『レミゼラブル』マリウスのキャストエディはリアルセレブだった

レミゼラブルではコゼットとともに重要な役柄として登場するマリウス。物語の中盤から終盤にかけて大きな存在となっていきます。

そして、映画『レミゼラブル』でマリウスを演じたのは、イギリス出身のエディ・レッドメイソンです。なんとウィリアム王子と同級生だとか。

今回は、そんなマリウスのキャストについて見ていきたいと思います。

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マリウスとは

まずは、『レミゼラブル』の登場人物マリウスについて紹介します。

物語中盤から登場し、一瞬でコゼットと恋に落ちる。そんな印象的なシーンから登場する彼。実は裕福な家柄でありながら家族と縁を切ってまで、王政に反対する学生運動集団ABCに所属をしています。革命運動の最中に祖父に呼び止められ「孫だとしても許さんぞ」と怒られています。

おそらく彼の一族は貴族なのでしょう。貴族の一員であるにも関わらず、強硬な王政反対運動を行っていたらそれは祖父、もちろん一族郎党からもものすごいバッシングだと思います。


(引用:into the arena)

そんな一生懸命な彼なのですが、鈍い一面も。テナルディエ夫妻の娘、エポニーヌに依頼してコゼットの家を突き止めてもらうことに成功するのですがエポニーヌはマリウスに片思いをしているのです。

エポニーヌはかなりマリウスに好きだという気持ちを出していますが、全く気がつきません。本当にこれは、なんというか。男というのはこういうものなんでしょうか。

コゼットとの愛

リーダーのアンジョルラスや他の仲間たちとともに革命蜂起の準備をしている最中に、コゼットに一目惚れしてしまいます。あろうことか、エポニーヌに依頼してコゼットの家を突き止めてもらい、夜にコゼットを訪ね、お互いに恋する気持ちを確認します。

しかしジャベールにバルジャンとコゼットの家がバレてしまい、コゼットはバルジャンに連れられてイギリスへ渡ることに。

明日は革命蜂起。彼女を追うべきか仲間とともに革命運動に参加するか葛藤しますが、最後は仲間との絆を選び革命への参加を決意するのです。

この行動は賛否両論わかれるところですが、貧乏人のふりをしていますがやっぱり貴族のお坊ちゃんなんだな〜という所が出ていて良かったです。

革命運動開始時には馬を奪って旗を掲げながらパリの街を疾走しますが、本当にここが絵になっていてかっこいいのでぜひ注目してください。革命運動は政府軍の圧勝で終了します。

仲間はほとんどが死んでしまい、マリウス自身もひどい怪我を負います。しかしバルジャンによって助けられ、下水道を通って脱出。目覚めてからは、かつてのアジトで革命によって死んだ仲間のことを思い、絶望します。

しかしコゼットと再会したことで希望を取り戻し、結婚することになります。

結婚式の前にはバルジャンから過去の真実について話を聞き、コゼットには話さないように言われます。結婚相手の父親代わりの人間が実は囚人であったことを聞いても、結婚やーめた、とならないところはマリウスが誠実であることを表していますよね。

コゼットには話さないようにと釘を刺されていましたが、結婚式当日にバルジャンが命の恩人であることをテナルディエから聞くこととなります。

さらにバルジャンが修道院にいることを聞き、コゼットと共に修道院へ向かいます。そして物語の最後にはコゼットともにバルジャンの最期を看取るのです。


(引用:今日もこむらがえり)

コゼットについてもっと知りたい!という方は、こちらの記事もおすすめです。

 

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エディ・レッドメイン氏について

実はリアルお坊ちゃま。彼はイギリスロンドン出身の俳優さんです。父は銀行の頭取、兄は企業家で自身は英国一名門のイートン校で学んでいました。しかもウイリアム王子と同級生でラグビーも一緒にした仲だとか。

