レミゼラブル序曲『WorkSong/囚人の歌』和訳を徹底解説!!

レミゼラブル

映画の冒頭、海の中で沈没した船をロープで引く男たち。迫力満点で、一気に物語に吸い込まれるシーンですね。男たちがロープを引きながら歌う曲は「囚人の歌」です。力強い男性の声がリズミカルに流れます。

今回は、「囚人の歌」の解説をしていきたいと思います。

映画『レミゼラブル』を無料で視聴するなら、こちらから。

スポンサーリンク 

レミゼラブル囚人の歌/Work Song 歌詞

作詞:ハーバード・クレッツマー
作曲:クロード・ミッシェル・ショーンベルグ

Look down! Look down!
Don’t look ‘em in the eye.
Look down! Look down!
You’re here until you die.

The sun is strong.
It’s hot as hell below!
Look down! Look down!
There’s twenty years to go.

I’ve done no wrong.
Sweet Jesus, hear my prayer.
Look down! Look down!
Sweet Jesus doesn’t care.

I know she’ll wait,
I know that she’ll be true.
Look down! Look down!
They’ve all forgotten you.

(バルジャン)
When I get free
You won’t see me
‘Ere for dust.

Look down! Look down!
Don’t look ‘em in the eye.

(バルジャン)
How long, Dear Lord
Before you let me die?

Look down! Look down!
You’ll always be a slave.
Look down! Look down!
You’re standing in your grave.

(ジャベール)
Now bring me prisoner 24601, your time is up and your
parole’s begun. You know what that means.

(バルジャン)
Yes, It means I’m free

(ジャベール)
No, It means you get your yellow ticket-of-leave.
You are a thief !

(バルジャン)
I stole a loaf of bread

(ジャベール)
You robbed a house

(バルジャン)
I broke a window pane. My sister’s child
was close to death. And we were starving.

(ジャベール)
You will starve again unless you
know the meaning of the law.

(バルジャン)
I know the meaning of those nineteen
years. A slave of the law.

(ジャベール)
Five years for what you did. The rest because
you tried to run. Yes, 24601.

(バルジャン)
My name is Jean Valjean!

(ジャベール)
And I’m Javert! Do not forget my name.
Do not forget me, 24601

Look down! Look down!
You’ll always be a slave.
Look down! Look down!
You’re standing in your grave.

Work Songで歌ってるLook downって?歌詞を解説

Look down! Look down! Don’t look ‘em in the eye. Look down! Look down! You’re here until you die.

きっと、この曲で一番印象に残る歌詞が「Look down」ですよね。英語がしゃべれない私でも、この歌詞は聞き取れました。

海に入り、沈没した船を引き揚げているのは囚人たち。囚人たちが、上から監視する看守に向かって「下を見ろ。俺たちを見てくれ」と言っています。でも、看守をじっと見つめてはいけないぞ、と。

そして、囚人同士で「お前は死ぬまでここにいるのか」と。

Look down! Look down!を挟んで、前のセリフに対して、後ろのセリフはディスっていますね。これは、この後もそうなっています。ユニークですね。

I’ve done no wrong. Sweet Jesus, hear my prayer. Look down! Look down! Sweet Jesus doesn’t care.

俺は悪いことなどしていない。優しいイエスさま、私の祈りを聞いて下さい / 優しいイエス様は、どうでもいいって。

I know she’ll wait, I know that she’ll be true. Look down! Look down! They’ve all forgotten you.

妻は俺を待っててくれる、彼女は真実の愛だ / お前のことなんて全部忘れてるさ

When I get free You won’t see me ’Ere for dust. How long, Dear Lord Before you let me die?

ジャンバルジャンが登場します。2ヶ所の歌詞を合わせましたが、バルジャンは、「俺が自由になったら、こんな掃き溜めみたいなところには二度と戻らない」

「親愛なるイエス様いったい私を死なせてくださるまで、後どれくらいですか?」と聞いています。絶望している感じですね。

そして、ここから看守のジャベールと会話形式の歌詞になっていきます。バルジャンが釈放されるくだりに入っていきます。

スポンサーリンク 
Now bring me prisoner 24601, your time is up and your parole’s begun. You know what that means.

ジャベールのセリフです。「囚人番号24601を連れてこい。刑期が終わり、仮釈放となった。意味は分かるか?」ジャンバルジャンの囚人番号24601は、物語の間、ジャンバルジャンを指す名前として何度も登場しますね。

Yes, It means I’m free

バルジャンは、「自由だ!」と喜びます。しかし、この後に続くジャベールのセリフは、ある意味この物語のキーであるような気がします。

No, It means you get your yellow ticket-of-leave. You are a thief !

違う、お前が手にしたのは仮釈放のチケットだ。お前は泥棒だ!とジャベールは、あくまで犯罪人であることを強調していますね。そして、ここから二人の追いかけっこが始まるんですね。

この後の歌詞で、バルジャンは、「ただパンを盗んだだけだ」と言い、「でも、家に押し入っただろ」とジャベールは問い詰めます。そして、バルジャンは「妹の子が飢えて死にそうだった。自分たちは飢えていたのだ」と弁解します。

You will starve again unless you.know the meaning of the law.

「法律の意味を知らなければまた飢えることになるだろう」とジャベールは言います。法律が正義の全てだと思っているジャベールの思想が出ている箇所ですね。ジャベールを象徴するセリフです。

I know the meaning of those nineteen years. A slave of the law.

それに対し、ジャンバルジャンは、「19年間で法律は学んだ」と言っています。これは、パン一つ盗んだだけで19年間も投獄されたことに対し、法律は理不尽であることを知ったという意味です。

それに対して、ジャベールは、刑期は5年だったのに、お前は脱獄を謀ったからだと追求し、「24601」と呼びかけます。バルジャンは、「俺の名前はジャンバルジャンだ!」と。「俺の名前はジャベールだ、忘れるな24601」と言い返します。

スポンサーリンク 

最後に曲を載せておきます。

Les Miserables, Look Down / Work Song Lyric Video

まとめ

映画『レミゼラブル』の序曲「Work Song」を解説しました。ジャンバルジャンとジャベールの追いかけっこの始まりが分かる曲ですね。歌ですが、セリフになっているので見逃せないところです。次回は、仮釈放になったジャンバルジャンがどんな行動をとるのか、『独白』について解説していこうと思います。

通常バナー

タイトルとURLをコピーしました