんだ

何度も何度も、「パパは言っていた。僕を嫌っている。」と自分自身のことを父親が嫌っていると信じてやまないゴーディを優しく諭すクリスのセリフです。

クリスの言う通り、ゴーディの父親は兄のことで頭がいっぱいで、弟のゴーディには興味が全くなさそうです。

的を得た名セリフですね。

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフその12「君はきっと大作家になるよ。書く材料に困ったらぼくらのことを書け」

夕食を楽しむ4人©1986 – Columbia Pictures

Chris:You’re gonna be a great writer someday,Gordie,you might even write about us,if you ever get hard up for material.

君はきっと大作家になるよ。書く材料に困ったらぼくらのことを書け

クリスはゴーディの才能を見抜いており、絶対に成功すると信じています。

そして、その才能を無駄にしてほしくないため、優しく彼に言葉をかけ続けます。

ゴーディとクリスの会話シーンを見ると、クリスの優しい人柄がどこにも表れていますね。

「書く材料に困ったらぼくらのことを書け」

胸にジーンと突き刺さる、心がこもった名ゼリフです。

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフその13「”たった2日の旅だったが町が小さくー”違って見えた”」

食事を摂りながら線路を歩く4人©1986 – Columbia Pictures

Gordie:We’d only been gone two days,but somehow the town seemed different,smaller.

たった2日の旅だったが町が小さくー”違って見えた”

ちっぽけだった小さな町を出て、普通は経験できない体験をし、一歩大人に近づいたことで、町の様子も全く違って見えた。

そのことを表すセリフです。

何かを成し遂げると、精神的に成長しますよね。

そのため、「全世界だった」町がただの「ちっぽけな町」に見えたのでしょう。

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフその14「何だってできるさ」

鉄橋を渡る4人©1986 – Columbia Pictures

Chris:I’m never gonna get out of this town am I, Gordie?

Gordie:You can do anything you want , man.

ぼくは一生この町にいるのかな?何だってできるさ

冒険から帰ってきて、ゴーディとクリスが別れるまえのこと。

一生この町にいるのかと悩むクリスに言ったゴーディのセリフです。

2日間の冒険を通して、お互いに成長し、何でも挑戦すればできると実感したのでしょう。

彼らにとって、この町が小さいことにも気づいています。

この町が世界のすべてではないと分かったからこそ、ゴーディが言えたセリフです。

『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフその15「あの12歳のときのような友だちはもうできない。もう二度と…‥。」

大人になったゴーディが執筆を終えるところ©1986 – Columbia Pictures

Gordie:I never had any friends later on like the ones I had when I was twelve.

Jesus,does anyone ?

あの12歳のときのような友だちはもうできない。もう二度と…‥。

大人になったゴーディが、執筆中の作品の最後に打ち込んだ文章。

友だちは中学、高校、大学と進んでいく内にも新しく出来るものです。

しかし、小学生の頃のような友だちは、あの頃にしか出来ない特別なものだなと実感します。

この”セリフ”を聞いたひとの中にも、共感してくれるひとがいるのではないでしょうか?

あの頃のように、何も深く考えずにバカ騒ぎできる友だちは、そう簡単には見つからない。

子供時代だからこそ出来た遊びや思い出の数々。

映画はこの”セリフ”で締めくくられますが、この一文に作品への想いがギュッと詰まっているように思えます。

まとめ:『スタンド・バイ・ミー』の名言・名セリフから『生きる勇気と元気』をもらおう!

『スタンド・バイ・ミー』は、制作から35年経ついまでも色褪せない名作です。

大人になってふと人生を振り返るときに観たくなる映画ではないでしょうか?

子供から大人になり忘れてしまった何かを思い出させてくれる作品です。

子供のころから何度も観てきた作品ですが、何となく観ていたこともあり、言葉ひとつひとつにどんな気持が込められているのか気にすることはありませんでした。

今回、『名言・名セリフ』を選ぶにあたり、改めて作品を観てみると、ひとつひとつの言葉の重みを感じました。

スティーヴン・キングの伝えたいことが、冒頭のシーンからエンディングまで一貫しており、心を動かされます。

特にゴーディとクリスのゆるぎない信頼関係が伝わってきて、胸が熱くなるシーンに心が打たれます。

彼らの言葉からは『勇気』と『元気』をたくさんもらえました。

仕事で疲れてしまったとき。

人間関係で疲れてしまったとき。

現在の自分の置かれている環境に疲れてしまったときなどに、リラックスして『スタンド・バイ・ミー』を観ていただきたいです。

きっと、心を和ませてくれて、気持ちが優しくなることでしょう。

そして、長年連絡を取っていなかった友だちに連絡してみるのもいいかもしれませんね。

気心が知れた友だちほど大切なひとは、なかなか見つかるものではないでしょう。