レミゼラブル序曲『WorkSong/囚人の歌』和訳を徹底解説!!

映画の冒頭、海の中で沈没した船をロープで引く男たち。迫力満点で、一気に物語に吸い込まれるシーンですね。男たちがロープを引きながら歌う曲は「囚人の歌」です。力強い男性の声がリズミカルに流れます。

今回は、「囚人の歌」の解説をしていきたいと思います。

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レミゼラブル囚人の歌/Work Song

作詞:ハーバード・クレッツマー
作曲:クロード・ミッシェル・ショーンベルグ

Work Songで歌ってるLook downって?歌詞を解説

Look down! Look down! Don’t look ’em in the eye. Look down! Look down! You’re here until you die.

きっと、この曲で一番印象に残る歌詞が「Look down」ですよね。英語がしゃべれない私でも、この歌詞は聞き取れました。

海に入り、沈没した船を引き揚げているのは囚人たち。囚人たちが、上から監視する看守に向かって「下を見ろ。俺たちを見てくれ」と言っています。でも、看守をじっと見つめてはいけないぞ、と。

そして、囚人同士で「お前は死ぬまでここにいるのか」と。

Look down! Look down!を挟んで、前のセリフに対して、後ろのセリフはディスっていますね。これは、この後もそうなっています。ユニークですね。

I’ve done no wrong. Sweet Jesus, hear my prayer. Look down! Look down! Sweet Jesus doesn’t care.

俺は悪いことなどしていない。優しいイエスさま、私の祈りを聞いて下さい / 優しいイエス様は、どうでもいいって。

I know she’ll wait, I know that she’ll be true. Look down! Look down! They’ve all forgotten you.

妻は俺を待っててくれる、彼女は真実の愛だ / お前のことなんて全部忘れてるさ

When I get free You won’t see me ’Ere for dust. How long, Dear Lord Before you let me die?

ジャンバルジャンが登場します。2ヶ所の歌詞を合わせましたが、バルジャンは、「俺が自由になったら、こんな掃き溜めみたいなところには二度と戻らない」

「親愛なるイエス様いったい私を死なせてくださるまで、後どれくらいですか?」と聞いています。絶望している感じですね。

そして、ここから看守のジャベールと会話形式の歌詞になっていきます。バルジャンが釈放されるくだりに入っていきます。

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Now bring me prisoner 24601, your time is up and your parole’s begun. You know what that means.

ジャベールのセリフです。「囚人番号24601を連れてこい。刑期が終わり、仮釈放となった。意味は分かるか?」ジャンバルジャンの囚人番号24601は、物語の間、ジャンバルジャンを指す名前として何度も登場しますね。

Yes, It means I’m free

バルジャンは、「自由だ!」と喜びます。しかし、この後に続くジャベールのセリフは、ある意味この物語のキーであるような気がします。

No, It means you get your yellow ticket-of-leave. You are a thief !

違う、お前が手にしたのは仮釈放のチケットだ。お前は泥棒だ!とジャベールは、あくまで犯罪人であることを強調していますね。そして、ここから二人の追いかけっこが始まるんですね。

この後の歌詞で、バルジャンは、「ただパンを盗んだだけだ」と言い、「でも、家に押し入っただろ」とジャベールは問い詰めます。そして、バルジャンは「妹の子が飢えて死にそうだった。自分たちは飢えていたのだ」と弁解します。

You will starve again unless you.know the meaning of the law.

「法律の意味を知らなければまた飢えることになるだろう」とジャベールは言います。法律が正義の全てだと思っているジャベールの思想が出ている箇所ですね。ジャベールを象徴するセリフです。

I know the meaning of those nineteen years. A slave of the law.

それに対し、ジャンバルジャンは、「19年間で法律は学んだ」と言っています。これは、パン一つ盗んだだけで19年間も投獄されたことに対し、法律は理不尽であることを知ったという意味です。

それに対して、ジャベールは、刑期は5年だったのに、お前は脱獄を謀ったからだと追求し、「24601」と呼びかけます。バルジャンは、「俺の名前はジャンバルジャンだ!」と。「俺の名前はジャベールだ、忘れるな24601」と言い返します。

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最後に曲を載せておきます。

まとめ

映画『レミゼラブル』の序曲「Work Song」を解説しました。ジャンバルジャンとジャベールの追いかけっこの始まりが分かる曲ですね。歌ですが、セリフになっているので見逃せないところです。次回は、仮釈放になったジャンバルジャンがどんな行動をとるのか、『独白』について解説していこうと思います。

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