レ・ミゼラブル和訳歌詞『星よ』Starsジャベールの誓い

レミゼラブル

ジャンバルジャンを追い続けた刑事ジャベール。彼の人生の半分以上はバルジャンを追い、捕まえることにありました。いつも後一歩のところで逃げられて、歯痒い思いをします。この「星よ」は、バルジャンに逃げれた後に、必ず捕まえるんだと誓いを立てる曲です。

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「星よ」歌詞を解説

混沌としたパリの街で、バルジャンとコゼットがテナルディエ夫妻と出くわします。テナルディエは、かねがね、コゼットを売った値段が安すぎたと後悔していました。そして、バルジャンを見つけ、お金を要求し、いざこざが起きます。

騒ぎを聞きつけ、ジャベールがやってきます。この時、ジャベールは揉め事の相手がバルジャンだということに気付いていません。ジャベールがテナルディエを問い詰めている間に、そっと逃げるバルジャンとコゼット。

騒ぎの後に、ジャベールはさっきの男はバルジャンだったのではないか、と勘付きます。そして、この「星よ」が歌われます。

ジャベールは憎き存在か

ジャベールは、正義感溢れる警部です。というか、法が彼にとっての全てです。彼にとっては、法が神であり、絶対的なものです。なので、法に背くバルジャンは彼にとって神に背くことと同じくらいに重い罪なのです。

バルジャンが刑務所で奴隷のように働かされていた時、ジャベールは刑務所で看守役でした。出会いはそこからです。バルジャンが仮釈放中に名を変え、行方をくらませたことで、バルジャンを追い続けていました。ジャベールがパリの警部として着任し、市長であるマドレーヌに挨拶へ行った時に、「どこかで見たような?」と気付きます。

バルジャンは、マドレーヌと名前を変えて市長になっていたのです。そこから執拗な追跡が始まるのです。レミゼラブルのストーリーの軸となっている部分ですね。

いつもギリギリでバルジャンに逃げられますが、二人の対峙には何度もドギマギさせられます。しかし、ジャベールは決して意地悪ではなく、感情がままにバルジャンを追っているわけでもなく、ただただ仕事をしているだけなんですよね。

後にバルジャン自身も言っていますが、任務を着実に実行しようとしているだけです。ジャベールにとって、法律が全てです。神と同等の存在です。それに背くバルジャンを悪党として捕まえようと信念を貫いている。ただそれだけなんです。

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「星よ」英語バージョン

英語の歌詞に基づき、勝手に直訳に近い感じで和訳しました。まずは、ジャック・クロウのしっとりとした歌声をお聞きください。

Javert (Russell Crowe) in Stars – Les Miserables (2012)
あそこに、暗闇の外を逃亡者が走ってゆく
神より堕ちた
神の恵より転落した
神が私の証人
決して屈しないだろう対決する日まで

彼は暗闇の道を知っている
私は主の道を行く
正義の道を行く者が褒賞を手にするだろう
もし失敗すればルシファーのように墜ちる

火よ
剣よ

星々よ多すぎて数えられない
秩序と光で闇を満たしている
あなたは番人だ
静寂と確信で
夜を見張り続けている

空での自分の居場所を知っている
行くべき道と目的を保ちながら
いつも変わらずに季節に合わせて何度も戻る
もしルシファーのように堕ちれば炎の中!

そのように書かれている
天国への扉につまずいた者は代償を支払わなければならない

主よ彼の元へ導いてください
そして鉄格子の中の彼を見るまで
私は休むことはない

ここに私は誓う
ここに星に私は誓う

私が勝手に思うのは、日本語の歌詞に比べると、英語の歌詞の方が厳粛なイメージだな、と。宗教的な要素が英語には多いですね。俳優さんの歌い方の違いもあるかもしれませんが、

日本語の歌詞の方が「必ずバルジャンを捕まえてやる!」という意気込みが強い感じがします。最後は、「鉄格子にぶち込んでやる」ですからね。見ている方も、バルジャンが逃げ切れるか不安になるシーンです。

ライザップイングリッシュ

Luciferルシファーは天使

日本語の歌詞では「地獄へ悪魔が堕ちたように」と訳されていますが、実はこのルシファーというのは天使なんです。しかも最高位の大天使。

しかし、最高位であったため、その地位におごってしまい、神に背きます。そして地獄へ堕とされたのです。堕天使ルシファー。その後悪魔の王となりました。

歌中では二度登場しますね。ルシファーのように堕ちれば炎の中だと。

「星よ」日本語バージョン

Les Misérables JAPAN 2019-Stars/伊礼彼方
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まとめ

ジャック・クロウのエモーショナルな歌声がとても心地良い曲、「星よ」。ただ、自分の正義を信じて突き通すジャベールの存在が、レミゼラブルの大きな柱になっています。映画を見ているときは、思わずジャベールの存在が邪魔だと思ってしまいますが、また視点を変えて見てみると、違う世界に出会えます。

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