ヤクザ映画『ザ・ファブル』(2019)の名言・名セリフ10選一覧まとめ【殺さない殺し屋】

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ヤクザ映画の概念を変えてくれるような新感覚映画『ザ・ファブル』(2019)。

ちょっぴり怖いヤクザたちだけど、義理と人情に溢れた熱い姿に学ばされる事が多い。
そんな映画になっています。

名言はヤクザものらしく怖い言葉も多いですが、笑いのエッセンスも多く思わずクスッとするものも多くユーモア満載なので、ぜひ見てください!

目次

『ザ・ファブル』(2019)の名言・名セリフ10選を一覧で紹介

ボス

「これは選別だ。育てるんだ。普通に生きるってことを学んでこい。そしたらお前はもっとプロになる。」

明(ファブル)

「新しい住処だぞ。今日から一年普通に暮らす。プロとして」

海老原

「これはこの街で一年暮らすための踏み台や」

海老原

「お前が思う命ってなんや?俺の知っている命ってのはよ。この理不尽な世界で唯一平等で大切なもんや。それを散歩しながら奪っていくやつをこの街に置いておくわけにはいかん」

明(ファブル)

「貯金はあるから今は経験が欲しい」

明(ファブル)

「さんまには醤油と大根おろしをかける。これが普通や。知ってる」

明(ファブル)

「美咲ちゃんには世話になった。助けるのが普通や」

ボス

1年間普通の暮らしを送らせて見て、少しでも殺しのスキルが落ち、一般社会に馴染めようならそうさせてやりたかった」

明(ファブル)

「なんで俺もやねーん。なんで俺もねーん」

明(ファブル)

「平和やなあ」

 

『ザ・ファブル』(2019)名言その1.「これは選別だ。育てるんだ。普通に生きるってことを学んでこい。そしたらお前はもっとプロになる。」

©松竹

ボスが主人公ファブルに言った言葉です。

そのボスの言葉のあとファブルは、

「プロとして一般人に溶け込む。面白そうだな。」

と言い、彼とファブルと彼のパートナーの洋子はボスの紹介で、大阪に住むことになりました。

『ザ・ファブル』(2019)名言その2.「新しい住処だぞ。今日から一年普通に暮らす。プロとして。」

洋子©松竹

主人公ファブルのセリフです。

彼はその言葉通り、普通の人間として弱いフリをして生活をします。

果たしてこれから彼は普通に暮らしていけるのか、冒頭からワクワクさせるようなセリフとシーンです。

『ザ・ファブル』(2019)名言その3.「これはこの街で一年暮らすための踏み台や」

海老原と小島©松竹

ボスに殺しはするなと言われていたファブルでしたが、海老原から借金を踏み倒している男を殺せと命令されます。

その言葉にファブルは「スイッチの切り替え」やと頭を叩き、黒いニットを被り、借金を踏み倒している男を動けないようにして殺しませんでした。

その真意は「できるならこの一年誰も殺さず普通に暮らして見たい」と彼自身が言うことで分かります。

普通に生きたいファブルの思いと裏腹に、普通には生きられない柵のようなものを感じさせ、これから先おこりそうな展開を冒頭から感じさせてくれるセリフとシーンです。

『ザ・ファブル』(2019)名言その4.「お前が思う命って何や俺の知っている命ってのはよ。この理不尽な世界で唯一平等で大切なもんや。それを散歩しながら奪っていくやつをこの街に置いておくわけにはいかん」

美咲©松竹

ヤクザである海老原がファブルに言った言葉です。

彼は「法がカバー出来ない部分で自分なりに街を守っている」という強い信念を持った義理堅いヤクザで、誰彼構わず殺しをするファブルのような男が嫌いでした。

ヤクザではありますが、慈悲深く愛情深い海老原がとても素敵です。

『ザ・ファブル』(2019)名言その5.「貯金はあるから今は経験が欲しい」

フードと砂川©松竹

無事デザイン会社のアルバイトが決まったファブル。

時給800円の佐藤に、デザイン会社の社長の田高田は、

「ま、頑張りや。俺が若い頃は時給600円とかザラやったぞ」と言ったあとに、ファブルが言った言葉は、真っ当に生きようと奮闘している彼自身の心が読み取れる熱い言葉です。

『ザ・ファブル』(2019)名言その6.「さんまには醤油と大根おろしをかける。これが普通や。知ってる」

真黒組©松竹

美咲に食事に誘われて、ついた居酒屋で、このセリフを言いながらさんまを頭ごと食べる佐藤の面白いシーンです。

強面のヤクザ映画が多い中で、笑いのエッセンスをたくさん混ぜた新しい『ザ・ファブル』(2019)らしい映像で、
今作らしいスタイルを感じさせるシーンです。

このシーン、笑えるシーンではありますが、まともに生きてこなかった森で育ったファブルが生きるために学んだ知恵でもあります。

『ザ・ファブル』(2019)名言その7.「美咲ちゃんには世話になった。助けるのが普通や」

洋子©松竹

美咲が拉致されて、ファブルは彼女を救いに行こうとしました。

その姿を見て、洋子は、

「普通の生活をしろってボスの命令。誰かを殺せばお兄ちゃんボスに殺されるんだよ?」

と言いますが、この言葉をファブルから聞いて一緒に助けることを決めます。

義理堅い2人に感動のシーンです。

『ザ・ファブル』(2019)名言その8.「1年間普通の暮らしを送らせて見て、少しでも殺しのスキルが落ち、一般社会に馴染めようならそうさせてやりたかった」

ファブルと洋子を美咲©松竹

ボスは、海老原に、

「あるところにダ・ヴィンチ も驚く少女がいた。ところが彼女は言語障害で、両親がゆっくりと言葉を教えた。すると彼女の絵の才能もゆっくりとなくなっていった。おそらく彼女がサバン症候群の類だったんだろう。」

と言いました。

この言葉は「佐藤もそうやと言いたいんか」と言う海老原にボスが言った言葉でした。

育ての親が故の愛情を感じる言葉です。

『ザ・ファブル』(2019)名言その9.「なんで俺もやねーん。なんで俺もねーん」

フードとコード©松竹

美咲を助けにきたファブルは洋子の指示で、彼女を怖がらせないようにジョークでジャッカルの物真似をしました。

イケメンの岡田准一が見せるかっこいいアクションと対極な笑えるジョークのバランスに思わず笑ってしまうシーンとセリフがこれまた今作らしい魅力です。

『ザ・ファブル』(2019)名言その10.「平和やなあ」

さんまを焼きながら、佐藤が言ったったこの映画のラストのセリフです。

平和など今まで感じたことがないであろう、ファブルが言った何気ないこの言葉もファブル自身の人生を考えればとても感慨深い言葉です。

『ザ・ファブル』(2019)のまとめ

『ザ・ファブル』の第二部が6月18日と迫ってきている中、「殺さない殺し屋」と知られるファブルが第二部ではどんな笑いと感動の物語を届けてくれるのか楽しみです。

第二部は原作である漫画の中でも一番泣けると知られているエピソードを映画化しているそうなので、第一部もさることながら、感動する場面が多そうなのも見所ですね。

現在『ザ・ファブル』(2019)はいくつかのストリーミングサイトで視聴可能ですので、続編を観る前に全編である『ザ・ファブル』(2019)もお楽しみください。