プロフィール

元々幼少時から演技も学んでいたということですが、ケンブリッジ大学では美術史を専攻し優秀な成績で卒業。彼は色盲なのですが、芸術家イヴ・クラインが作った色「インターナショナル・クライン・ブルー」について論文を書いています。彼自身「僕は色盲だけど、どこでもその青は選ぶことができる」と言っています。

プロフィール
名前 エディ・レッドメイソン(英字:Eddie Redmayne)
生年月日 1982年1月6日
出身 イギリスロンドン
身長 184cm

こちらの動画は全部英語なので、私はどんな話をしているかは分かりませんでしたが、彼のキャラクターがよく分かると思うので、載せておきますね。エディの幼少期の美声も聞くことができますよ。そして、それを恥ずかしがっている彼も見ることができます。

俳優としての実績

2002年に舞台デビューしました。2012年にレミゼラブルにてブレイクすると、2015年には「博士と彼女のセオリー」にてアカデミー賞、ゴールデングローブ賞などで主演男優賞など数々の賞を受賞されています。

また翌年には「リリーのすべて」で再度アカデミー主演男優賞にノミネートされます。現在では活躍がとまらない若手俳優として有名ですが、そんな彼も俳優業だけでは食べていけない時代もあったそうです。

ブレイクするまでは有名ブランドバーバリーのモデルとして努力していました。 

『レミゼラブル』を演じて

レミゼラブルは、俳優たちが実際に歌いながら演技をしています。従来のミュージカル映画は2ヶ月前に先に歌だけ収録し、演技をするときは口パクで合わせることになります。

それについてエディは、「共演者と顔合わせをする前に演技の方向が決まってしまうんだ。でも現場で収録すれば自然に演じることができるし、演じながら歌うと、感情がそのまま声のトーンに表れるんだよ。何度も聞いた曲なのに、初めて歌詞が入ってくる」と言っています。

彼が初めて「レミゼラブル」の舞台を見たのは7歳の時。そこからレミゼラブルのことは大好きだったので、「大好きな『レ・ミゼラブル』に関わることは、まさに夢がかなったということだよ!」と出演が決まった時には喜びました。

「マリウスをするにあたって注意したことは彼をより強いキャラクターに育てないといけなかったこと」と語っています。夢を叶えて、目標を持って取り組む姿勢もとても素敵ですよね。

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最近の代表作

2016年からハリーポッター魔法ワールド「ファンタスティック・ビースト」シリーズに主演のニュート・スキャマンダー役として出演中です。

エディは過去に、ハリーポッターシリーズでオーディションに落ちてしまったこともあるとのことで、念願かなってという形になりますね。

元々かなり人柄が良いことでも評判のエディですが、その優しさ・善人さというところが全面に出ていて当たり役です。

エディは結婚してる?

エディの妻、ハンナ・バクジョーは、秋篠宮眞子さまも留学されていたエディンバラ大学の卒業生で、美貌も持ち合わせている才色兼備な女性です。

馴れ初めは学生時代、彼女が通学していた女子校に彼がチャリティショーでのファッションモデルとして招かれたのがきっかけ。プロポーズ前には彼女の両親にに結婚の承諾をもらいに行ったエピソードもあり、愛の深さが伺えます。


(引用:eiga.com)

今では、一姫二太郎のパパです。育児について彼は、

「前もって準備できることはないと思うよ。驚くのは、周りの人が言ってくる決まり文句みたいなこと全てが本当だってことさ。もう全部聞いているのに、実際に経験してみると、何も聞いていなかったかのように感じるんだ。」(引用:https://www.vogue.co.jp/)

眠れない夜に奮闘していたそうです。

まとめ

映画版レ・ミゼラブルは歌はもちろんエディだけではなく出演者みんな本当に歌も演技も上手です。一見の価値ありな作品です。

エディ・レッドメインは元々持っている雰囲気の上品さと演技力の高さで定評があります。この作品をはじめとして他、作品でも活躍しているためそちらもぜひチェックしてみてくださいね。